ハマースミス・アンド・フラム区
London Borough of Hammersmith and Fulham
ロンドン自治区
グレーター・ロンドン内における区の位置
地位ロンドン自治区
主権国家 イギリス
構成国 イングランド
リージョンロンドン
典礼カウンティグレーター・ロンドン
設置1965年4月1日
区役所所在地ハマースミス キング・ストリート
行政
? 種別ロンドン区
ハマースミス・アンド・フラム・ロンドン自治区(ハマースミス・アンド・フラム・ロンドンじちく、英: London Borough of Hammersmith and Fulham)は、イングランドのロンドン西部にあるロンドン自治区の一つで、インナー・ロンドンの一部を構成する。1963年ロンドン政府法により設置された [2]:5 。区の自治主体はハマースミス・アンド・フラム・ロンドン自治区議会(英語版)である。区東側は、ケンジントン・アンド・チェルシー区と接する。チェルシーFC、フラムFC、クイーンズ・パーク・レンジャーズFCの3つのプロサッカークラブの本拠地としても知られる。 東側でケンジントン・アンド・チェルシー区、西側で北から順にイーリング区、ハウンズロー区、リッチモンド・アポン・テムズ区、南側でワンズワース区、北側でブレント区と隣接する。
地理
地区
テムズ河畔 Hammersmith's Upper Mall「ケルムスコット・ハウス」(1780年頃築)。1878年にアーツ・アンド・クラフツ運動の主導者ウィリアム・モリスが借りて、亡くなるまでの18年間居住した。
ハマースミス界隈、2009年1月
ハマースミス界隈の主要ショッピング街キング・ストリート (King Street, Hammersmith
同キング・ストリートやショッピングセンターHammersmith Broadwayなどで展開するファーストフード店「 Wasabi」(わさび)。ロンドンやNYで展開する韓国系によるレストランチェーン店。
シェパーズ・ブッシュ・グリーン (Shepherd's Bush Green). またはシェパーズ・ブッシュ・コモン (Shepherd's Bush Common)
1910年、日英同盟更新に続き大日本帝国主催の日英博覧会。ホワイト・シティ (White City) で開催された。
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「:en:Hammersmith and Fulham parks and open spaces」も参照
チェルシー・ハーバー (Chelsea Harbour、ケンジントン・アンド・チェルシー区に一部跨がる。ブロンプトンやチェルシー、テムズ対岸バタシーに隣接している)
元はフラムのパリッシュ(小教区)であるサンズ・エンド(Sands End)という場所で、17世紀後半に建てられたサンドフォード・マナー・ハウス(en, 現在は事務所フロア用ビルに用いられている)に国王チャールズ2世の公妾ネル・グウィンが居住していたことで知られている[3]。しかし19世紀初めガス会社に土地を転用され、ヴィクトリア朝期には英国国鉄の前身会社に汽車用の石炭置き場にされた。そのため一部で土壌汚染も激しかったが、1986年から複合用途開発地区に指定されマリーナなどを完備する洗練された地区になった。
サンズ・エンド (Sands End)
フラム (Fulham)
区の中央から南側の地区。東西にキングズ・ロードが名を改めニュー・キングズ・ロードがパトニー・ブリッジ(パトニー橋)界隈まで走る。
ハーリンガム (Hurlingham (fr))
フラムの西側にある地区。テムズ河岸パトニー・ブリッジ(パトニー橋)の東側界隈。テムズ川に面するスポーツセンターでポロの国際機関の一つザ・ハーリンガム・クラブ (The Hurlingham Club) や公園がある。
パーソンズ・グリーン (Parsons Green)
フラム内の公園、及びその界隈一帯の名称。
ウォラム・グリーン (Walham Green)
フラムないしウェスト・ブロンプトン界隈にある一帯の名称。
ウェスト・ケンジントン (West Kensington、ケンジントン・アンド・チェルシー区に一部跨がる)
ハマースミスやバロンズ・コートを北に、フラムのテムズ川河岸パトニー・ブリッジ(パトニー橋)西側にあるフラム・パレス(en)を南西に、隣区ケンジントン&チェルシー区のホランド・パークやアールズ・コート、ウェスト・ブロンプトン界隈を東にした一帯の総称。
バロンズ・コート (Baron's Court (fr))
区の中央部にある住宅街。
ハマースミス (Hammersmith)