この項目では、小型の斧について説明しています。工具としての手斧(ちょうな)については「釿」を、柄のない斧として用いられた石器については「握斧」をご覧ください。
ハンドアックス。刃の反対側が金槌状になっていないことに注意。ハチェット。旧東ドイツ製のキャンプ用手斧。
手斧(ておの)は、おもに片手で振る小型の斧[1]。おもに薪の小割りや枝払いなど、通常の両手で振るう斧よりも細かい作業に用いられる[1][2]。ハンドアックス (hand axe)、ハチェット (hatchet) などとも称される[1]。 英語の「hatchet」は、古フランス語の「hachete」すなわち「斧」を意味し英語の「axe」に相当する「hache」の指小辞であり、その起源はゲルマン語派に求められる。一方に鋭利な刃をもち、片手で打撃を加える道具であり、木の切断や分割に用い、刃の反対側は金槌状に加工されている。ハチェットは製材に使い、丸太の表面を平坦にするために用いられることもある。この目的用にハチェットの刃を加工したものはヒューイング・ハチェット (hewing hatchet) と称される[3]。 ハンドアックスとハチェットは、しばしば同義の言い換えできる言葉として用いられるが、本来は全く同じものではない。ハンドアックスは、小型の斧で、刃の反対側には平坦な底部があるが、ハチェットは金槌の頭部が付いている[4]。ウィスコンシン歴史博物館に展示されているキャリー・ネイションの斧 中英語において、「hatchet」は戦闘用の斧を指して用いられていた[5]。
ハチェット
脚注.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、手斧に関連するカテゴリがあります。^ a b c “手斧がひとつあると便利!おすすめのハンドアックス
^ “キャンプで薪割りするなら手斧がイイ!おすすめ手斧12選から使い方まで
典拠管理データベース: 国立図書館
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