この項目では、マクドナルドのセット商品について説明しています。CHARCOAL FILTERのアルバムについては「HAPPY SET」をご覧ください。
ハッピーセットは、ハンバーガー店・マクドナルドが販売しているセット商品である。英語圏ではHappy Meal(ハッピー ミール)と称され、1979年から登場した[1]。
日本では1987年から「お子さまセット」として登場し、1995年から「ハッピーセット」となった[2]。子供を対象にしているが、子供のみならず幅広い年代層の人気を集めている。本稿では日本マクドナルドの「ハッピーセット」について記述する。目次 一般レストランのお子様ランチに相当するセットメニューである。ハンバーガーやチキンマックナゲットなどにドリンクやサイドメニューを加え、おまけである玩具(キャラクターグッズ)をセットした商品である。玩具の多くは男児向きと女児向きに分けられている。ドリンクやポテトはすべて一番小さいSサイズであり、朝マックやクーポン券限定のメニューもある。購入に際しては特に年齢制限がないため、大人でも購入することが可能となっている[3]。 チャリティーであるドナルド・マクドナルド・ハウスへの協力の一環として、2005年以降は1セットにつき1円の寄付がおこなわれ、2017年以降は「マックハッピーデー」に1セットにつき50円の寄付がおこなわれている[4][5]。 2007年には、日本マクドナルドでの年間販売個数が史上初めて1億個を突破した[6]。 2008年12月20日には、「ポケモン『ぴかポケ』」の販売個数が日本マクドナルドでの1日間の販売個数としては最多となる122万1151個を達成した[7]。 2010年から登場したプラレールと2014年から登場したトミカは毎年発売されるほど人気が高く、2015年以降は、毎年春にトミカ、毎年秋にプラレールが発売されるのが恒例となっている。 日本では、1987年に初めて登場した際のおまけの玩具はダイヤブロックである[2]。それ以降はアメリカと連携を取りながら、ドナルドをはじめとするオリジナルキャラクターが登場する。1990年代以降はオリジナルキャラクターだけでなく、ディズニー作品のキャラクターのように人気のあるキャラクターが登場するようになる。1998年の『ムーラン』で初めて全世界でのプロモーションが展開された[1]。 2001年12月に登場したポケットモンスターシリーズを皮切りに、国外のキャラクターに代わって、日本製キャラクターが多く起用されるようになった一方で、ディズニーキャラクターが起用されなくなった。これは、マクドナルドが子供に対して高カロリーのファーストフードを販売しているという批判が近年になってアメリカで巻き起こり、イメージの悪化を恐れたディズニー側が契約更新を打ち切り、全世界でディズニーキャラクターの使用を拒否したからである[8]。
1 概要
2 登場キャラクターの変移
3 商品化されたキャラクター
3.1 マクドナルドオリジナル商品
3.2 日本国内作品
3.3 国外作品
3.4 日本国外のみ展開された日本国内作品
3.5 日本国外のみ展開された海外作品
4 ほんのハッピーセット
4.1 絵本
4.2 図鑑
5 ハッピーセット規制条例
6 関連図書
7 脚注
8 外部リンク
概要
登場キャラクターの変移