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ハリー・ポッターシリーズ
ハリー・ポッター
Harry Potter
『ハリー・ポッター』シリーズのキャラクター
ハリー・ポッターを演じるダニエル・ラドクリフ(2009年、フレッシュウォーター・ウェスト(英語版)にて映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の撮影中)
初登場ハリー・ポッターと賢者の石
最後の登場ハリー・ポッターと呪いの子
作者J・K・ローリング
演ダニエル・ラドクリフ(映画版)
サンダース・トリプレットス(映画版第1作・赤ん坊)
トビー・パプワース(映画版第8作・赤ん坊)
ジェイミー・パーカー(英語版)(舞台版・初演[注 1])
声小野賢章(映画版)
矢島晶子(ゲーム版第1・第2作)
山口勝平(ゲーム版『クィディッチワールドカップ』・第3作)
山本泰輔(ゲーム版第4作)
詳細情報
種族魔法族(半純血)
性別男性
家族ジェームズ・ポッター(父)
リリー・ポッター(母)
バーノン・ダーズリー(伯父)
ペチュニア・ダーズリー(伯母)
ダドリー・ダーズリー(従兄)
国籍 イギリス
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ハリー・ジェームズ・ポッター(英: Harry James Potter)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズおよび、その派生作品に登場する架空の人物であり、同シリーズの主人公。
ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドール寮の男子生徒となる。孤児として母親の親類の伯母夫婦の家で不遇な暮らしをして育った。11歳を迎える年のある日突然、ホグワーツから入学許可証が届いたのをきっかけに、亡くなった両親が魔法使いであったこと、そして出生時に下された予言により、闇の魔法使いヴォルデモートを倒す宿命を自分が負っていると告げられる。マグル界では一介の少年に過ぎない生活を送っていたが、魔法界では本人が戸惑うほど重要な人物として、あまねく人々から知られている。
一人前の魔法使いになるべく、同級生のロン・ウィーズリーやハーマイオニー・グレンジャーらとともに、ホグワーツにて学生生活を送りつつ、宿敵のヴォルデモートなどの闇の魔法使いたちによる数々の陰謀に立ち向かう冒険の日々を通して、たくましく成長していく姿が物語で描かれている。 魔法界では「生き残った男の子 (The boy who lived) 」と呼ばれる。 髪の毛は黒い癖毛で、瞳は明るい緑色。小顔で細面で、近視のため丸眼鏡を着用。同年代に比べ小柄で痩せているが、第6巻『謎のプリンス』では前巻と比べて身長がかなり伸びたとされている。額にはヴォルデモートの強力な呪いによってつけられた稲妻の形をした傷があり、初対面の人には必ずと言っていいほどよく見られる。また両親を知る人物からは、外見は父の生き写しだが、アーモンド状の緑の目だけは母の目だと言われる。 1980年7月31日、ゴドリックの谷に住む魔法族のポッター家に、長男として生まれる。 1981年10月31日[注 2]、ポッター家をヴォルデモートが襲撃する。これはハリーが生まれる少しまえ、シビル・トレローニーがアルバス・ダンブルドアに対して「ヴォルデモートを打ち破る者」の誕生を予言し、その予言の一部を盗み聞きしたセブルス・スネイプを通して自身を倒す可能性を秘めた者の存在を知ったヴォルデモートが不安因子を排除しようとしたすえの行動であった。 家を襲撃してきたヴォルデモートに対し、父ジェームズは家族を守るべく戦おうとするが死亡。その後、母リリーも息子を護ろうとして亡くなるが、この時、母の愛情にもとづいた自己犠牲が呪いに対する防御魔法として作用し、ハリーを襲ったヴォルデモートの「死の呪い」を跳ね返した。その結果、当時1歳だったハリーは額の傷ひとつだけで生き残り、逆に弱体化したヴォルデモートは失踪した。 魔法界はヴォルデモートの失踪を喜び、ハリーを「生き残った男の子」 として英雄視するようになる。一方で当のハリーは、母の血縁と同居すれば母の血の守りが継続するというダンブルドアの計らいで、伯母ペチュニア・ダーズリーの家に預けられ、以降、17歳(魔法界の成人年齢)になるまで伯母一家と同居することになる(住所はサレー州リトル・ウィンジング[注 3]、プリベット通り四番地)。しかし、ダーズリー家は魔法に対して、かたくななまでに否定的な態度を取っており、ハリーは両親や自分が魔法使いであることを知らされないまま、伯母一家の冷遇と虐待を受けながら育った。 1991年7月31日(ハリーの11歳の誕生日)、ホグワーツ魔法魔術学校への入学案内書を手にやってきたルビウス・ハグリッドから自身が魔法使いであることを知らされる。そして9月1日、ホグワーツ魔法魔術学校に入学する[注 4]。
人物
名前・外見
来歴