ハートヤイ駅
ハートヤイ駅
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Hat Yai Junction
所在地 タイ王国
ソンクラー県ハートヤイ郡北緯7度0分14.08秒
東経100度28分3.25秒
ハートヤイ駅(ハートヤイえき、タイ語??????????????????????)は、タイ王国南部ソンクラー県ハートヤイ郡にある、タイ国有鉄道南本線の駅である。ハジャイ駅と表記されることも多い。目次 1914年、タイ国鉄南本線の一部区間ソンクラー - カンタン間の開通[1]によりハートヤイ地区を経由する鉄道が建設され、その後、南方への鉄道分岐点の整備・ハートヤイ市街地の建設に伴い、1924年に当駅が開業(建設の経緯についてはハートヤイ郡及び謝枢泗を参照)。 南本線は当駅で、半島東海岸沿いにヤラー県、ナラティワート県を貫いてス・ンガイ・コーロックへ向かう本線と、マレー半島西岸側へ通じ、パダン・ブサールでマレー鉄道ケダ線に接続する支線(ハートヤイ=パダンブサール線)が分岐する。タイ?マレーシア間の国境を跨いで運行される3つの国際列車、すなわちバンコクとマレーシアペナン州にあるバターワース駅を結ぶ寝台特急第35,36列車(タイ国鉄による運行)、KLセントラル駅と当駅を結ぶ寝台特急第953,954列車(ランカウィ急行;マレー鉄道による運行)、およびイースタン・オリエント・エクスプレスはこの支線を経由する。かつてはソンクラーへの支線も当駅から分岐していたが、同支線は自動車との競合による利用客の激減のため1979年に廃止となった[2]。 バンコク方面への長距離直通列車やマレー鉄道への直通列車(上述)の他、南部地域各線のローカル普通列車も運行されており、1日28本の列車が発着する。長距離列車はこの駅で編成の分割・併合を行うものも多い。当駅は南本線南部の運行拠点として機能しており、駅構内に隣接して大規模な機関区・客車区が設けられている。 タイ国有鉄道南本線の本格的な工事は北側1カ所(ペッチャブリー駅)、南側2カ所(ソンクラー駅、カンタン駅)の3カ所より開始された。当駅はソンクラー駅側からの第一期工事により1913年1月1日に開業した。開業当時の駅名はウータパオ駅であったが1924年に現在の地に移動後ハートヤイ駅となった。 単式及び島式2面の複合型ホーム2面3線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。 [脚注の使い方] 南本線 (三等駅以上を記載、太字は一等駅)
1 概要
2 歴史
3 駅構造
4 駅周辺
4.1 蒸気機関車
5 脚注
6 参考文献
7 関連項目
8 外部リンク
概要
歴史
1913年1月1日 【開業】パッタルン駅 - ソンクラー駅 (26.68km)
1917年4月1日 【開業】ウタパオ分岐駅 - クローンサイ駅 (100.27km)
駅構造
駅周辺
タイ国政府観光庁ハートヤイ事務所
タイ王国観光警察(ツーリストポリス)分駐所
ロビンソン(スーパーマーケット) (100m)
ハートヤイ国際空港 (15km)
蒸気機関車
当駅駅前に、退役した蒸気機関車244号機(1928年Baldwin製、製造番号60410[3])が静態保存されている。
脚注
^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.31
^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.299
^ 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)p.17
参考文献
高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)
柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5
関連項目
タイの鉄道駅一覧
タイ国有鉄道南本線
謝枢泗
外部リンク
タイ国鉄友の会 - ウェイバックマシン(2003年4月5日アーカイブ分)