バイト対符号化(ばいとついふごうか、英: Byte Pair Encoding、略してBPE)は、データ圧縮法のひとつで、可逆圧縮に分類される。一般的な圧縮法と比較して圧縮速度が極端に遅いという欠点はあるが、展開速度は爆発的な速さである。また、展開ルーチンが非常に小さく作ることが可能であるという特徴を持つ。このような特徴から、性能の低いコンピュータ用のゲームソフトのデータ圧縮などに用いられることが多い。 出現頻度が高い2バイトを使われていない1バイトに置き換えていくことを繰り返して圧縮する。 ABCDCDABCDCDE出現頻度の高い CD のペアを使われていない Z に、次に頻度の高い AB のペアを Y に置き換える 実際には、これに符号の対応表を付加してからファイルに出力する。
符号化の原理
YZZYZZE出現頻度の高い YZ(ZZ でも構わない)のペアを使われていない X に置き換える
XZXZE出現頻度の高い XZ のペアを使われていない W に置き換える
WWEWW のペアはひとつしか出てこないのでここで終わり
表
話
編
エントロピー符号
一進法
算術
Asymmetric numeral systems(英語版)
ゴロム
ハフマン
適応型(英語版)
正準(英語版)
MH
レンジ
シャノン
シャノン・ファノ
シャノン・ファノ・イライアス(英語版)
タンストール(英語版)
ユニバーサル(英語版)
指数ゴロム(英語版)
フィボナッチ(英語版)
ガンマ
レーベンシュタイン(英語版)
辞書式(英語版)
BPE
Deflate
Lempel-Ziv
LZ77
LZ78
LZFSE
LZH
LZJB(英語版)
LZMA
LZO
LZRW(英語版)
LZS(英語版)
LZSS
LZW
LZWL(英語版)
LZX
LZ4
ROLZ(英語版)
統計型(英語版)
Brotli
Snappy
Zstandard
その他
BWT
CTW(英語版)
Delta
DMC(英語版)
MTF
PAQ
PPM
RLE
音声
理論
ビットレート
平均(ABR)
固定(CBR)
可変(VBR)
コンパンディング
畳み込み
ダイナミックレンジ
レイテンシ(英語版)
標本化定理
標本化
音質
音声符号化
サブバンド符号化
変換符号化
知覚符号化
コーデック
A-law
μ-law
ACELP
ADPCM
CELP
DPCM
フーリエ変換
LPC
LAR
LSP
MDCT
音響心理学
WLPC
画像
理論
クロマサブサンプリング
符号化ツリーユニット(英語版)
色空間
圧縮アーティファクト
解像度
マクロブロック
ピクセル
PSNR
量子化(英語版)