ハドソン
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この項目では、日本のゲームソフト製作会社について説明しています。その他の用法については「ハドソン (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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株式会社ハドソン
Hudson Soft Company, Limited種類株式会社
市場情報東証JQ 4822
2000年12月20日 - 2011年3月29日
本社所在地 日本
107-6288
東京都港区赤坂九丁目7番1号 ミッドタウン・タワー
設立1973年昭和48年)5月18日
(有限会社ハドソン)
業種情報・通信業
事業内容コンシューマコンテンツの開発・製造・販売
ネットワークコンテンツの開発・運営・配信
[注釈 1]
代表者上原和彦(代表取締役社長)
資本金3億円[5]
発行済株式総数2881万2986株
売上高連結:143億2460万6千円
単独:122億8337万1千円
(2011年3月期)
営業利益連結:△5億9786万9千円
単独:△9億0243万5千円
(2011年3月期)
純利益連結:1億7470万2千円
単独:543万0千円
(2011年3月期)
純資産連結:94億3625万6千円
単独:94億2544万9千円
(2011年3月31日現在)
総資産連結:110億7899万0千円
単独:110億5076万5千円
(2011年3月31日現在)
従業員数連結:433名
単独:421名
(2011年3月31日現在)
決算期3月31日
主要株主コナミ(株) 100%
関係する人物工藤裕司(創業者)
工藤浩(創業者)
高橋利幸(高橋名人)
中本伸一
大里幸夫
藤原茂樹
遠藤英俊
辻尚之
川田忠之(川田名人)
特記事項:上記は2011年平成23年)4月時点の情報。後に吸収合併を経てKDEのブランド(『ハドソンブランド』)となり、2013年12月31日をもってブランド消滅。
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株式会社ハドソン(: Hudson Soft Company, Limited)はかつて存在した北海道を発祥とするゲームソフト開発・販売会社。

ゲームソフトのパッケージ裏面やその説明書の裏表紙などに正式社名ロゴを記載していないゲームソフトメーカーの一つでもあった。

2012年3月1日をもって当時親会社であったコナミデジタルエンタテインメント (KDE) に吸収され[注釈 2]2013年12月31日まで同社のブランドとなっていた[注釈 3]
概要旧・ハドソン中央研究所

1973年[6]5月18日、工藤裕司とその弟工藤浩により札幌市豊平区に通信機器と美術写真の販売を目的とした「有限会社ハドソン」として創業[7]。同年9月にはアマチュア無線ショップCQハドソンを開店[7][8]

1970年代後半にパソコンソフトウェアの制作で頭角を現し、1978年には日本で初めてパソコン用のゲームソフトウェアを販売した[9]。1980年代初頭には高い技術力でパソコンソフトメーカーの大手となる。主にシャープのパソコン用にリリースされたBASICインタープリタHu-BASICや、X68000のOSであるHuman68kやそのグラフィカルのシェルであるビジュアルシェル等を開発していた。

任天堂ファミリーコンピュータを発表した際、まだブームになっていない時点から接近を図り、任天堂初のサードパーティとなった。以降家庭用ゲーム機向けソフト開発がメインとなる。自由な社風の元、独自の企画を行っていた。特に「ハドソン全国キャラバン」や「高橋名人」は人気児童誌で積極的にタイアップされたことから、当時の子供世代にとっては抜群の知名度を誇る。

一方で自社でのハード開発にも乗り出しており、日本電気ホームエレクトロニクス株式会社(現:日本電気株式会社)と組み、1987年にはハドソンが独自に設計開発したCPU、サウンドチップ、画像処理チップなどC62システムと呼ばれるHuC62シリーズを搭載した家庭用ゲーム機『PCエンジン』を発表、ソフトメーカーながら高い技術力の片鱗を見せた。1992年には将来を担う最新テクノロジーの研究開発部門として、芸術の森アートビレッジ内に「ハドソン中央研究所」を設立。1994年12月に発売した後継機種である次世代ゲーム機『PC-FX』の音源や動画処理などのチップセットもPCエンジンと同様にHuC62シリーズが採用された。

1997年にはトレーディングカードの企画・開発・販売事業に乗り出し、同年4月にパイロットショップ「フューチャービー」を開店する。

1998年11月にメインバンクである北海道拓殖銀行が破綻して以降は資金繰りが難航して経営が悪化した。2001年にコナミ(現:コナミグループ)が筆頭株主になり、2005年には子会社化。その後2011年にコナミの完全子会社になり、翌2012年にはコナミの「SNS分野におけるビジネスチャンス拡大に向け、グループのデジタルエンタテインメント事業の中核会社であるKDEに経営資源を集中し、より一層の連携強化を図る」という方針に伴い[10]、KDEに吸収合併され、法人としてのハドソンは解散した。その後はブランド名としてハドソンの名が残されていたが、2013年年末に同ブランドが名実共に消滅する事となり、2014年1月よりコナミブランドに統一されている。
歴史
ハドソン創業
サイドビジネスに失敗して帰郷
創業者の
工藤裕司は北海道ニセコ町出身であり、日本大学理工学部在学中から行っていた、自ら撮影した蒸気機関車の写真を販売するサイドビジネス「グループハドソンプロダクション」をしながら、大学卒業後には名古屋でサラリーマンをしていた。しかし上記のサイドビジネスにおいて、資金管理に関して無知だったために信頼していた人間に金を持ち逃げされるなどトラブルを多く抱え、本業も退社し、失意の内に帰郷することになった。
札幌にて兄弟で創業
1973年5月18日、札幌市豊平区に通信機器と美術写真の販売を目的とした、有限会社ハドソンとして創業[7]。同年9月にアマチュア無線ショップCQハドソンを開店[8]。当初は喫茶店を開業するつもりだったが、同一建物内で別の借り主が喫茶店を開業したため、急遽無線ショップに変更したとも言われている。なお、上記のトラブルを踏まえ信用できる人間を使うという意味で、当時北海学園大学法学部2年生だった実弟の工藤浩を中退させ、経営サイドに引き込んでいる。ただし、アマチュア無線販売時代のハドソンはほぼ毎月赤字だった。工藤が最も気に入っていた蒸気機関車「C-62(シーロクニ、シロクニ)」の車軸配置「車輪配置 4-6-4」の愛称、"ハドソンがそのまま社名になった[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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