.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル 映画
ハッピー フィート
Happy Feet
監督ジョージ・ミラー
脚本ジョージ・ミラー
ジョン・コリー
ジュディ・モリス
ウォーレン・コールマン
製作ジョージ・ミラー
ダグ・ミッチェル
ビル・ミラー
『ハッピー フィート』(原題:Happy Feet)は、2006年に制作されたフルCGアニメーションのオーストラリア、アメリカ合衆国の映画。
2006年アカデミー長編アニメ映画賞の受賞作品。主題歌『Song of the Heart』は、2006年ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞している。 南極を舞台に、音痴だがタップ・ダンスが得意なコウテイペンギンのマンブルを主人公に描いた作品である。 劇中の設定では、コウテイペンギンたちは各々の心の歌で相手に求愛をしなくてはいけないため、音痴というのはコウテイペンギンにとっては致命的な欠点となっている。 コウテイペンギンたちが歌う曲には往年の歌手のヒットソングが使われている。オリジナルソング『Song of the Heart』はプリンスが手がけた。 マンブルの声優は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで主演したイライジャ・ウッドが、ラモン・ラブレイスの声優はロビン・ウィリアムズが担当。 2007年7月20日に、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントからDVDとUMDが同時に発売され、2008年6月11日にはブルーレイ版が発売された。 5年後の2011年に続編の『ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊』が3D映画として公開。日本では同年11月26日より公開される。 歌が全てのペンギンの暮らす氷の国、エンペラー帝国。そこで暮らすコウテイペンギンのメンフィスとノーマ・ジーンの間に、マンブルという子供が生まれた。その卵はクチバシではなく足から出てきたのだ。パタパタと足を動かすマンブルの仕草をノーマ・ジーンは受け入れたが、メンフィスは不満に思っていた。 マンブルは音痴だった。しかもマンブルは歌うのではなく足をタップダンスのように動かすのが癖になっていたのだ。成長したマンブルは学校の卒業式の日を迎える。卒業式では海まで遠出するが、他の卒業生たちの歌を音痴のマンブルは邪魔することになり、独りで先に帰ろうとしたところ、氷山から落ち、ヒョウアザラシに追われてエンペラー帝国から遠くに来てしまう。 マンブルはアデリーペンギンの5人組・アミーゴスと出会う。マンブルのダンスをアミーゴスは大絶賛し仲良くなる。帝国へ戻る途中、マンブルたちは謎の“エイリアン”と遭遇した。多くの疑問を晴らすため、“教祖”ラブレイスを訪ねたが何も答えは得られなかった。 マンブルがエンペラー帝国に戻ると、そこでは既に求愛行動の季節。グローリアは大勢の男性陣に囲まれて心の歌を捧げられていた。マンブルの求愛をラモンが手助けしようと『Mi Manera』を影武者として歌うが、グローリアにはお見通しで逆に機嫌を損ねてしまう。マンブルは、自分のタップダンスのリズムに合わせてグローリアに歌ってくれと頼み、グローリアは応じる。マンブルのタップとグローリアの心の歌のコーラスに二人は踊りはじめ、やがて他のペンギンたちも一緒に踊り出す。これを見た長老のノアは、最近、魚が採れなくなってしまったのはマンブルの責任だと帝国からの追放を命じる。マンブルは魚不足の原因は、謎の“エイリアン”のせいだと主張したが、ノーマ・ジーンとグローリアしかマンブルの話を信じなかった。 ラブレイスが首飾りを授かったという“禁断の海岸”まで、マンブルとアミーゴスの面々は遠く旅をし、ついに“エイリアン”の船を見つける。離れて行く船をマンブルは独りで追いかけ、更に遠くへ泳いでいく。疲れ果てたマンブルは気を失ってしまう。 マンブルが意識を取り戻したとき、そこには無気力なペンギンたちがいて周囲をガラスで囲われていた。その外には“エイリアン”たちがいた。マンブルは“エイリアン”たちとコンタクトを取ろうと努めるが、何の反応もなく、何もせずに魚が食べられるという状況に次第に他のペンギン同様に無気力になっていく。ある日、“エイリアン”の子供がペンギンたちの住むところを囲っているガラス窓を叩いた時、マンブルは無意識のうちにそのリズムに合わせて踊り始めた。すると、大勢の“エイリアン”たちがその様子を見ようと周りに集まってきた。 正気に戻ったマンブルは“エイリアン”の装置を背負って、エンペラー帝国へ帰ってきた。マンブルの背中の装置で長老もマンブルの話を信じ、“エイリアン”とコンタクトするために皆で並んでダンスをした。“エイリアン”の研究チームがこの様子を撮影し公開されたことで、“エイリアン”たちは南極で漁をし過ぎたことを悟った。 やがて、魚の数も元に戻り、コウテイペンギンたちとアミーゴスは踊って祝うのだった。 登場キャラクター名の後に、吹き替えを担当した俳優名。日本語吹き替えを担当した俳優名を記した。
概要
ストーリー
登場キャラクター
コウテイペンギン
マンブル - イライジャ・ウッド(日本語吹替え:手越祐也〈NEWS〉)/ 幼少時 - E・G・デイリー(加藤清史郎)
本作の主人公。卵から孵る際に、普通のペンギンはクチバシから産まれる[3]ところを足から産まれた。歌は音痴だが、プロ顔負けのタップダンスで自分を表現する。大人のペンギンになっても、羽毛は幼児期と同じ綿毛のままであり、陰から「産毛の塊」とまで言われている。
グローリア - ブリタニー・マーフィ (園崎未恵)/ 幼少時 - アリッサ・シャファー
マンブルより少しばかり早く生まれた。マンブルが孵る際に、足だけ出してタップダンスのように足を動かし、はっきりとしゃべらないのを見てマンブル(もごもご君)と名づける。小さな頃からとても綺麗な歌声で歌い、豪華な成長を遂げ、歌姫となる。
メンフィス - ヒュー・ジャックマン (てらそままさき)
マンブルの父親。抱卵のさなかに仕出かしてしまったある出来事が原因で息子が歌わないペンギンになったと自責する。マンブルにはペンギンらしくなって欲しいと、踊ることには否定的。モデルは、エルヴィス・プレスリー。劇中でもエルヴィス・プレスリーの『ハートブレイク・ホテル』を心の歌として歌っている。テネシー州メンフィスは、エルヴィス・プレスリー所縁の地名でもある。
ノーマ・ジーン - ニコール・キッドマン(冬馬由美)
マンブルの母親。マンブルが踊るのは、マンブルの個性と容認している。息子のすべてを受け入れる、偉大な母。名前の由来は、マリリン・モンローの本名。マリリン・モンローの特徴でもある口元のホクロのように、左胸にホクロのような模様がある。
ノア - ヒューゴ・ウィービング(水野龍司)
長老。魚が獲れなくなったのは、秩序を乱すマンブルのせいであるとし、「最近の魚不足はペンギンの秩序を乱すマンブルという存在がいるからだ」という理由で追放を言い渡す。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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