ハチワンダイバー
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ハチワンダイバー
ジャンル将棋漫画

青年漫画
アクション漫画
漫画
作者柴田ヨクサル
出版社集英社
掲載誌週刊ヤングジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表期間2006年41号 - 2014年33号
巻数全35巻
話数全375話
その他将棋監修:鈴木大介
テンプレート - ノート

『ハチワンダイバー』(81diver) は、柴田ヨクサルによる日本漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社2006年41号から2014年33号まで連載された将棋アクション漫画。元奨励会の青年・菅田がアキバの受け師に導かれて真剣師との戦いを繰り広げていく。

宝島社このマンガがすごい!」2008年版オトコ編1位作品。

2008年にテレビドラマ化された。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2014年9月)(使い方

主人公の菅田健太郎はかつてプロ棋士を目指していたが挫折し、今では賭け将棋で日銭を稼きつつ漫然とした日々を送っていた。勝負に勝ち過ぎ対局を避けられるようになった菅田は、ある日秋葉原の凄腕真剣師のウワサを聞く。秋葉原に赴いた菅田は自信満々でメガネの女真剣師「アキバの受け師」に勝負を挑むが、手も足も出ずに完敗を喫する。 プライドをズタズタにされ、その悔しさから久々に将棋への情熱を取り戻す菅田。しかし自堕落な生活で部屋は荒れ放題。片付けの為に清掃会社に派遣サービスを依頼するが、現われたのはなぜかメイド。しかも菅田を「ご主人様」と呼ぶそのメイドこそ彼のプライドを打ち砕いた張本人、「アキバの受け師」だった。
登場人物
主人公サイド
菅田健太郎(すがた けんたろう)
主人公。幼い頃から20年を将棋に捧げるも、四段昇格ならずプロへの道を断念し、奨励会定年退会後
[注釈 1]、素人相手の真剣で日銭を稼いで漫然と生きる日々を送っていたが、「アキバの受け師」に敗北したことをきっかけとして、真剣の道を本格的に歩み始める。マムシとの一戦で「(将棋の)盤に潜れ」という、かつての師匠の言葉を思い出して覚醒。以降、集中して本気を出す時等には「ダイブ!」と叫び、自らを9×9=81マスの将棋盤に潜る者ハチワンダイバーと名乗る様になる。ダイブ時には意識が盤面の中に潜ったり、駒の軌跡が光って見える。スローガンは「アイラブ将棋」。将棋に対する執着心と同様、中静そよ(みるく)に並々ならぬ好意を抱いており、掃除のサービスとは関係なく度々将棋の本で埋まった自宅アパートに出張させている。そよ、斬野、澄野らの鬼将会を潰す計画に参入し、将棋センターで鬼将会からの接触を待っていた所、羽比田の依頼から鬼将会潜入の糸口を掴む。たどり着いた先でマムシと再会し、菅田は小指を、マムシは命をかけての対局になるが、これに勝利。逃げ出してきたマムシと死闘を経て和解し、二こ神の所で共に暮らすよう勧めた。その後、そよ達の作戦の「鬼将会をおびき出す餌」にされるが、その直後に鬼将会によって拉致され、家も燃やされて独立将棋国家へと放り込まれる。一旦は所持金と下着以外の衣類を全て盗まれて一文無しになるも、薪割りバイトで得た100円を元手に再起を図り、得た金を全て次の対局に賭ける倍々ゲームで連勝。150万余りの金を獲得し、地下を抜ける。将棋コロシアムに上がってからはそよ、澄野、右角と共に文字山率いる「モンジ隊」のメンバーとなった。対局を繰り返していく中、谷生がそよとの対局に勝利し連れ去ろうとした所に偶然遭遇し、目隠し将棋を挑むも一蹴されてしまう。その後そよを助けたい一心でダストシュートをよじ登り、更に上の階に侵入。アサシンにより排除されかかるが、たまたま居合わせたサラリーマン風の男の代打ちを倒した事で彼の新しい代打ちとなり、ジョンス・リーと百時間切れ負けルールで戦うこととなる。全く未経験の超長期戦に耐えきれず精神崩壊を起こしかけるが、そよへの想いを心の支えとして持ち直し、今まで経験してきたそよの受けと澄野、右角の攻めの技術を活用しながら逆転。最後は超絶のダイブによって一億通りもの勝ち筋を完璧に読み切り、勝利した。対局後は疲労困憊のため爆睡していたが、目覚めた直後に鬼将会主催のトーナメントの参加者にさせられ、1回戦第1試合でファンタスティック三郎と対局。本当の意味で勝つためには手段を選ばない三郎の戦術に苦しみながらもこれに勝利した。監修の鈴木八段と同じく振り飛車を得意とするが、相手に得意戦法を知られないよう、瞬時に別な戦法へと切り替える柔軟さも持つ。更に独立将棋国家での連戦の中で「ハチワンシステム」という独自の戦法を編み出した。強敵との戦いで実力を付けて師匠の鈴木、初めてそよにも勝利してトーナメント優勝。その後谷生との対局にも勝利した。谷生の遺言に従い六年間世界を回って、将棋の普及を確認していた。そして、そよと再び対局する際にプロポーズし結ばれて物語の幕は閉じる。
中静そよ(なかしず そよ)
ヒロイン。「アキバの受け師」と呼ばれる女真剣師。19歳。巨乳巨尻で豊満な体型。普段は地味でメガネを着用している。「秋葉原メイド掃除クラブ」で出張メイドアルバイトをしており、メイドとしての源氏名はみるくであり、後述するようにメイドになることが心の支えになっている。メイド時は胸元が大きく開いたメイド服を着用して依頼者に愛想よく笑顔で振舞うが、平時は無表情かつ無口で、1000万円を賭けた真剣でも顔色一つ変えず平然としている。しかし、人間味が欠けているわけではなく、本人の意思とは関係無く、勝手に彼女の「おっぱいを揉む権利」がかかった将棋が始まった時は冷や汗をかき、動揺していた。人並み外れた大食漢で、クリスマスケーキほぼ1つを一コマで消滅させ、ファミリーレストランでは一回のオーダーでテーブルが埋まるほどの量を注文し、焼肉では目前で何が起きても箸が止まることはない。また、小学生の時、給食係が給食を配り終わった瞬間に本人も理由が分からないうちに食べ終えてしまい、その後しばらく食べる子供の略で「タベコ」というあだ名をつけられていた。沢山食べると腹が妊婦のようにパンパンに膨れ上がり、限界を超えるとバランスボール程巨大化し動けなくなるが、強烈な対戦をすることで一気に消化することもある。作中で描写されている中では最強レベルの棋力の持ち主で、鬼将会の谷生と対戦するまで36221連勝無敗であった。「受け師」の異名通り、強固な囲いで相手の攻めを受け潰す強力な受けが持ち味であるが、腕力将棋を最も得意とする澄野を「将棋の腕力」で下す、元プロ棋士相手に連続で5連勝する、初見で「煙詰め」を解く、異能感覚の持ち主に対して同じ異能感覚を用いて戦うなど、将棋に関しては計り知れない実力と知識を有している。ただし天才という訳ではなく、死んだ父と兄の無念を胸にひたすらに棋力を磨いてきた、膨大な努力に基づいた強さである。実家は将棋道場を経営しており、プロ棋士になれなかった父と兄のエゴによって、幼少の頃から無理やり将棋を指さされる日々を送っていた。その拷問の様な将棋の訓練を見かねた母が冗談のつもりでメイドの格好をさせてみた所、それが偶然そよの折れかけていた心のバランスを取る事に繋がり、同時にその将棋魂に火をつけるきっかけとなった。また、時期を同じくして初めて谷生と出会い、将棋を指した事で彼の興味の対象となっていた。地下将棋国家では真剣師達を相手に百面指しをしかけ、これに全勝。過去最高速度で地下を抜ける。将棋コロシアムでも連戦連勝を重ね、その見た目と相まってアイドルのような扱いを受けていたが、突如現れた谷生に敗北し、上に連れ去られてしまう。その後は谷生専属のメイドとして扱われ、対局をねだっては敗北し、着替えを強要されるというサイクルの中で精神を少しずつ崩壊させていった。それでもジョンスとの対局に勝利した菅田を心の支えとし何とか耐えていた所、給仕係として訪れた凜と再会。命を賭けて谷生と対局し負けた時にせめて一矢報いたいとの思いから、蹴りのレクチャーを受け始める。そのまま順調に蹴りの訓練を積んでいたが、谷生が自分の棋譜を持ち込んだ事でそれに没頭し、意識を変化させていった。更に異父姉妹である卑弥呼の登場とその誕生の経緯を知らされた事、彼女との対局に敗北した事で大きな精神的ショックを受け、更なる強さを目指すため谷生に直接の師事を願い出る。谷生との特訓で棋力を凄まじく向上させ彼に惹かれるものすら感じ菅田との間で揺れ動くことに。トーナメントに出場し卑弥呼にリベンジして、表社会の名人にまで勝利することで兄の願いを果たしたものの、菅田との決勝では彼への想い故の緩手から逆転され敗れる。その後谷生と菅田の戦いに立ち会い、谷生からの告白に揺さぶられながらも、最終的に菅田の勝利を見届け、自分の分まで指してくれとの遺言(実は菅田は生きていたが)を叶えようとプロ棋士になった。名人にまで登り詰めたが引退。しかし、将棋は捨てられなかった時に菅田との真剣対局で再会。彼のプロポーズを受け入れつつ自らもプロポーズした。その際の勝負にも勝ったことで物語終了時点での世界最強棋士と言える。
二こ神(にこがみ)[1]
雁木の構えからの入玉戦法を得意とするホームレスの真剣師。本名は神野神太郎(じんの しんたろう)と名前に「神」の字が2つ入るため、二こ神のあだ名がついた。年齢は、推定で70代後半。川のヌシを釣る事と将棋を続けるのが目標。20年前に「雁木(囲い)」を使ってアマチュア名人戦三連覇、そしてプロ対局前日、プロに勝つことを条件につやに求婚するも無下に断られ、さらに食い下がって「おっぱいを触る」事を要求するも、呆気無くつやに去られ、その場で号泣。対局当日はその感情を爆発させたかのような鬼神の如き指し筋で、プロ棋士に勝利する偉業を果たした。しかし、それで調子に乗った勢いで鬼将会に喧嘩を売り、3人ほどを下した所でヤクザの代打ちにさせられてしまう。更に話が飽和しきった結果自身の命まで賭けた対局を行う羽目になり、それに敗北。必死で命乞いをした事で命は助かったものの、ホームレスへと転落し、河原に住むようになる。本人曰く「将棋の魔力に魅入られた人間の1人」。つやの娘のそよとは旧知の間柄であり、菅田を強くするためにそよが1人目の対局者として選んだが、話の流れから「そよのオッパイを揉む権利」を賭ける事になる。得意の雁木から入玉に持ち込んで対局を優位に進めるが、ダイブモードを発動させた菅田に敗れる。対局後、約束通りそよの胸を揉むよう菅田に促すが、菅田の話を聞いて「お前はオッパイを揉んだら将棋が弱くなる」と判断。前言を撤回し、揉む事を禁止した。その後、斬野に敗北し自暴自棄になっていた菅田の相談に乗り、そよの胸に挟まれた事で菅田の棋力が半分にまで下がってしまったと分析。元に戻してやると言い、自分に弟子入りする事を提案する。


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