ハーフライフ2
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ハーフライフ2ジャンルFPS
対応機種Windows / Xbox / Xbox 360 / Mac OS X / PS3 (日本語化なし)
開発元Valve Software
発売元 エレクトロニック・アーツシエラエンターテインメント(販売中止)
メディアDVDROM
発売日2004年11月17日(Windows版)
2008年5月22日(Xbox 360版)
2010年5月26日(Mac OS X版)
対象年齢CERO:Z(18才以上のみ対象)
ESRBM(17歳以上)
PEGI:16
デバイスキーボードマウス(PC版)
エンジンSource Engine
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動作環境

最小動作環境推奨動作環境
Microsoft Windows
OSWindows 7, Vista, XP
CPU1.7 GHz
メモリ512 MB
HDD
空き容量6500 MB
グラフィック
カードDirectX 8.1 level Graphics Card (requires support for SSE)

『ハーフライフ2』(Half-Life 2、HλLF-LIFE 2、略称: HL2)は、アメリカValve Softwareによって開発されたファーストパーソン・シューティングゲーム。『ハーフライフ』の正統な続編。Windows版は2004年、Xbox版は2005年、Xbox 360日本語版は2008年に発売された。

事前にグラフィックカードの大手ATIが「ATIクーポン」と呼ばれる『ハーフライフ2』を起動させるためのキーを自社の製品に添付するという大規模なキャンペーンを行い、プロモーション映像では高画質なグラフィックと物理エンジンの動作が話題を呼んだ。しかし開発中のバージョンが流出するという騒ぎが発生し一年ほど発売が延期される(この流出版は「リーク版」や「HL2.Anon」と言われ実行可能な状態であった)。
モード
シングルモード

マルチプレーヤー(HλLF-LIFE 2:DEATH MATCH, HL2:DM)。こちらは単独作品扱いであり、前作『ハーフライフ』における「Half-Life DeathMatch」があくまで『ハーフライフ』のマルチプレイヤーモードを指す呼称だったのに対し、『HL2:DM』は別ゲームとしてインストールされる。そのため、
Steamでの『ハーフライフ2』単体購入や、『ハーフライフ2 エピソード1』(以下『Ep1』)+『ハーフライフ2 エピソード2』(以下『Ep2』)+『Portal』+『Team Fortress 2』のセットである『The Orange Box』の購入ではインストールされない。ATI製、もしくはNVIDIA製のグラフィックボードを使用していると無料でダウンロードが可能[1][2]であった。現在は終了している模様。

内容
ストーリー

舞台は前作から約15年後の世界、異世界ゼン (Xen) の生物が地球に根付き、ブラック・メサ時代の上司ブリーン博士が支配する管理された東欧の都市「シティ 17」を中心としてストーリーは進行する。G-Manによって半ば無理やり送り込まれた主人公ゴードン・フリーマン博士は、レジスタンスとともに、支配者であるコンバインたちとブリーン博士との戦いに身を投じることとなる。

続編として、『ハーフライフ2 エピソード1』(HλLF-LIFE 2 Episode One)が2006年6月2日に発売、また『ハーフライフ2 エピソード2』(HλLF-LIFE 2 Episode Two)が2007年10月9日に発売され、ゲームパック『The Orange Box』にも収録された。続編『ハーフライフ2 エピソード3』(HλLF-LIFE 2 Episode Three)の発売日は未定。

本編の体験版とは別に、『ハーフライフ2 ロスト・コースト』(HλLF-LIFE 2 Lost Coast)が2005年10月27日にリリースされている。これは「17号ハイウェー」の没シナリオを再利用したもので、改良されたSource Engineの技術デモと、続編の開発の遅れを紛らわす目的でリリースされたもので、単体で動作し、無料でプレイが可能。
チャプター

本編は14チャプターに分けられる。体験版ではチャプター1とチャプター6がプレイ可能。
挿入点(Point Insertion)

"特別な日"(A Red Letter Day)

ルート・カナール(Route Kanal)

ウォータハザード(Water Hazard)

ブラック・メサ・イースト(Black Mesa East)

"レーベンホルムには行かない..."("We Don't Go To Ravenholm...")

17号ハイウェー(Highway 17)

サンドトラップ(Sand Trap)

ノバ・プロスペクト(Nova Prospekt)

輸送網(Entanglement)

敵性市民1(Anticitizen One)

"フリーマンに続け!"("Follow Freeman!")

我が支援者たち(Our Benefactors)

暗黒エネルギー(Dark Energy)

前作と同じく各マップは特定の箇所にプレイヤーが差し掛かると次のものがロードされるという方式を採用しており、ステージといった明確な区切りが存在しないシームレスなストーリー展開になっている(上のチャプターの区分も、あるところに差し掛かるとチャプター名が画面上に数秒間表示されるだけである)。また同様にイベントシーンはムービーを使わずリアルタイムにレンダリングされ、それもすべてプレイヤーの操る主人公ゴードンの視点で目撃される仕組みになっている。
登場人物
ゴードン・フリーマン博士(Dr. Gordon Freeman)
声 : 無しモデル : ケリー・ベイリー(英語版)本作の主人公。マサチューセッツ工科大学卒。本作では、前作のエピローグにおいてG-Manの部下となることを選択した設定になっている。反乱軍においては英雄とみなされており、行く先々でレジスタンスの兵士から熱い歓迎を受ける。G-Manによって別の次元に幽閉されていたため老化はしていないようであるが、時折「仕事」を命じられ各地に派遣されているようである(その一つが『ロスト・コースト』のストーリーと思われる)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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