バイオハザードシリーズ
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この項目では、日本のゲームシリーズについて説明しています。

本作を元にしたアメリカイギリス映画シリーズについては「バイオハザード (映画シリーズ)」をご覧ください。

その他の名称については「バイオハザード (曖昧さ回避)」をご覧ください。

日本国外の名称であるレジデント・イービルについては「レジデント・イービル (曖昧さ回避)」をご覧ください。

バイオハザード シリーズ
BIOHAZARD series
RESIDENT EVIL series

ジャンルサバイバルホラー
開発元カプコン
発売元カプコン
主な製作者三上真司
小林裕幸
神谷英樹
中西晃史
稲船敬二
竹内潤
川田将央
竹中司
佐藤大
鈴木幸太
平林良章
松下邦臣
佐々木栄一郎
菅正太郎
清水崇
辻本貴則
対応機種PlayStation, NINTENDO64, Windows, ドリームキャスト, PlayStation 2, ゲームボーイカラー, NINTENDO GAMECUBE, Nintendo DS, PlayStation 3, Xbox 360, Nintendo 3DS, Wii, Wii U, PlayStation 4, PlayStation Vita, PlayStation VR, Xbox One, Nintendo Switch,Google Stadia, PlayStation 5, Xbox Series X/S, Meta Quest 2
1作目バイオハザード
1996年3月22日
最新作バイオハザード RE:4
2023年3月24日
スピンオフ作品ガンサバイバーシリーズ
ザ・マーセナリーズ
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『バイオハザード』(BIOHAZARD、英語圏の洋題: Resident Evil)シリーズは、カプコンによる日本コンピュータゲームシリーズ。主なジャンルは「サバイバルホラー」で、派生作品によっては「サバイバルガンシューティング」、「サバイバルアクション」、「サバイバルシューター」などと銘打たれたものも含まれている。
概要

バイオハザードシリーズのモデルとなった作品は黒沢清監督が制作、東宝が配給した日本映画の『スウィートホーム』をカプコンがゲーム化し、1989年12月に発売されたファミコン専用の『スウィートホーム』である[1]。洋館から脱出するというストーリー展開はこの作品から考え出された。バイオハザードを最初にプロデュースした三上真司

1996年PlayStationで発売された後にシリーズ化され、携帯アプリも含めて様々なハードで商品展開されている人気タイトル。移植作品を含めた2023年9月30日時点でのタイトル数は168作品にもおよび、全世界でシリーズ累計1億5,000万本以上を売り上げている[2][3]。この実績は同社の代表作である『ストリートファイター』シリーズ『モンスターハンター』シリーズ『ロックマン』シリーズ『デビルメイクライ』シリーズをも上回る。

本作以前にも「ホラーゲーム」と呼ばれる作品は発売されていたが、本作のヒットにより一ジャンルとして確立されて広く一般へ浸透した。同社では本作のヒットをきっかけに基本システムを流用した他のシリーズ作品として『ディノクライシス』シリーズ、『鬼武者』シリーズ、『デビルメイクライ』シリーズなどの作品群も発売している。

数あるアクションゲームの中でも肉体損壊および流血描写の過激さや登場するモンスター達のグロテスクさは群を抜いており、ソフトのパッケージには「このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。」といった主旨の注意書きが印字されている[注 1][注 2]

商品展開としてドラマCD化・小説化・漫画化などが行なわれており、登場人物や世界観をゲームと同一としたフルCGアニメ映画も製作されている。また、ゲーム上の設定を一部取り入れた実写映画が公開されており、こちらもシリーズ化されている。

ジャンルとしては『1』から『0』までのシリーズは探索を重視したホラーであり、『4[4]から『6』以降はホラーに加えてアクション要素が強くなっているが、『7』以降からはホラー要素を重点に置いている。

表記は基本的に大文字で『BIOHAZARD』(『2』-『3』、『5』-『ヴィレッジ』など)であるが、作品によっては『BIO HAZARD』(『1』)、『biohazard』(『0』、『4』など)、『Biohazard』(『アンブレラクロニクルズ』)などと表記が異なるものもある。
ゲームシステム

映画のワンシーンのような固定式カメラでの第三者視点からキャラクターを操作する、いわゆるラジコン操作であったため、初期はユーザーから戸惑いの声も多かったが、シリーズ作品や同システムの他作品の定着につれ、薄れていった。『1』-『3』、『CV』、『0』までは上記の操作方法に加え、ホラー要素とアドベンチャー要素が強かった。

しかし、フルモデルチェンジが敢行された『バイオハザード4』以降から、操作キャラクターを後方視点から追う、ビハインドカメラ方式と操作入力がエイミング操作のTPSシステムとなっている。ラジコン操作では方向転換の入力をしなければ前後にしか移動できなかったが、こちらの操作法では倒した方向に瞬時に移動できるようになり、さらに表示されたアクションボタンの操作により、置かれているオブジェクトの調査やアイテムの取得、扉などの開閉の動作が可能になったり、銃を構えた際にラジコン操作では、単純に敵に向けて銃撃するだけであったが、頭部や脚、弱点などより細かな部位に直接的に狙いを付けられるようになったり、体術が使えるようになったりするなど、アクション要素が強い様式に変わっており、こちらの方式はシリーズが進むにつれて新たなシステムやアクション、細やかな演出が取り入れられながら『6』『RV2』まで継承されている。

『7』、『ヴィレッジ』では一人称視点(FPS)でのカメラ方式となっている。なお、『2』のリメイクである『RE:2』と、『3』のリメイクにあたる『RE:3』では、再び『4』や『5』のようなTPS方式が取り入れられており、作品によっては操作方式が変更されることもある。また、フルモデルチェンジされる以前に発売されたPSPで『バイオハザード ポータブル(仮称)』が発売される予定であった[5]打ち切りになった[注 3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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