ハリー・ポッターと死の秘宝
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ハリー・ポッターシリーズ

ハリー・ポッターと死の秘宝
Harry Potter and the Deathly Hallows
物語に登場する「死の秘宝」のシンボルマーク
著者J・K・ローリング
訳者松岡佑子
イラスト ジェイソン・コッククロフト
ダン・シュレシンジャー
発行日 2007年7月21日
2008年7月23日
発行元 Bloomsbury Publishing
静山社
ジャンルファンタジー
ページ数 607
前作ハリー・ポッターと謎のプリンス
次作ハリー・ポッターと呪いの子
コード ISBN 0-545-01022-5
ISBN 978-4-915512-63-6

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『ハリー・ポッターと死の秘宝』(ハリー・ポッターとしのひほう、原題: Harry Potter and the Deathly Hallows)は、イギリス児童文学作家J・K・ローリングによって2007年7月21日に発売されている子供向けファンタジー小説。『ハリー・ポッター』シリーズの第7巻である。日本語版は2008年7月23日静山社より発売された。

小説として刊行された最後のシリーズ作品であり、当初から全7巻構想とされていたシリーズの完結巻である。しかし2016年7月31日に当シリーズの後日談を描いた第8巻『ハリー・ポッターと呪いの子』(舞台脚本の書籍化)が発売されたために「完結巻」ではなくなった。

映画は前後編の2部に分けられ『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』が2010年11月19日に、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が2011年7月15日に公開された。

闇の魔法使いヴォルデモートの不死の秘密を握る「分霊箱」を探すハリー・ポッターたちの旅と、ヴォルデモートとの最終決戦を中心に描く。そのなかで、アルバス・ダンブルドアの驚くべき真実や、母・リリーセブルス・スネイプの間にあった知られざる過去、それによるスネイプの悲壮な覚悟と決意、そして分霊箱のありかなど、これまで明かされなかったすべての真実が解き明かされる。
あらすじ

セブルス・スネイプが放った死の呪いによってホグワーツ校長・アルバス・ダンブルドアは死亡し、死喰い人として帰還したスネイプは、ドラコ・マルフォイたちを連れて姿を消した。

スネイプに敗れたハリー・ポッターは、7年生に進級するはずだったが、前年にダンブルドアがハリーに遺した、ヴォルデモートを滅ぼす唯一の手段である「分霊箱」の破壊という仕事を遂行するため、学校には戻らず、親友のロンハーマイオニーとともに旅に出る。しかし、困難な旅のなかで仲間割れが起きる。苛立ったハリーは謎の遺言や、中途半端なヒントしか残さなかったダンブルドアに対して、疑念と不信感を強めていく。そんなとき、突如ハリーの頭のなかにヴォルデモートの動向が映し出される。ヴォルデモートはとある杖を手に入れるために、杖作りのマイキュー・グレゴロビッチの店を襲撃してその記憶を覗き込んだ。しかし、大昔に謎の青年にその杖を奪われていたことを知り、命乞いをするグレゴロビッチを殺害する。

ハリーたちが旅をしている間にも、ヴォルデモートと彼の率いる死喰い人の一大集団は着々と勢力を伸ばしていた。ヴォルデモートたちによって魔法省は乗っ取られ、魔法大臣のルーファス・スクリムジョールが殺害される。それによって、ホグワーツも死喰い人のスネイプが校長になるといった、数々の異変が起きる。そしてハリーたちはゴドリックの谷を訪れ、手がかりを探す途中で、ダンブルドア家と強い繋がりを持つ魔法史家のバチルダ・バグショットと出会う。バチルダの屋敷でハリーはグレゴロビッチの過去の記憶に登場した謎の青年の写真を見つけるが、バチルダはすでに殺害されてヴォルデモートの蛇ナギニが化けており、ハリーたちはこれを退けてゴドリックの谷を離れる。

道中、ハリーたちは、分霊箱の手がかりを探す途中で謎の青年の正体がダンブルドアの親友の闇の魔法使い、ゲラート・グリンデルバルドであることを知るとともに、「死の秘宝」の伝説を知る。ほとんど知られていない古い物語に記された秘宝の話が本当であるならば、ヴォルデモートは分霊箱以上の力を手に入れることになる。ダンブルドア校長がハーマイオニーに託した『吟遊詩人ビードルの物語』に、ホグワーツのレイブンクロー寮に所属するハリーたちの親友の女子生徒のルーナ・ラブグッドの父が首から提げた印と同じものが書き込んであったことを思い出したハリーたちは、ルーナの父に会いに行く。その印は『吟遊詩人ビードルの物語』のなかの「3人兄弟の物語」に出てくるニワトコの杖蘇りの石透明マントという、3つの死の秘宝のことを示していた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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