ハレアカラ
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ハレアカラ山
ハレアカラ・クレーター
標高3,055[1] m
所在地 アメリカ合衆国ハワイ州マウイ島
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯20度42分35秒 西経156度15分12秒 / 北緯20.70972度 西経156.25333度 / 20.70972; -156.25333座標: 北緯20度42分35秒 西経156度15分12秒 / 北緯20.70972度 西経156.25333度 / 20.70972; -156.25333
山系ハワイ諸島
種類楯状火山
最新噴火1480年から1600年の間[2]
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OpenStreetMap
プロジェクト 山
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ハレアカラ山(ハワイ語: Haleakal?)とは、アメリカ合衆国ハワイ州マウイ島に位置する楯状火山である。マウイ島最高峰であり、世界最大級の休火山である[1]
名称の由来と伝承

ハレアカラという名称はハワイ語で「太陽の家」を意味しており[3]、その由来はハワイ神話の伝承に由来している。この伝承は、昼の時間がごくわずかであったため困っていた人々のために半神マウイ太陽の元へ向かい、太陽を捕まえ空を移動するスピードを落とすよう説得したという話である[1]

古代ハワイ人がハレアカラと呼んでいた場所は頂上周辺のみであったといわれている[4]
古代ハワイ人との関わり

季節によってはが積もる場所であったため、古代ハワイ人は埋葬や信仰、道具用の石や植物、王族の衣服の素材に利用された鳥の羽の採集を目的に登頂していたといわれている。その証拠として、1920年にビショップ博物館によって行われたハレアカラ山初の発掘調査にて、48棟にも及ぶ石造の建造物が発見されており、これらの建物が祭壇やヘイアウの遺跡であると推測されていることが挙げられる[1]
噴火

ハレアカラ山では過去1000年の間に少なくとも10回噴火している他、直近1万年の間に多数の噴火が起こっている。ここ3万年の間に起こった噴火は東側にある地溝帯と南西側にある地溝帯にて発生している。この2つの地溝帯は南西部にあるラ・パルース湾(英語版)とハレアカラ・クレーターを経由して東側にあるハナを結んだ弧を形成している。東側の地溝帯はハワイ諸島の火山列に沿って、最長の地溝帯の1つであるハレアカラ海嶺として海底まで続いている[4]

最後の噴火が起こった年は最近まで、1790年であるという説が一般的であった[1][2][5]。その根拠として1786年ラ・ペルーズ伯の航海時に作られた地図と、1793年ジョージ・バンクーバーの航海時に作成された地図の間で地形が異なっていたことが挙げられていたものの、ラ・パルース湾の溶岩流放射性炭素年代測定を行った結果、1480年から1600年の間のものであると判明したため、最後の噴火はこの年代に起こった可能性が高いと考えられている[2]
噴火による被害予想ハワイ島での火山災害予測図。数字が小さい地域ほど、溶岩流による危険性が高いと予測されている。

ハワイ島における溶岩流の危険度は9段階で表されており、「1」で示される地域が最も危険性のある地域であり、「9」が最も危険性の低い地域である[5][6]。例として、キラウエア火山マウナ・ロア山の山頂や地溝帯付近の危険度はハザード1である。マウイ島での火山災害予測図[7]。右上の図が1983年に作成された図。

同様にして、1983年にアメリカ地質調査所によってマウイ島での溶岩流の危険度を示したマップが作成された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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