ハウス・オブ・カード_野望の階段
[Wikipedia|▼Menu]

House of Cards
ハウス・オブ・カード 野望の階段

ジャンル.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

サスペンス

政治ドラマ

社会派ドラマ

原案ボー・ウィリモン
出演者

ケヴィン・スペイシー

ロビン・ライト

マイケル・ケリー

作曲ジェフ・ビール
国・地域 アメリカ合衆国
言語英語
シーズン数6
話数73
各話の長さ43-59分
製作
製作総指揮

デヴィッド・フィンチャー

ケヴィン・スペイシー

エリック・ロス

Joshua Donen

Dana Brunetti

Andrew Davies

Michael Dobbs

John Melfi

ボー・ウィリモン

David Manson

John David Coles

ロビン・ライト

製作Media Rights Capital
Trigger Street Productions
Wade/Thomas Productions
Knight Takes King Productions
配給Netflix(配信)
ソニー・ピクチャーズ テレビジョン(物理メディア)

放送
放送チャンネルNetflix
映像形式1080p (2:1 HDTV) (2013)
4K (2:1 UHDTV) (2014?present)
音声形式ドルビーデジタル 5.1
放送期間2013年2月1日 (2013-02-01) - 2018年11月2日 (2018-11-2)
公式ウェブサイト
テンプレートを表示

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(ハウスオブカードやぼうのかいだん、原題:House of Cards) は、ボー・ウィリモンショーランナーを務め、映画監督のデヴィッド・フィンチャーと主演男優のケヴィン・スペイシーらが製作総指揮するアメリカ合衆国のドラマシリーズ。アメリカ合衆国ではNetflixが配信し、インターネット配信で初公開されたドラマシリーズとして史上初めてプライムタイム・エミー賞を受賞した[1]。本作の原型は1990年にイギリスでテレビ放映されたドラマシリーズ『野望の階段(英語版)』である[2]

アメリカ合衆国では2013年2月1日にシーズン1を、2014年2月14日にシーズン2を、2015年2月27日にシーズン3を、2016年3月4日にはシーズン4を、2017年5月30日にはシーズン5を、それぞれ13話ずつ配信開始した。シーズン5以降はボー・ウィリモンがショーランナーの立場から外れた。最終シーズン6は8話に短縮され、2018年11月2日に配信された[3][4]

2016年3月以降、日本ではNetflixでアメリカ合衆国と同時に配信されている。
あらすじ
シーズン1

主人公フランク・アンダーウッド(ケヴィン・スペイシー)はホワイトハウス入りを目指す下院議員。大統領候補ウォーカーを応援し、彼が当選した暁には国務長官のポストをもらう約束をしていた。しかし、大統領に当選したウォーカーはフランクを裏切り、別の人物を候補とする。耐えがたい屈辱を味わったフランクは、NPO法人「クリーン・ウォーター」の代表を務めるキャリア・ウーマンである妻クレア(ロビン・ライト)とともに権謀術数を駆使してホワイトハウス入りを目指す。フランクは記者のゾーイと関係を持ち、偽の情報を流して国務長官候補を陥れる。州知事の副大統領就任に伴う州知事選挙に、貸しのある議員ルッソを出馬させる。だが操れなくなると腹心のダグ・スタンパーにコールガールのレイチェルを使ってルッソを陥れさせ、自殺に見せかけて殺害する。副大統領を再び州知事選に出馬させ、自分が副大統領となる。
シーズン2

ゾーイと仲間の記者グッドウィンがフランクの犯罪を嗅ぎ付けたため、フランクはゾーイを殺害し、グッドウィンを陥れて刑務所に入れる。スタンパーは秘密を握るレイチェルに惚れ、始末せずに隠すが、大怪我をさせられて逃げられる。フランクとクレアは大統領夫妻と親しくなり、夫婦間の問題について知る。実業家のタスクと大統領への影響力をめぐって争い、タスクと大統領が繋がる資金洗浄疑惑をかきたてる。意図的に中国との外交摩擦を作り出し、密かに大統領弾劾を働きかけて大統領を辞職に追い込み、ついには大統領の座につく。
シーズン3

大統領となったフランクは支持率が低迷する中で再選を目指し、違法すれすれの予算転用で失業者救済プログラム"アメリカ・ワークス"を推進する。中東をめぐる外交闘争ではロシア大統領と渡り合うが、国連大使に抜擢したクレアは経験不足による失点を重ねて辞職する。大統領予備選で女性候補ヘザー・ダンバーにリードされたフランクは旧知の女性議員ジャッキー・シャープを第三の候補として立候補させ、ダンバーを攻撃させる。だがフランクのあまりの冷酷さにシャープは裏切ってダンバーを支持し、シャープの元恋人で大統領首席補佐官のレミー・ダントンは辞職する。レイチェルに大怪我をさせられたスタンパーは後遺症に苦しんでフランクから遠ざけられ、一時はダンバーのために働くが、欺いてフランクのもとに戻り首席補佐官となる。スタンパーはレイチェルを探し出し、躊躇しながらも殺害する。クレアは選挙戦の前面に出て闘うが、単なる道具として使われる事に不満を募らせ、選挙戦の最中にフランクのもとを去る。
シーズン4

2016年大統領予備選のさなか、クレアは自分の政治キャリアを追求し、リアン・ハーヴェイを選挙参謀として下院議員選への立候補をもくろむが、フランクが阻止する。グッドウィンがフランクを狙撃して重傷を負わせ、クレアが代わりにペトロフと交渉してガソリン危機を終息させる。共和党の大統領候補のコンウェイが優勢に大統領選を進めるなか、肝臓移植を受けて回復したフランクはクレアと和解し、クレアの母の死を利用して民主党副大統領候補とする。コンウェイに対抗するためにイスラム教過激組織のICOの幹部を捕えると、ICOがアメリカ人を人質にして幹部の解放を求める。ハマーシュミットが前大統領、シャープ、ダントンらの証言を得てフランクの陰謀を暴露する中、アンダーウッド夫妻は報道とICOの両方に対抗して選挙に勝つため、混沌を作り出そうと決意する。
シーズン5

シーズン5は2016年大統領選挙本選の数日前から始まる。フランクはICOによるテロの脅威を強調して疑惑報道から注意をそらそうとする。選挙日当日、投票率の伸び悩みで劣勢となったフランクは、データ・サイエンティストのエイダン・マカランにテロの脅威をでっち上げさせ、2州での投票を停止させる。次期大統領も副大統領も定まらず、規定に従って上院はクレアを副大統領に選出するが、下院は同数となり大統領は確定しない。クレアが暫定大統領になり2州で再投票が行われるが、コンウェイは失言を犯して敗北する。コンウェイの選挙参謀だったマーク・アッシャーと、商務省副次官のジェーン・デイビスがアンダーウッド夫妻の側近となる。アレックス・ロメロ下院議員は大統領選での不正を調査委員会で追及し、ホワイトハウス内部からのリークを入手したハマーシュミットはゾーイ・バーンズ殺害を追及する。都合の悪いことを知りすぎたマカラン、スピーチライターのトマス・イェイツ、選挙参謀のリアン・ハーヴェイは殺され、デュラント国務長官は階段から突き落とされる。フランクはクレアからの恩赦を期待して、大統領職を辞任する。自分を巡る疑惑があまりに多いため、クレアを大統領とするために、自分が内部からリークして混沌を作り出したと言う。ダグ・スタンパーはゾーイ殺しの罪を被ってホワイトハウスを去る。史上初の女性大統領となったクレアが恩赦を与えるかどうかは不明なままとなる。
シーズン6

前シーズンの数か月後から、旧姓のヘイルを名乗って大統領となったクレアと少女時代のフラッシュバックが描かれる。フランクは死に、ゾーイ殺害を自白したダグは精神療養施設に入っている。民主党支持者で大富豪のビルとアネットのシェパード兄妹はセス・グレイソンを雇い、副大統領となったマーク・アッシャーを通してクレアを操ろうとする。クレアはジェーン・デイビスを使ってこれに対抗する。シェパード家所有の工場が汚染事故を起こし、アネットの息子ダンカンは違法なアプリを広めて批判者の情報を収集する。ダグは自白を翻し、療養施設を出てフランクの遺言を調査する。フランクの悪事を知るデュラント前国務長官は友人のジェーン・デイビスの助けで死を装いクレアから逃亡する。アッシャーとシェパード兄妹の圧力のもとでクレアは従順を装いながら、ペトロフを利用してシェパード兄妹に打撃を与える。アッシャーに脅迫されたクレアは職務が不可能なほどの心痛を装い、シェパード兄妹とアッシャーはクレアの解任を謀る。だがこれを予想していたクレアは解任に賛成した閣僚全員を解任して女性に置き換え、アッシャーに対する疑惑をリークして辞任させる。クレアは秘密を知りすぎたデービス、デュラント、そしてジャーナリストのハマーシュミットを暗殺させる。クレアはフランクの子を妊娠し、母なる大統領として絶大な人気を得る。シェパード兄妹はクレアの権限を制限しようとして失敗し、クレアの流産誘導にも失敗する。クレアはダンカンを逮捕させて報復する。クレアは亡き夫の評判を貶め、フランクを敬愛するダグを怒らせる。クレアは国民の関心をそらすために核戦争の危機を作り出す。アネットが主導したクレアの暗殺は失敗し、ダグはフランクの子を宿すクレアを殺害することができず、フランクの名声を守るために彼を殺害したことを認め、クレアに殺害される。
原作との違い

本作は、イギリスのマイケル・ドブズ(サッチャー首相政権で首席補佐官を務めた)の小説『ハウス・オブ・カード』と、1990年から1995年にBBCが製作し、アンドリュー・デイヴィスが脚色したテレビドラマ『野望の階段(I?III)』を原作にしている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:56 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef