ハルキダ
Χαλκ?δα
所在地
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座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯38度28分 東経23度36分 / 北緯38.467度 東経23.600度 / 38.467; 23.600
ハルキダ(現代ギリシャ語: Χαλκ?δα / Chalkida)は、ギリシャ共和国中央ギリシャ地方のエヴィア島(古名: エウボイア島)にある都市であり、その周辺地域を含む基礎自治体(ディモス)。エヴィア県の県都であるとともに、中央ギリシャ地方で最多の人口を擁する都市でもある。エヴリポス海峡(英語版)に立地し、古代ギリシャ時代から都市として繁栄した。
古代ギリシア語およびカサレヴサでは Χαλκ?? (古典音転記: Khalkis、現代音転記: Chalkis)であり、カルキスもしくはハルキスと表記される。 都市の名 Χαλκ?? の名称はギリシャ語で「銅」を意味する χαλκ?? に由来しているが、実際にこの地域に鉱脈があるわけではない。 この都市の日本語表記には、カルキス[1]、カルキダ[2]もある。 ハルキダの街はギリシャで第二の面積を持つエヴィア島の中部に位置し、ティーヴァから北東へ約29km、首都アテネから北北西へ約56km、県都リヴァディアから東へ約63km、州都ラミアから南東へ約112kmの距離にある。エヴィア島と本土の間が最も狭まるエヴリポス海峡
名称
地理
位置・広がり
都市(キノティタ、都市共同体)としてのハルキダの範囲は、海峡対岸(本土側)の一部にも及ぶ。また、その市街地は北に隣接するネア・アルタキや本土のドロシアなど、隣接する都市にも連続している。
自治体(ディモス)としてのハルキダ市は、2011年に旧ハルキダ市を含めて5自治体を合併して拡大し、本土側にも広い市域を持つことになった。ハルキダ市は、エヴィア島側では、北にディルフィス=メサピア(英語版)、東にエレトリアと境界を接する。また、本土側では西にオルホメノス(英語版)、西南にティーヴァ(テーバイ、テーベ)、南にタナグラ(英語版)と境界を接している。 ハルキダ市域に含まれる人口2000人以上の都市・集落には以下がある。ドロシア以外はいずれもエヴィア島側に位置する。 ハルキダにおける人々の営みは、考古学的にはミケーネ文明にさかのぼる。トリパとヴロムサにあるミケーネ文明時代の墓は、1910年にパプヴァシレイオン(Papvasileion)によって発掘されている。 カルキス(ハルキダ)について言及された最古の記録は『イーリアス』である。カルキスの名は、ライバルであったエレトリアと同じ行に記されている。また、トロイア戦争に際してアカイア軍が集結して船出した土地であるアウリス(現代名: アヴリダ (Avlida
主要な都市・集落
ハルキダ(Χαλκ?δα : ハルキダ地区) - 53,584人
ネア・アルタキ(Ν?α Αρτ?κη : ネア・アルタキ地区) - 8,646人
ヴァシリコ(Βασιλικ? : リランディア地区) - 6,504人
ドロシア(Δροσι? : アンティドナ地区) - 4,007人
アイオス・ニコラオス(?γιο? Νικ?λαο? : リランディア地区) - 2,644人
歴史
古代ギリシアハルキダ考古学博物館の展示物
紀元前8世紀および紀元前7世紀には、カルキスの人々の入植活動によって、 カルキディケ半島(現代名: ハルキディキ半島)に30もの町が建設された(カルキディケという地名自体がカルキスに由来する)。またシチリア島にもいくつかの重要となる町が築かれた。それら植民市で生産される鉱産物や金属細工、貝紫染料や陶器などは、母市と植民市の住民との間で取引されるのみならず、コリントスやサモスといった同盟国の商船によって地中海沿いの各地に運ばれ、販路が築かれた。