ハッド_(映画)
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ハッド
Hud

監督マーティン・リット
脚本アーヴィング・ラヴェッチ
ハリエット・フランク・Jr
原作ラリー・マクマートリー
製作マーティン・リット
アーヴィング・ラヴェッチ
出演者ポール・ニューマン
メルヴィン・ダグラス
パトリシア・ニール
音楽エルマー・バーンスタイン
撮影ジェームズ・ウォン・ハウ
編集フランク・ブラクト
配給パラマウント
公開 1963年5月28日
1963年11月2日
上映時間112分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$2,500,000
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『ハッド』(Hud)は、1963年アメリカ合衆国公開の西部劇映画マーティン・リット監督

1963年第36回アカデミー賞パトリシア・ニール主演女優賞メルヴィン・ダグラス助演男優賞、またジェームズ・ウォン・ハウ撮影賞を受賞。
ストーリー

テキサスで牧場を営むバノン一家の息子ハッド。34歳で独身の彼は夜になると町へ繰り出し、酒と女に入り浸っていた。一代で大牧場を築き上げた父ホーマーとは折りが合わない。ある日、飼い牛に病気が発生、政府の殺戮令を前に親子は衝突。老齢の父を隠居させ、牧場の実権を握ろうとしたハッドに父は永年心に秘めていたことをぶちまける。実の兄を飲酒運転で死なせたことだけが原因だと思っていたハッドはそれ以前から親子の溝が深かったことを知る。平静を失い、前から思いを寄せていた家政婦のアルマを襲う。好意を抱いていたが、彼女は拒絶する。兄の息子ロンも物音に驚いて駆けつける。ロンを撲りつけて、ようやく冷静になったハッドは気まずい思いで詫びるが、父は精神的にも物質的にも追いつめられる。突然、アルマがハッドを秘かに愛していたことを打ち明けて牧場を去る。アルマを見送った帰途、ハッドとロンは道に倒れていた老人を轢きそうになる。馬にふり落とされた父で、医者を呼びに行くひまもなく、ハッドに抱かれて死ぬ。葬儀の後、ロンも荷物をまとめて、牧場に二度と帰らぬと言い残して去る。誰もいない、牛もいない牧場にハッドはたった一人残される。
出演

※括弧内は日本語吹替(放送日1974年5月26日『サンデー洋画劇場』他)

ポール・ニューマン : ハッド・バノン(川合伸旺

メルヴィン・ダグラス : ホーマー・バノン(高塔正康

パトリシア・ニール : アルマ・ブラウン(中西妙子

ブランドン・デ・ワイルド : ロン“ロニー”・バノン

ジョン・アシュレイ : ハーミー

ウィット・ビッセル : バリス

外部リンク

ハッド
- allcinema

ハッド - KINENOTE

Hud - IMDb(英語)










マーティン・リット監督作品
1950年代

暴力波止場 (1957)

No Down Payment (1957)

長く熱い夜 (1958)

黒い蘭(英語版) (1958)

悶え(英語版) (1959)

1960年代

五人の札つき娘 (1960)

パリの旅愁 (1961)

青年 (1962)


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