ハルカス300
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}阿部野橋ターミナルビル > あべのハルカス > ハルカス300ハルカス300が入居する「あべのハルカス」(2013年5月)

ハルカス300は、大阪府大阪市阿倍野区にある展望台あべのハルカスの58階から60階に位置する。
概要

年中無休で、基本の営業時間を9:00 - 22:00に定めている。営業時間中には、ハルカス側が極度の混雑を見込んだ場合を除いて、入場者に滞在時間の制限を課していない。また、時期によっては、開場時間の繰り上げで営業時間を延長することもある。

なお、以下に記す料金やサービスは、2018年3月時点での情報に基づいている。そのため、今後の状況によっては、変更の可能性がある。
特別営業

大阪マリオット都ホテルの宿泊者には、上記の営業開始時間より早く、「早朝特別営業」扱いで「ハルカス300」へ無料で入場できる特典がある[1][注釈 1](入場時間は季節によって異なる)。

また、教祖祭PL花火芸術なにわ淀川花火大会の当日には、展望台フロア内から打ち上げ花火の観覧を見込めることから「特別営業」を実施[注釈 2]。花火が上がる方向に「特別観覧エリア」を設けるとともに、そのエリアへの観覧希望者に向けて、通常の入場券より高額な「特別入場券」を枚数限定で事前に販売している。ただし、「特別営業」を実施する場合でも、チケットカウンターでは当日入場券を発売。特別入場券以外の入場券を購入した入場者にも、「特別観覧エリア」以外のフロアで花火を観覧することを条件に、「特別営業」の時間帯での入場を認めている[2]

さらに、オープン後最初の元日であった2015年1月1日には、初日の出の出現を見越した入場者限定の「早朝特別営業」を出現予想時刻の前後 (6:00 - 7:30) に実施。展望台フロア内の観覧エリアからの観覧希望者向けの「レギュラーコース」と、屋上のヘリポート(後述)からの観覧希望者が対象の「プレミアムコース」を設定した上で、枚数限定の「特別入場券」を2014年10月31日から発売した。ちなみに、2015年の元日には、大阪マリオット都ホテルの宿泊者も「レギュラーコース」と同等の扱いで「早朝特別営業」に入場。「早朝特別営業」が終了した7:30には、通常より30分早く一般営業を開始した[3]
入場・退場方法

「ハルカス300」の入退場口は、16階に設けられている。2階・地下1階の北南角にある「ハルカスシャトル」(低層用直通エレベーター)で16階へ移動した上で、ゲート近くにあるハルカス16階チケットカウンターで当日券を購入し、当日券に印刷されているQRコードを改札機タイプの入場ゲートにタッチして入場する。あらかじめネットやくつろぎの森(旧ハルカス2階チケットカウンター→ハルカス300ご案内カウンター)で日時指定券を確保した場合には、指定した時間までに「ハルカスシャトル」で移動し、ハルカス16階チケットカウンターで「入場券」と引き換えれば当日券と同じ方法で入場できる。前述の大阪マリオット都ホテル宿泊者向け早朝営業時は、チェックイン時に渡される入場時間が指定された入場チケットを直接係員に渡して入場する。

入場ゲートの先には、16階(地上80.6m)から60階(地上287.6m)までの間を分速360mで移動する「展望台エレベーター」(高層用直通エレベーター、いずれも三菱電機製)を2基稼働[4]。展望台への移動中には、現在の高度をデジタル映像で表示するほか、宇宙の星をかたどったイルミネーションや光の帯を後部の壁に組み込まれたスクリーンへ次々と映し出している[5]

59階には退場用のフロアを設置。「ハルカス300」から退場する場合には、展望台エレベーターに乗って、16階の入退場口へ移動する。入退場口を出た後には、「ハルカスシャトル」で下層階に降りるか、入退場口の外にあるエスカレーターで1回の乗り継ぎをはさんで14階(「あべのハルカス近鉄本店タワー館」の最上階)まで移動できる。

東京スカイツリーなどの展望施設と同じく、入場券を入場ゲートへのタッチに使用した場合には、「ハルカス300」をいったん退場するとその券では再び入場できない。1dayチケットの場合は購入時に手に押されるブラックライトに反応するスタンプと1dayチケットを、プレミアムパスの場合は裏面(写真とバーコードがある面)をそれぞれ提示し、新たに入場券を入手し再入場する。
施設15階入口60階の内装

58階から60階までのフロアではいずれも、LIXILグループが開発したインターロック工法のガラスカーテンウオールで壁面を構成(総使用面積6,000平方メートル)[6]大阪平野全体や大阪湾の他、気候条件が良ければ、北方に京都から六甲山系や丹波高地比叡山比良山地、西方に神戸神戸空港明石海峡大橋から淡路島、東方に生駒山系や笠置山地、南方に金剛山系や関西国際空港和泉山脈紀伊山地、さらに空気が澄んでいればはるかに四国の山々(四国山地讃岐山脈など)、中国山地吉備高原家島諸島小豆島などの瀬戸内海の島々、鈴鹿山脈布引山地高見山地台高山脈などを一望できる[7]。また、58階の「天空庭園」以外のエリアでは冷暖房を完備。58階・59階・60階の間には、入場者が自由に移動できるようにエスカレーターを設けている。

58階には、三層吹き抜け構造の屋外広場「天空庭園」、「SKY GARDEN 300」、男女トイレを配置。「SKY GARDEN 300」では、「天空庭園」の一部にも座席を設けているほか、テイクアウトにも対応した飲食物(パインアメソフトクリームなど)を「天空庭園」内で飲食することを認めている。

59階には、前述の退場口に加えて、「あべのハルカス」に関するグッズを販売するショップ「SHOP HARUKAS 300」を設置[8]。ビル内のトイレとしては日本一高い場所 (280m) にある東側の男女トイレには、東方の景色を一望できるように、壁面の一部にガラスカーテンウオールを使用している[9]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:28 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef