ハヤチネウスユキソウ
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ハヤチネウスユキソウ
岩手県早池峰山 2014年7月
分類

:植物界 Plantae
:被子植物門 Magnoliophyta
:双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱:キク亜綱 Asteridae
:キク目 Asterales
:キク科 Asteraceae
亜科:キク亜科 Asteroideae
:ハハコグサ連 Gnaphalieae
:ウスユキソウ属 Leontopodium
:ハヤチネウスユキソウ
L. hayachinense

学名
Leontopodium hayachinense
(Takeda) Hara et Kitam. (1935)
和名
ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)[1]


ハヤチネウスユキソウの生育地

ウィキメディア・コモンズには、ハヤチネウスユキソウに関連するメディアがあります。

ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草、学名:Leontopodium hayachinense)は、キク科ウスユキソウ属多年草高山植物[1][2][3][4]

北海道の大平山と崕山に特産するオオヒラウスユキソウは、本種の変種とされたことがあった[2]が、独立した別種とされている[1][4]
目次

1 特徴

2 分布と生育環境

3 保全状況評価

4 ギャラリー

5 脚注

6 参考文献

特徴

ウスユキソウ属では大型で、の高さは10-20(30)cmになり、分枝しないで、白い綿毛がある。根出葉は線状倒披針形で、長さ3-8cmになり、両面に白毛がある。茎につく葉は7-10個が互生し、線状披針形で先端がとがり、長さ3-5cm、幅4-6mmになり、基部は細くなり茎を抱く。表面の綿毛は少なく緑色で、裏面は灰白色の綿毛が密生する[1][2][3][4]

花期は7-8月。頭花は4-8個あり、総苞は径7-9mm。頭花の縁に星状につく苞葉は5-15個あり、径4-6cmになり、灰白色の綿毛が密生し、先端はとがる[1][2][3][4]
分布と生育環境

岩手県早池峰山特産で、山頂部の蛇紋岩地の礫地に生える[1][2][3][4]
保全状況評価

絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト

(2012年環境省レッドリスト)
ギャラリー頭花は4-8個あり、苞葉に綿毛が密生する。 苞葉の先はとがる。 
脚注

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^ a b c d e f 『山溪ハンディ図鑑8 高山に咲く花』pp.22-23
^ a b c d e 『日本の野生植物 草本III 合弁花類』pp.205-206
^ a b c d 『山溪カラー名鑑 日本の高山植物』pp.70-71
^ a b c d e 『新牧野日本植物圖鑑』p.755

参考文献

佐竹義輔大井次三郎北村四郎他編『日本の野生植物 草本III 合弁花類』、1981年、平凡社

豊国秀夫編『山溪カラー名鑑 日本の高山植物』、1988年、山と溪谷社

清水建美、木原浩『山溪ハンディ図鑑8 高山に咲く花』、2002年、山と溪谷社

牧野富太郎原著、大橋広好・邑田仁・岩槻邦男編『新牧野日本植物圖鑑』、2008年、北隆館

米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名?学名インデックス」(YList)

生物多様性情報システム, 環境省


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