座標: 北緯48度32分10秒 東経135度00分00秒 / 北緯48.53611度 東経135.00000度 / 48.53611; 135.00000
現在のハバロフスク橋ハバロフスクI駅-ビロビジャンI駅
凡例
( ハバロフスクII駅、ヴャーゼムスカヤ駅、ウラジオストク駅方面)
8522ハバロフスクI駅
8512ハバロフスク橋(アムール川渡河)
5ポクロフカ・プリスタニ駅 (Покровка-Пристань)
8510
0
ポスト・ポクローフスキー駅(Пост Покровский)
8485デジニョフカ駅(Дежнёвка)
( ヴォロチャーエフカII駅, コムソモリスク・ナ・アムーレ駅方面)
8422イン駅(Ин) スミドヴィチ(en)
8366イクラ駅(Икура)
8366ビロビジャンIII駅(Биробиджан III)
( ビロビジャンII駅(Биробиджан II), レーニンスク駅(Ленинск)方面)
8351ビロビジャンI駅(Биробиджан I)
( イズヴェストコーヴァヤ駅、モスクワ方面)
5000ルーブル紙幣に描かれたハバロフスク橋
ハバロフスク橋(はばろふすくきょう、ロシア語:Хабаровский мост)は、ロシア極東ハバロフスク地方におけるアムール川をまたぐシベリア鉄道とM58アムール幹線道路の鉄道道路併用橋である。アムール川鉄橋、アムール鉄橋、アムール大橋とも呼ばれる[1]。
目次
1 沿革
2 脚注
3 参考文献
4 関連項目
5 外部リンク
沿革 かつてのハバロフスク橋(建設時) かつてのハバロフスク橋の残存部分
1916年、ラヴル・プロスクリャコフ(英語版)の設計でアムール川に最初の鉄橋がかけられた。全長2.5kmを超える長さは、当時、世界最長の鉄橋であった。
1941年、スターリンの指示により、川底を通る全長7kmのハバロフスク・アムール川底トンネル(ロシア語版)が掘られ、鉄道トンネルとして鉄橋とともに利用されてきた。このトンネルはスターリン時代に極秘に建設されたため、今なお不明な点が多く、また建設には囚人が多数動員されたという。
1998年6月、新しい橋が完成し、ウラジオストク駅方面に向かう列車はこちらを通るようになった。全長2598m。橋脚数は26。形式はトラス橋。新しい橋は2層式の鉄道道路併用橋になっていて、下層部に単線の鉄道、上層部に4車線の自動車道路(シベリア横断道路の一部を構成するM58アムール幹線道路)が通っている。鉄道は将来複線化される計画であるが、現状は単線である。なお、川底トンネルは新しい橋の開通後も使われており、原則としてモスクワ方面に向かう列車が通過する。
なお、かつての鉄橋の一部を利用したアムール川鉄橋歴史博物館が近年開館した。