青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグは、フジテレビ系列の人気バラエティ番組のコーナーの名称。略称は「ハモネプリーグ/ハモネプ」。『力の限りゴーゴゴー!!』という番組の末期(2001年5月16日-2002年9月11日)、最終回まで放送した人気レギュラーコーナーで、司会はネプチューン。このコーナーからプロデビューしたユニットやブレイクしたYouTuberもいる。2007年9月18日、5年ぶりに特別番組で復活した。
タイトルのハモネプはハモるのハモと司会のネプチューンのネプを略している。代表は世界アカペラ連盟の日本支部長・犬飼將博
(堀内健が犬飼のパロディで牛飼をやった)。ハモネプとは、アカペラのコーラスにスポットを当てた企画。楽器を使わずに声だけですばらしいハーモニーを奏でる高校生を中心とした若者のパフォーマンスを応援していこうという番組。リードボーカルやコーラスパートだけでなく、ベース音、ドラム音、ボイスパーカッションが加わり、本物のバンドさながらのサウンドを奏でる。
2010年11月でのハモネプの定義および参加資格は「3人以上のグループ」であり、「楽器を使わず声だけでハーモニーを奏で」て、「1分30秒以内のパフォーマンスを行うこと」の3点である。
システムは大会ごとに異なる。
地区予選で選び抜かれた15組または18組のグループが、A・B・C の3ブロックに分かれる。1ブロックは5組または6組で審査員の最高得点を獲得した1組が決勝ステージへ進出できる。そしてその各ブロック代表が優勝をめざし決勝ステージで日本一を競う。このシステムは第3回より設定された。以上のように決勝に進出できるのは原則として3組であるがブロック内の最高得点が2組同じだったり、「審査員推薦枠」が設けられるなどの理由により4組以上が決勝に進出する場合もある。
日本におけるヒューマンビートボックスの普及に多大な貢献をした企画である。 第1回から第3回までは、「力の限りゴーゴゴー!!」内のコーナーとして放送。第4回以降は特番として放送された。 回開催日タイトル優勝グループ 回放送日タイトル優勝グループ
歴代開催と優勝グループ
第1回2001年8月26日全国ハモネプリーグぽち
第2回2001年12月16日全国ハモネプリーグ2レプリカ
第3回2002年8月25日全国ハモネプリーグ3ア・カッペラーズ
第4回2007年9月18日青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ2007夏Soft Voice
第5回2008年4月8日青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ2008春じゃ?んずΩ
第6回2008年9月23日青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ2008夏 ⇒どんぐり
第7回2009年4月21日青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ2009春Bam B Crew
(第4回-第14回)※そのグループの最高得点のみ掲載
順位得点グループ名回曲
199A-Z第8回First Love (宇多田ヒカル)
297シンクロシンプトンズ第4回WINDING ROAD (絢香&コブクロ)
297グラコロン第13回ありがとう (いきものがかり)
496 ⇒Soft Voice第4回昭和歌謡メドレー
496ジュブナイル第8回カブトムシ(aiko)
496腹筋学園第11回Rainy Blue(徳永英明)
496アルテマ第13回アポロ (ポルノグラフィティ)
895ウタツグミ第8回もう恋なんてしない(槇原敬之)
895姉と僕第9回明日晴れるかな (桑田佳祐)
895プロジェクトA第11回シーズンインザサン(TUBE)
895みら♪くる第11回青いベンチ(サスケ)
1294DAD'S第7回WEEK END(X JAPAN)
1294センメ第10回いとしのエリー(サザンオールスターズ)
1294無花果(いちじく)第11回いい日旅立ち(山口百恵)
1294ナノトーン第13回Diamonds(プリンセス・プリンセス)
1294beskey第13回遠く遠く(槇原敬之)
1793じゃ?んずΩ第5回あなただけ見つめてる(大黒摩季)
1793L.A.6
大会で優勝したグループ
第1回優勝 ぽち
RAG FAIRのおっくんの最大のライバルけんぞーの所属グループ。4人という人数ながらも安定感を見せ、おっくんの元所属グループであるレプリカやチン☆パラなどを退けて第1回王者となった。レパートリー:「believe」「escape」「歩いて帰ろう」など
第2回優勝 レプリカ
『力の限りゴーゴゴー』時代に、ネプチューンが初めて出会ったアカペラグループ。第1回では決勝まで進めず涙をのんだが、第2回では決勝まで進み「らいおんハート」を歌って優勝した。レパートリー:「kiss of life」「man&woman」「らいおんハート」など
第3回優勝 ア・カッペラーズ
ストリートミュージシャンがチームを結成。第1回、第2回とトップバッターを務めたが得点が伸びず敗退。しかし第3回では「大都会」で最高得点をマーク。決勝では「川の流れのように」で会場を感動に包み、『力の限りゴーゴゴー』としての最後のチャンピオンとなった。レパートリー:「大都会」「川の流れのように」「プレイバックpart2」など
第4回優勝 Soft Voice
団員の少なくなった合唱団を救うために参加。絶対音感を持ったハーモニーで歴代3位となる96点をたたき出した。4組の決戦となった決勝では「さくら」を歌い、激戦を制して優勝した。レパートリー:「りんごの歌」「さくら」「Stand by me」など
第5回優勝 じゃ?んずΩ
北海道からやってきた、ストリートで鍛えられたロックグループ。リードのしーちゃんの美声に一同騒然だった。現在も活動を続けている。レパートリー:「あなただけ見つめてる」「missing」など
第6回優勝 どんぐり
ジブリの挿入歌をレパートリーとする一橋大学の五人組。ベース担当のきんさんのアレンジによって新しく生まれ変わった曲で挑戦。決勝では「もののけ姫」をうたった。レパートリー:「崖の上のポニョ」「君をのせて」「風になる」など
第7回優勝 Bam b crew
やーさん率いる珠玉のヤンキーバラード。第5回、第6回と出場するもあと一歩届かなかった。第7回では決勝へ進出。トップバッターにもかかわらず「さよならの向う側」で他チームを圧倒した。レパートリー:「愛のメモリー」「M」「ラブイズオーバー」など
第8回優勝 A-Z
第7回にて歴代最高得点となる97点を出したグループ。第8回も磐石のパフォーマンスを見せ、歴代最高得点を塗り替える99点をたたき出し、その勢いのままにチャンピオンとなった。出場した大会では毎回その大会の最高得点をマークしている。レパートリー:「story」「Everything」「FirstLove」「ハナミズキ」など
第9回優勝 姉と僕
音楽大好きの一家から、姉三人と末っ子長男によって結成されたグループ。第9回大会では、初出場ながらその回の最高得点を出し決勝進出、優勝を果たした。続く第10回大会では予選敗退。レパートリー:「明日晴れるかな」「あの素晴らしい愛をもう一度」など
第10回優勝 センメ
多国籍高校生軍団。一回戦はA-Zに1点差で敗退するも、審査員特別枠として復活。卒業式で歌われるという「海 その愛」を決勝で披露。研ナオコを涙させ、記念すべき第10回王者となった。レパートリー:「いとしのエリー」「海 その愛」など
第11回優勝 AS★KNOW
第8回、第9回と決勝に進出するもA-Zと姉と僕に阻まれたグループであり、関西No.1の名も挙がるほどの実力派チーム。三度目の決勝ではじめての優勝となった。レパートリー:「POP STAR」「Best Friend」「浪漫飛行」「未来予想図II」「出逢った頃のように」「瞳はダイヤモンド」など