ハフポスト
HuffPost
URLhttps://www.huffpost.com/
ハフポスト(英語: HuffPost)は、アメリカのリベラル系オンラインメディアである。2017年4月にThe Huffington PostからHuffPostへ改称された[2]。
様々なコラムニストが執筆する論説ブログおよび各種オンラインメディアからのニュース・アグリゲーターで、政治、メディア、ビジネス、エンターテイメント、生活、スタイル、自然環境、世界のニュースなど幅広い分野を扱う。略称はハフポ。
本家アメリカ版のほかにイギリス版、カナダ版、フランス版、スペイン版、イタリア版、日本版[3]、マグリブ版が展開され、2013年9月にドイツ版、2014年2月にブラジル版と韓国版、2014年11月にギリシャ版、2014年12月にインド版がそれぞれ開設された。
「ハフポスト日本版」は2013年から2021年まで朝日新聞社との合弁企業「ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社」が運営[2][4][5]。ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン社のスタッフが記事を執筆・編集していたが[6][7]、2021年からBuzzFeed Japanに引き継がれた[2]。 事実報道は各種ニュースサイトからの集約が主で(まとめサイト)、それに対しオリジナルなコメントや意見を提供している。報道姿勢はリベラルで、保守的なニュースアグリゲーター及びオピニオンブログの『ドラッジ・レポート』としばしば対比される。事実報道と意見報道の両論併記が特徴。意見報道の場合はコラムニスト(ブロガー)によって論調は異なる。 編集長のアリアナ・ハフィントン、ハリー・シーラー、ジョン・コニャーズ、ロージー・オドネルなど中心的執筆者に加え、政治家、有名人、学者、政治評論家3000人以上の寄稿ブロガーらが、過去にバラク・オバマ、ヒラリー・クリントン、ジョン・ケリー、脚本家のヘザー・ロビンソン、マイケル・ムーア、アレック・ボールドウィン、ノーマン・メイラー、ニール・ヤング、エドワード・ケネディなどが寄稿している。
歴史
2005年5月9日、保守系ニュースサイトである『ドラッジ・レポート』に対抗するリベラルな意見発表の場として、編集長のアリアナ・ハフィントンが開設した[8]。
2008年に初の地方版であるHuffPostシカゴ、2009年6月にHuffPostニューヨーク、同年9月15日にHuffPostデンバー[9] を開設。
2011年2月7日、AOLがThe Huffington Postを3億1500万ドルで買収に合意[10] したと、AOLとThe Huffington Postが発表した。
2013年4月23日、朝日新聞社と提携して合弁会社ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパンを設立。5月7日に、編集長に松浦茂樹を置き日本語版を開設した[11][12]。
2014年9月8日、松浦茂樹が日本版編集長を退任、後任に元朝日新聞記者の高橋浩祐が就任した。[13]。
2015年6月、ベライゾン・コミュニケーションズがAOLを買収し[14]、ベライゾン傘下入り。
2016年5月、高橋浩祐が日本版編集長を退任、後任に元朝日新聞記者の竹下隆一郎が就任した。[15]。
2016年8月12日(米国時間11日)、同社の共同ファウンダー兼編集長のアリアナ・ハフィントンが、ハフィントン・ポストの活動からステップダウンし、ウェルネス・スタートアップのThrive Globalの育成、運営に集中すると発表した[16]。
2017年4月、The Huffington PostをHuffPostへ変更することを発表。
2020年11月、バズフィードがハフポストを買収することを発表[1]。
2021年5月1日、日本版運営会社がBuzzFeed Japanを運営しているバズフィード・ジャパンと合併[2][17]。
2021年6月、竹下隆一郎が日本版編集長を退任、後任に泉谷由梨子が就任した[18]。
論調
執筆者