ハンチョウ?神南署安積班?
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この項目では、ハンチョウ?神南署安積班?について説明しています。続編については「ハンチョウ?警視庁安積班?」をご覧ください。
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ハンチョウ
?神南署安積班?
ジャンル刑事ドラマ
原作今野敏
『神南署安積班』ほか、安積班シリーズ
脚本石原武龍
奥村俊雄
難波江由紀子
小澤俊介
末安正子
立見千香
大川俊道
安井国穂
いとう斗士八
岡芳郎
渡邉睦月
演出酒井聖博
竹之下寛次
和田旭
竹村謙太郎
村田忍
竹園元(MBS
出演者佐々木蔵之介
中村俊介
塚地武雅ドランクドラゴン
黒谷友香
賀集利樹
山口翔悟
安めぐみ
細川茂樹
渋谷飛鳥
田山涼成
音楽遠藤浩二
国・地域 日本
言語日本語
シリーズ数4
製作
プロデューサー橋本孝
遠藤正人
製作ドリマックス
TBS

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

シリーズ1
出演者近童弐吉(シリーズ1のみ)
鈴木拓(ドランクドラゴン)(シリーズ1のみ)
近野成美(シリーズ1のみ)
奥貫薫(シリーズ1のみ)
放送期間2009年4月13日 - 7月20日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠パナソニック ドラマシアター
放送分54分
回数15
公式サイト

シリーズ2
出演者佐野史郎(シリーズ2のみ)
放送期間2010年1月11日 - 3月22日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠パナソニック ドラマシアター
放送分54分
回数11
公式サイト

シリーズ3
出演者唐十郎(シリーズ3?シリーズ4)
宇梶剛士(シリーズ3?シリーズ4)
放送期間2010年7月5日 - 9月20日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠パナソニック ドラマシアター
放送分54分
回数12
公式サイト

シリーズ4?正義の代償?
放送期間2011年4月11日 - 6月27日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠パナソニック ドラマシアター
放送分54分
回数12
公式サイト
特記事項:
【シリーズ4】
初回は60分繰り上げ、2時間スペシャル(19:00 - 20:54)。
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『ハンチョウ?神南署安積班?』(ハンチョウ じんなんしょあづみはん)は、2009年から2011年まで月曜 20:00 - 20:54[注 1]に、TBS系列の「パナソニック ドラマシアター」枠で放送された日本の刑事ドラマシリーズ。原作は今野敏警察小説安積班シリーズ』。主演は佐々木蔵之介

本項での「S」はシリーズを表す。
概要

水戸黄門』や『大岡越前』など、時代劇の放送枠として長年続いてきた「ナショナル劇場」がスポンサーの社名変更に伴い「パナソニック ドラマシアター」に放送枠タイトルが変更されてから初の現代劇作品。東京渋谷の小さな警察署『神南署』の6人の刑事たちの奮闘を描く人情派刑事ドラマ。

2012年4月から放送のS5は、主演の佐々木蔵之介演じる安積剛志が神南署から警視庁へ異動。物語の舞台が警視庁に変わる。それに伴い、番組名も『ハンチョウ?警視庁安積班?』に改題された。

アメリカの刑事ドラマ「刑事コジャック」に多大な影響を受けている。
キャスト

S1からS4まで年齢の変更はなし。
警視庁神南警察署
安積班
安積剛志〈42〉
演 - 佐々木蔵之介刑事課強行犯係長。階級は警部補。部下がわずか5人しかいない弱小部署の責任者であるが、部下からは尊敬と親しみを込めて「ハンチョウ」(班長)と呼ばれている。自身も「誰かが辞めなくてはならないなら、自分が辞める」と言い切る部下思いである。飄々としていて一見頼りないが、個性派揃いの部下たちをチームとしてまとめ上げ、それぞれを自由に活動させながら、わずかな人員で捜査の実を挙げている手腕は相当なものであり、周囲からの信頼も厚い。劇中では強盗殺人事件等の凶悪犯罪が発生しても捜査本部が設置されることは少なく、ほとんど強行犯係のみが捜査を行っている。人あたりがよく、話術も巧みで、関係者と親しくなって事件に関する突っ込んだ情報を得たりしている。事件が発生すると先頭に立って現場に急行し、意外なところから事件の真相にたどり着く。現場に急行する際に大袈裟に背広を羽織る癖がある。妻とは離婚し、一人暮らし。看護師の娘・涼子がいるが、勤務先の神南総合病院の寮住まいであり同居していない。ただ、時々家を訪れて世話を焼いている。歯科恐怖症で大の歯医者嫌いであり、S2の第5話ラストでは、黒木と桜井に強引に歯医者に連れていかれそうになった。
村雨秋彦〈36〉
演 - 中村俊介刑事課強行犯係。階級は巡査部長。実質的なサブリーダーであり、他のメンバーに仕事を割り振ったり、集まった情報を整理したりしている。生真面目で堅苦しい印象を与えるが、非常に優秀な刑事であり係内での信頼は厚い。安積の型破りな仕事振りには全面的に同意できないものの、生まれ変わるなら安積になりたいと話すなどその実績と上司としての手腕を尊敬している(S1第6話)。3度の栄転の話があったが2度は破談になり、1度は自ら断った(S1第13話、S3第3話、S4第1話 - 第10話)。係内唯一の妻子持ち。幼稚園に通う娘がいることもあり、判断ミスで帰宅中の女子高生を死なせた須田を強く非難していた(S1第11話)。「ちょっとしたトラウマがある」ため犬が苦手(S3第5話)。また、昔はプロの囲碁棋士になりたかったがプロ試験で挫折して諦めたとのこと(S4第10話)。
須田三郎〈31〉
演 - 塚地武雅ドランクドラゴン)刑事課強行犯係。階級は巡査部長。体型の通り、のんびりした雰囲気の風貌の男。勘が鋭く、善人と悪人を見分けたり、被害者発見の段階で事件の性質を的確に見抜いたりしているが、本人にも根拠がわからないまったくの勘であるため、他の係員からの信望はいまいちであるが、その思慮深さと洞察力には、安積も一目置いている。帰宅中の女子高生を通り魔事件で死なせたり(S1第11話)、事件に巻き込まれて容疑者になる(S1第14話)など、刑事としてのミスが少なくなくはないが、安積は暖かく見守っている。S1では、とある事件で左足を負傷し入院していたが、退屈のあまり抜け出してきてしまい、松葉杖姿で捜査に参加した[注 2]
水野真帆〈31〉
演 -
黒谷友香刑事課強行犯係。階級は巡査部長。本作のヒロインで須田とは同期。安積班メンバーの紅一点的存在で容姿端麗だが、男勝りの行動派で、係の刑事たちに発破をかけることもしばしば。鑑識課出身の異色の経歴[注 3]を持ち、根拠・物証を重視する。そのため、須田が口にする「刑事の勘」的な発言はあくまで信用しない姿勢でいる。基本的には安積とコンビを組んで捜査にあたる。出身地は九州。元々はドラマオリジナルキャラクターだったが、後に原作にも逆輸入される形で登場する事になり、『烈日』所収の「新顔」から安積の部下として異動。「須田の同期」「元鑑識」という設定は受け継がれているが、須田の「刑事の勘」的発言も「勘ではなくそれなりの根拠がある」と信じる姿勢を見せる。また、警察学校時代から須田にかなわないという思いを持っている[注 4]
黒木和也〈29〉
演 - 賀集利樹刑事課強行犯係。階級は巡査長。几帳面で礼儀正しく、先輩・上司を敬い、後輩の面倒見もよい男気のあるさわやかなスポーツマンタイプの刑事。机も綺麗に整頓している。インターネットやパソコンなどのIT関係に詳しい。コンビを組む須田のことは自分と正反対のタイプながらも尊敬し信頼している。高校時代の同級生である中沢歩美と交際している。
桜井太一郎〈26〉
演 - 山口翔悟刑事課強行犯係。階級は巡査。安積班最年少メンバーであるため、刑事としての経験不足を痛感している。先輩・上司を素直に尊敬しており、みんなにかわいがられている。特にコンビを組む村雨には崇拝に近い尊敬の念を抱いている。当初は安積や須田の捜査手法を批判することがあり、その度に村雨に窘められていた。人の長所を見つけるのが得意。朝は誰よりも早く出勤している。作中では2度に渡って拉致・監禁されたり(S1第10話、S2第7話)、詐欺に遭ったりする(S3最終話)など、何かと損な役回りが多い。一方、S4ではある殺人事件の捜査を機に知り会った女性と恋の予感を感じさせる出来事が起きる(S4第9話)。
交通課
速水直樹〈42〉
演 -
細川茂樹交通課係長。階級は警部補。安積の同期で親友。係長になっても白バイにまたがるバイク好きである[注 5]。署内きっての事情通で、安積にもたらす情報は安積班の捜査の一助になることもしばしば。自らの風貌にも自信を持っており、その態度が不真面目で傍若無人と受取られることも。
鑑識係
天野
演 - 稲荷卓央(S3 - S4)鑑識係員。石倉の部下。
石倉晴夫〈57〉
演 -
唐十郎(S3 - S4)鑑識係長。安積とは旧知の仲であり、病気療養後に現場復帰したベテラン。安積とは屋台のおでん屋でよく一緒に飲んでいる。
他の関係者
金子禄朗〈52〉
演 -
田山涼成刑事課長。階級は警部[注 6]。原作では口が悪く豪放磊落な人物であるが、本作では典型的な小役人気質の人物として描かれている。すんでのところで手柄を本庁にかっさらわれることを苦々しく思っており、「経費削減による部署の縮小」を持ち出して安積班の面々に発破をかけるものの脅しとして通用せず、安積のおだてに乗せられてうやむやにされるのが常だが、安積班には全幅の信頼を置いている。陰のあだ名は「カネゴン」。夢は署長就任。
警視庁捜査一課
相良一機
演 -
近藤弐吉(S1)階級は警部補。しばしば安積班の手柄を横取りする上、所轄署の刑事を小馬鹿にした態度を取るため、部下の芝山同様安積班にはよく思われていない。第1シリーズのみの登場。
芝山洋介
演 - 鈴木拓(ドランクドラゴン)(S1)階級は警部補。相良の腰巾着で、階級は不明。所轄を馬鹿にした態度が目に付き、安積班からはよく思われていない。上司の相良同様安積班にはよく思われていない。彼も相良同様第1シリーズのみの登場である。
高城辰也〈52〉
演 - 佐野史郎(S2)管理官。階級は警視。安積の臨海署時代の上司。臨海署時代の事件が原因で、安積とは袂を分かつ関係となっていた。その後、事件が解決し、安積に謝罪し和解した(S2第9話・第10話)。
高野雄司
演 -
宇梶剛士(S3第1話・第11話 / S4第1話・第2話・第6話・第7話・第10話・第11話)特殊犯捜査係。階級は警部。事件解決のためには手段を選ばないため、安積とは対立するが、安積のリーダーシップ力には一目おいている。「所轄は本庁の手足」と言い切るほど、組織における命令系統の徹底を重視している。警察官志望の息子・雄介がいる。S4では本庁に新設予定のチームに村雨を引き抜こうとするが、最終的に固辞されそれを受け入れる。安積の姿勢も認め打ち解けるが、村雨も交えた3人でおでん屋の屋台で飲んでいる最中、狙撃犯に狙われていた安積を庇い銃撃され、その後殉職した。原作の相楽啓[注 7]、または『残照』以降に登場する佐治基彦[注 8]に相当するキャラクター。
東報新聞
山口友紀子〈27〉
演 -
安めぐみ東報新聞記者。警察回りの記者で、神南署にも出入りしている。明るく元気で頭がよく、艶っぽい女性。記者としても優秀で、安積に甘えて情報をねだってみたり、速水に合コンを持ちかけたりして、特ダネ集めには貪欲である。当初、水野とは犬猿の仲であったが、男社会の中で働く独身女性という共通点を持つことから、次第に打ち解けてきている。安積に職業を超えた好意を持っている様子も。
和食処 磯樽
相馬遥
演 -
近野成美(S1)店員。若さあふれる元気一杯の女性で、安積班男性陣のアイドルであるが、本人は杏子のような大人の女性になるのが憧れ。
小島杏子
演 - 奥貫薫(S1)安積班行きつけの小料理屋「磯樽」女将。秋田県出身の色白美人。磯樽での杏子との会話は、安積にとっても心休まるひと時である。
その他
安積涼子〈19〉
演 -
渋谷飛鳥安積の娘。神南総合病院の看護師。病院の寮住まいであり、安積とは一緒に暮らしていないものの、やもめ暮らしで仕事のためろくに家に戻らない父親を気遣って世話を焼いたりしている。しっかり者で父親思いだが時々子ども扱いをする父に対して反発してしまう事もある。
中沢歩美
演 -
京野ことみ(S3第2話・第8話)黒木の高校時代の同級生。同窓会で再会し、交際を始めている。大学時代に、文化人類学の講師だった西条正浩と恋仲になり彼の子を身ごもるが、それを伝える前に死別し、大学を中退した。現在は翻訳の仕事をしながらシングルマザーとして大樹を育てている。S4第1話時点では黒木との交際は続いている。
中沢大樹
演 - 加藤翼(S3第8話)歩美の一人息子。サッカー好きで、黒木にも非常に懐いている。
ゲスト

シリーズ1 / シリーズ2 / シリーズ3 / シリーズ4
シリーズ1(2009年)
第1話「自首」


白咲(ホスト) -
ヒロシ


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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