ハンナ_(映画)
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ハンナ
Hanna
監督
ジョー・ライト
脚本セス・ロックヘッド
デヴィッド・ファー
原案セス・ロックヘッド
製作マーティ・アデルスタイン
スコット・ネメス
レスリー・ホーララン
製作総指揮バーバラ・A・ホール
出演者シアーシャ・ローナン
エリック・バナ
ケイト・ブランシェット
音楽ケミカル・ブラザーズ
撮影アルウィン・H・カックラー
編集ポール・トットヒル
製作会社マーティ・アデルスタイン・プロダクションズ
スタジオ・バーベルスベルク
配給 フォーカス・フィーチャーズ
SPE
公開 2011年4月8日
2011年8月27日
上映時間112分
製作国 アメリカ合衆国
イギリス
ドイツ
言語英語
フランス語
ドイツ語
イタリア語
アラビア語
スペイン語
製作費$30,000,000[1]
興行収入$63,782,078[1]
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『ハンナ』(原題: Hanna)は、ジョー・ライト監督による2011年アメリカアクションスリラー映画である。主演はシアーシャ・ローナンであり、ライト監督とは『つぐない』以来、2度目のタッグとなる。2019年 - 2021年にはAmazonプライム・ビデオオリジナルの連続ドラマとして完全リメイクされ、配信された(詳細は ハンナ (テレビドラマ) を参照)。
ストーリー

ハンナ(シアーシャ・ローナン)はプラチナブロンドの16歳の少女。北極に近いフィンランド森林地帯の人里離れた電灯もない小屋に、父エリック(エリック・バナ)と二人きりで住み、日々サバイバル能力を磨いている。ハンナは父に教わり、英語、ドイツ語スペイン語アラビア語もマスターしていた。

小屋にはラジオテレビもなく、読める本は英語の百科事典とハンナが隠し持つグリム童話だけ。そのグリム童話の本には、若き日の母の写真が忍ばせてある。

父は一般的な情愛の念をハンナに見せず、もっぱらハンナのサバイバル能力を磨くのに専念していた。また偽の経歴や住所を、いつでもすらすらと説明できるように繰り返し仕込む。狩りに出たハンナは、トナカイを矢で射留め、瀕死となったトナカイに近づくと、命を奪う直前に「心臓を外しちゃった」と呟く。父はそんな彼女に容赦なく襲いかかり、油断の恐ろしさを教え「トナカイは自分で持ち帰れ」と言い捨てて冷たく立ち去る。ソリに乗せ、どうにかトナカイの死体を小屋に持ち帰り、憐憫の情も見せずに黙々と皮を剥ぎ、肉を処理するハンナ。

「私の用意はできているわ」としきりとせがむハンナに、ある日、父は「この装置のスイッチを入れれば外界に出ていける」と教える。父が狩りに出ている間に、ハンナは決心して装置のスイッチを入れる。すると、米国CIAエージェントのマリッサ・ウィーグラー(ケイト・ブランシェット)がその信号に気づいた。ハンナが装置を作動させたことを知った父は、髪を切り髭を剃り、スーツ姿で一人小屋を離れる。間もなく、ヘリコプターCIAエージェント率いる一個小隊が小屋を襲った。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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