バイブレータ(英: vibrator)とは、連続または断続した一定の振動を生む機械や機材。バイブレーターと呼ぶことも、また略して単にバイブと呼ぶこともある。目次 一般的な構造はモーターの軸に重心を偏らせた錘(偏心錘)を取り付けた構造のもので、モーターを回転させることで回転軸が振動し、得られた振動を利用する。その他、振動の発生方法にはクランクとばねを用い共振させる方法や、電磁石に交流電源を与え周期的な吸引・反発力を利用するものがある。バイブレーターは機械の構成要素として振動を利用する機械の振動源として用いられ、粉体や粒体の搬送・ふるい分け・締固め・ほぐし出しに用いられる。機械の一要素として使用する場合は、振動を与える部位を浮かせる部位を別途ばねまたは防振ゴムを用いて機械の固定部から浮かせる必要がある。任意の加速度を持つ振動を物体に与える装置は特に加振機もしくは振動試験機と呼ぶ。
1 概要
2 応用例
3 派生的用法
4 バイブレーターをテーマにした作品など
概要
応用例
携帯電話や無線呼出 - 振動により着信を伝える。
聴覚障害者向けの目覚し時計 - 振動により時間を知らせる。
テレビゲーム機のコントローラー - 振動によりゲームの臨場感を出したりする。
生コンクリート打設用電動工具 - 生コンクリートを打設する際に振動を与えて充填(締固め)を促す電動工具。ホースまたはパイプ部分の中に偏心軸が仕込んであり、打設時に生コンクリート内に突き刺して使用する。型枠の外に取り付けて使用するタイプのものや、打設面仕上げ用に平たい板を細かく振動させるものもある。コンクリート工#施工も参照のこと。
バイブレータ (性具) - 振動などにより快感を得られる性具のこと。
派生的用法
電子回路の一つで、2つの増幅素子が抵抗とコンデンサでそれぞれ入力に返される、たすき掛け構成をとる回路はマルチバイブレータを参照。なお安定状態を持たない非安定マルチバイブレータは矩形波の発振回路となる。
バイブレーターをテーマにした作品など
ヴァイブレータ (小説) - 赤坂真理の小説。映画化もなされた。
.mw-parser-output .dmbox{display:flex;align-items:center;clear:both;margin:0.9em 1em;border-top:1px solid #ccc;border-bottom:1px solid #ccc;padding:0.25em 0.35em;font-size:95%}.mw-parser-output .dmbox>*{flex-shrink:0;margin:0 0.25em;display:inline}.mw-parser-output .dmbox-body{flex-grow:1;flex-shrink:1;padding:0.1em 0}このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。
更新日時:2019年2月20日(水)13:41
取得日時:2021/11/05 04:41