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ハ短調
各言語での名称
英語C minor
独語C-Moll
仏語Ut mineur
伊語Do minore
中国語C小調
音階
は全音を、は半音を示す。
関係調
同主調 (I)ハ長調
平行調 (III)変ホ長調
属調 (Vm)ト短調
属調平行調 (VII)変ロ長調
下属調 (IVm)ヘ短調
下属調平行調 (VI)変イ長調
前後の調と異名同音調
異名同音調なし
半音下の調ロ短調
半音上の調嬰ハ短調
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ハ短調(ハたんちょう)は、西洋音楽における調のひとつで、ハ (C) 音を主音とする短調。調号はフラット3箇所 (B, E, A) である。 ハ短調の音階構成音上行→下行123456787654321 赤マスは一般に臨時記号により表される。 ハ短調の和音構成音(ダイアトニック・コード)コードネームCmDm-5E♭augFmGA♭Bm-5CmM7Dm7-5E♭augM7Fm7G7A♭M7Bdim7G7(♭9) 和音は和声的短音階で考えたもの。 短調の作品が極端に少なかった古典派時代においてハ管のトランペットが使える調であることから短調の中でもこの調はニ短調に次いで多く書かれた。交響曲や協奏曲のジャンルではトランペットとティンパニを加えた葬送的な作品が多い。 シャルパンティエはこの調について「陰鬱さとわびしさを表す」と述べている。マッテゾンは「並はずれて愛らしく、同時にまた、悲しい調」と述べている。 モーツァルトのピアノソナタ第14番、ピアノ協奏曲第24番、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」、「コリオラン」序曲、ピアノ協奏曲第3番、ピアノソナタ第8番「悲愴」、最後のピアノソナタ第32番などの様々な名曲が生まれた。 Category:ハ短調を参照。
音階と和音
自然短音階CDE♭FGA♭B♭CB♭A♭GFE♭DC
和声的短音階CDE♭FGA♭B♮CB♮A♭GFE♭DC
旋律的短音階CDE♭FGA♮B♮CB♭A♭GFE♭DC
第9音A♭
第7音B♮CDE♭FGA♭F
第5音GA♭B♮CDE♭FGA♭B♮CDE♭FD
第3音E♭FGA♭B♮CDE♭FGA♭B♮CDB♮
根音CDE♭FGA♭B♮CDE♭FGA♭B♮G
和音記号IIIIIIIVVVIVIII7II7III7IV7V7VI7VII7V9
VIIの和音 (Bm-5) はV7 (G7) の、VII7の和音 (Bm7-5) はV9 (G7(♭9)) の根音を省略した形とみなされることがある。
その他のコードネームも実際の楽譜では異名同音的に変えられることがある。
特徴
ハ短調の曲の例
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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