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出典検索?: "バイタルサイン"
バイタルサイン(vital signs)は、生命兆候という意味の医学・医療用語である。
日本の医療従事者の間では、(特に現場で)バイタルサインのことを「バイタル」と略して呼ぶことがある。 「vital signs バイタルサイン」は医学・医療用語であり、「vital バイタル」は「生きている」、「sign サイン」は「兆候」という意味で、つまり人間が生きている状態であるということを示す兆候(=生命兆候)を意味する[1]。 英語では複数形で「vital signs」とされるように、兆候はいくつもある。人間が生きている場合には次のような兆候がある[1]。 この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2019年3月) 救急医療の現場では、バイタルサインとして意識レベル(意識スケール)も重要視している。先ず疾病者等の意識をアセスメント(確認)して「意識レベル」の判定を行う。簡略に判定する場合は、アセスメントは3段階で行う[2]。STEP1 - まず「○○さん、わかりますか??」などと声がけして、声に反応があるか観察する[2]。もし行き倒れた人や身元不明者などで名前が分からない場合は、名前抜きで「大丈夫ですか??」などと適当に声がけして観察する[2]。このSTEP1で反応が無かったらSTEP2に進み、肩を手のひらでパタパタなどと叩きつつ「○○さーん、起きてくださーい!」と大きな声で叫んで反応を観察する(ただ耳が遠いだけ、という人もいるため)[2]。STEP2でも反応が無かったらSTEP3に進み、腕の皮膚などをつねり、反応を観察する[2]。
概要
心臓が拍動し[1]
血圧が一定値以上に保たれ[1]
息(呼吸)をし[1]
体温を維持し[1]
排尿・排便し[1]
意識状態に応じて反応し[1]
脳波が特定パターンを示す[1]
測定
4つのバイタルサイン
「バイタルサインの測定」と言う場合は[1]、通常、それらの兆候の中から血圧・脈拍・呼吸速度・体温の測定を行っている[1]。そしてそれらを数値で表す。
第5、第6のバイタルサイン
測定する時には基本的には上記の4つの兆候が選ばれることが一般的なわけであるが、加えて他の兆候も併用されることがあり、それらは「fifth vital sign(第5のバイタルサイン)」や「sixth vital sign(第6のバイタルサイン)」などと呼ばれている。第5、第6のバイタルサインとしては、瞳孔の反射を診ることも行われ、尿量を含める場合もある。最近では、パルスオキシメーターによる動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定値も含めることがある。
測定に用いる機器
基本の4つは、体温計・血圧計・腕時計の3つがあれば測定できる。脈拍は基本的には手指で測定できるが、あまりに弱い場合は聴診器が必要となる。病院内でバイタルサインをモニタリング(継続的に測定・記録)する場合には、英語で「medical monitor
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バイタルサインモニター上の心拍数、酸素飽和度、血圧など。(シミュレーション画面、米国ペンサコーラ海軍病院)
循環器科で使用される、5点誘導式の患者モニターに表示された心電図、心拍数、脈波、呼吸数、血中酸素飽和度、血圧、体温など。(表示画面はあくまでデモンストレーションモード。)上位機種なので、3点誘導式のモニタと比べて、より多くの心電図情報が表示されている。
バイタルサインのチェック。(アメリカ海軍の衛生下士官と日本の医療専門家によるベトナム女性の状態の確認)
参考文献
『南山堂 医学大辞典』
脚注^ a b c d e f g h i j k 『南山堂 医学大辞典』第17版【バイタルサイン】
^ a b c d e [1]