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ハワード・ジョーンズ
Howard Jones
ハワード・ジョーンズ(2015年)
基本情報
出生名John Howard Jones
生誕 (1955-02-23) 1955年2月23日(69歳)
出身地 イングランド ハンプシャー・サザンプトン
ジャンルシンセポップ、ニュー・ウェイヴ
職業ミュージシャン、歌手、ソングライター
担当楽器キーボード、シンセサイザー、ボーカル、ドラム、ピアノ
活動期間1982年 -
レーベルエレクトラ、East West
公式サイト ⇒www.howardjones.com
ハワード・ジョーンズ(2008年)
ハワード・ジョーンズ(Howard Jones、1955年2月23日 - )は、イギリスのミュージシャン。1980年代に隆盛したエレクトリック・ポップ、シンセポップの代表的アーティストである。 イングランドのサザンプトン出身。7歳からピアノを弾きはじめた。家族の仕事の関係で、隔年でイギリスとカナダを往復する生活であり、友達がなかなかできず、音楽にのめり込んで行ったという。その後、ミュージシャンとして成功する夢を抱くようになり、十代の頃からバンド活動を始め、主にプログレッシブ・ロックを演奏していた。パンク・バンドに入っていたこともある。王立北部音楽院でクラシックを専攻したものの中退し、工場の労働者やピアノの講師などをしながら地道な音楽活動を続けた。1983年、WEAレコードとメジャー契約にこぎつけ、デビューする。 1983年10月、シングル「ニュー・ソング」でデビューし全英3位の大ヒットとなる。さらに、「ホワット・イズ・ラヴ?」、「Hide and Seek」とヒット曲を連発した。翌1984年3月、ファースト・アルバム『かくれんぼ (Human's Lib)』を発表、同アルバムは全英1位に輝いた。当時最先端のシンセサイザーを駆使しながら、決して尖らずポップで親しみやすいサウンドを作り出し、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの波に乗って世界中で人気を博す。日本でもアイドル的な人気があった。 1985年3月、セカンド・アルバム『ドリーム・イントゥ・アクション』を発表した。それに先駆けて発売されたシングル「オンリー・ゲット・ベター」は、アメリカのチャートでも第5位のヒット、また同アルバムからのシングルカット曲「悲しき願い
来歴
初期のライブは、ハワードが一人でシンセサイザーを演奏し、パントマイム・ダンサーのジェド・ホイルがパフォーマンスを繰り広げるというものであった。1984年暮れの全英ツアーあたりから、ドラムにトレヴァー・モレイス、ベースに弟のマーティンを迎えるなど、バンド編成になった。1984年7月にはプロモーションのために初の来日、同年9月には日本で初ライブを行っている。なお、NHKホールでのライブは、ビデオ『ハワード・ジョーンズ・イン・ジャパン』として発売された。その後も1985年8月、1986年12月(「ジャパン・エイド」出演のため)、1987年6月、1989年8月、1994年1月-2月としばしば日本を訪れてライブを行っている。2008年9月、14年ぶりに来日し、東京や大阪、福岡でライブを行った。
1986年10月発売のサード・アルバム『ワン・トゥ・ワン』あたりからセールスが落ち始め、1993年のベスト・アルバム『ベスト・オブ・ハワード・ジョーンズ』の発売後にメジャー契約が打ち切られた。その精神的なショックから仏教徒に改宗、創価学会インタナショナルのメンバーとなる。以降のアルバムは主に自身が主宰するDtoxレーベルからリリースし、現在も地道に活動を続けている。なお、音楽的には、1989年のアルバム『クロス・ザット・ライン』まではテクノポップ路線、1992年のアルバム『イン・ザ・ランニング』以降はピアノやギターといった生の音を重視したアコースティク路線に大別される。
2001年7月から9月まで、リンゴ・スターのオール・スター・バンドの一員として、ツアーに参加した。2003年9月20日、ロンドンでデビュー20周年の記念コンサートを開き、デビュー当時の古い機材を使用したレトロ・セット、ピアノ演奏を主としたアコースティク・セットを含む、四部構成の長時間にわたるライブを敢行した。ジェド・ホイルとも久しぶりに共演し、パフォーマンスを繰り広げた。
ディスコグラフィ詳細は「:en:Howard Jones discography」を参照
スタジオ・アルバム
『かくれんぼ』 - Human's Lib (1984年、WEA/Elektra) ※全英1位
『ドリーム・イントゥ・アクション』 - Dream into Action (1985年、WEA/Elektra) ※全英2位
『ワン・トゥ・ワン』 - One to One (1986年、Elektra/Asylum) ※全英10位
『クロス・ザット・ライン』 - Cross That Line (1989年、WEA/Elektra) ※全英64位
『イン・ザ・ランニング』 - In the Running (1992年、Elektra/East West Records)
『ワーキング・イン・ザ・バックルーム』 - Working in the Backroom (1994年、Dtox)
『エンジェルズ&ラヴァーズ』 - Angels & Lovers (1997年、Pony Canyon Inc.)
People (1998年、Ark 21) ※上記アルバムの国際盤
Piano Solos (For Friends and Loved Ones) (2003年、Dtox) ※インスト集
『レヴォリューション・オブ・ザ・ハート』 - Revolution of the Heart (2005年、KOCH)
Piano Solos 2 (For Friends and Loved Ones) (2007年、Dtox) ※インスト集
『オーディナリー・ヒーローズ』 - Ordinary Heroes (2009年、Dtox)
『エンゲイジ』 - Engage (2015年、Dtox)
『トランスフォーム』 - Transform (2019年、Dtox)
ライブ・アルバム
『ライヴ・アコースティック・アメリカ』 - Live Acoustic America (1996年、Plump) ※1992年4月28日のL.A.公演を収録
The Peaceful Tour Live (2001年、Plump Dtox)
Live In Birkenhead (2007年、Plump Dtox) ※with Robin Boult
The 25th Anniversary Concert - Live At The IndigO2 (2008年、Live Here Now)
Live At Siyan (August 02 2020) (2020年、Dtox)
EP
Action Replay (1986年、Elektra)
コンピレーション・アルバム
The 12" Album (1984年、WEA/Elektra)
12"Ers Vol 2 (1985年、WEA)
『ベスト・オブ・ハワード・ジョーンズ』 - The Best of Howard Jones (1993年、East West)
『メタモファシス』 - Perform.00 (2000年、Dtox) ※セルフカバー集。日本では『Metamorphosis』として発売
The Very Best of Howard Jones (2003年、Dtox)
The Ultimate Collection (2005年、Warner Strategic Marketing)
The Platinum Collection (2006年、Rhino)
Revolution Remixed & Surrounded (2007年、Dtox)
C3lebrati0n (2013年、Dtox)
『ベスト:1983-2017』 - Best 1983 - 2017 (2017年、Cherry Red)
シングル
「ニュー・ソング」 - "New Song" (1983年)
「ホワット・イズ・ラヴ?」 - "What Is Love?" (1983年)
"Hide and Seek" (1984年)
「パールと貝がら」 - "Pearl in the Shell" (1984年)
「君を知りたくて」 - "Like to Get to Know You Well" (1984年)
「オンリー・ゲット・ベター」 - "Things Can Only Get Better" (1985年)
「ルック・ママ」 - "Look Mama" (1985年)
「一日の生命」 - "Life in One Day" (1985年)
「悲しき願い」 - "No One Is to Blame" (1986年)
「オール・アイ・ウォント」 - "All I Want" (1986年)
「ユー・ノウ・アイ・ラヴ・ユー」 - "You Know I Love You... Don't You?" (1986年)
「スティル・ビー・ゼア」 - "Will You Still Be There?" (1986年)
"Little Bit of Snow" (1987年)
「エヴァーラスティング・ラヴ」 - "Everlasting Love" (1989年)
「ザ・プリズナー」 - "The Prisoner" (1989年)