ハル・トレインズ
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ハル・トレインズ
Hull Trains
802形「パラゴン」(キングス・クロス駅
略称HT
業種陸運業
事業内容ロンドン - キングストン・アポン・ハル - ビヴァリー(英語版)間の列車運行(オープンアクセス
(2000年9月25日 - )
所有者ファーストグループ
外部リンク ⇒www.hulltrains.co.uk
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ハル・トレインズ(英語: Hull Trains)[1]ファーストグループが所有するイギリス列車運行会社である[2]フランチャイズ制の外にあるオープンアクセスオペレーターで、2000年9月に運行を開始し、2021年7月現在、2032年12月までの運行権を有している。ロンドンキングス・クロス駅)とキングストン・アポン・ハル(パラゴン・インターチェンジ(英語版))をイースト・コースト本線などを経由して結んでおり、一部列車はビヴァリー(英語版)(ビヴァリー駅(英語版))まで乗り入れる。
沿革

1999年当時、ハルからロンドンへ直通する列車はGNERのハル・エグゼクティブ(英語版)1往復のみであった。1999年5月、元イギリス国鉄幹部のマイク・ジョーンズとジョン・ネルソンは経営するルネサンス・トレインズ(英語版)を通して両都市間にオープンアクセス方式による列車を運行する申請を行った[3]。また、2人が10%ずつを、GBレールウェイズ(英語版)が80%を出資する形で合弁会社が設立された[4][5][6]

1999年12月、4年間の運行権が与えられ、2000年9月25日にハル・トレインズとして運行を開始した[7][8][9]。2002年9月、運行権が10年間延長された[10]

2003年8月、GBレールウェイズがファーストグループに売却された[11][12][13][14]

2008年6月、ハル・トレインズはファースト・ハル・トレインズと改称し、コーポレートカラーも変更された[15]。2014年8月、ファーストグループは元国鉄幹部2人の所有分を買収し、ファースト・ハル・トレインズを完全子会社とした。

この間、2009年1月に2014年12月まで[16]、2010年2月には2016年まで運行権が延長されており[17]、2015年1月には2019年12月まで[18]、2016年3月には2029年まで延長された[19]。2016年に行われた10年間の延長により、802形新造の実施が可能となった[20][21]

新型コロナウイルス感染症の流行により、ハル・トレインズでは2020年3月以降、減便や全面運休が行われている。2021年7月現在、2020年3月20日から開始された減便は程度の変更を経つつも継続しており、これまでに全面運休は2020年3月30日から8月21日まで[22][23]、11月5日から12月3日まで[24][25]、2021年1月9日から4月12日まで[26][27][28]の合計3回行われた。オープンアクセスオペレーターであるハル・トレインズは他の列車運行会社と同様の支援を受けることができず、存続が危ぶまれる事態にもなった[29]

2020年10月、運行権が2032年12月まで3年間延長された[30]
運行形態

ハル・トレインズ
凡例


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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