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ハイスクールAGENT
ジャンルスパイアクション
漫画
作者谷村ひとし
出版社スコラ
掲載誌コミックバーガー
レーベルバーガーSC
発表号1986年11・25号 - 1987年9・22号
巻数全2巻
話数全21話
OVA
原作谷村ひとし
監督坂田純一
キャラクターデザインつかさ匡、山沢実
メカニックデザイン宍戸聡
アニメーション制作J.C.STAFF
製作東映ビデオ
発売日1987年
話数全2巻
テンプレート - ノート
『ハイスクールAGENT』(ハイスクールエージェント)[1]は、谷村ひとしによる日本の漫画作品。『コミックバーガー』(スコラ)にて連載。単行本全2巻。また、それを原作とするOVAが2作品ある。 本作の特徴として、場面のイメージに合わせた曲をBGMとしてページの欄外に付記するという独特の手法が取られている[2]。選曲は洋楽のボーカル曲が中心だが、シーンやエピソードによっては邦楽のポップスが重視される場合もある。なお、全21話中2つのエピソードにおいては、章扉に「BGM指定アルバム」と明記され、第7話『香港EXPRESS』ではアルバム『SHAKE IT PARADISE』、第11話『眠れぬ森の美女』ではアルバム『GROOVIN'』、いずれも久保田利伸の楽曲が指定されている[3]。 主人公・金森コースケはどこにでもいる高校生。コンピュータが趣味の彼は国連のコンピュータをハッキングしてしまい、国連が傘下に秘密諜報機関を置いている事を知ってしまった。国連は秘密保持の為コースケを「秘密諜報員」に任命し、週末だけ活動することとなった…。
概要
1990年代以降に「パチンコ漫画」で人気となった谷村ひとしの初期の代表作の1つ。
当時の作者が持つ作風の1つであった「スタイリッシュなアクション活劇」が特徴であり、作者の他作品『ハードBOYルド』『横須賀OP.』(ともに少年画報社『少年KING』連載)の路線を踏襲している。先行する2作品では「探偵」を題材にしており、本作では「スパイ」を主題とする。
『コミックバーガー』連載中からメディアミックスが図られ、1987年には東映ビデオからOVAが2作品発売された。
特徴
ストーリー
サブタイトル一覧
第1巻
ニューヨーク殺人指令
北極海Uボート奪回指令
京都スパイ抹殺ツアー
大統領暗殺を阻止せよ
黄金境を探せ
黄金の神の鳥
香港EXPRESS
湯けむり謎のスパイ暗殺作戦
東京下町スパイ天国
スパイ死すべし
第2巻
眠れぬ森の美女
恐怖のミステリーツアー
失意のRUNAWAY
殺!!風流隅田川下り
渋谷1987
渋谷ラブホテルスパイマップ
渋谷25時
終結!!渋谷スパイ戦争
アークヒルズの決闘
ベルリンの壁を越えろ!
さらば愛しき人
登場人物
金森コースケ
「都立下町高校」に通う生徒。深川・木場で生まれ育ち、実家は「金森木材有限会社」という材木店。水泳部員なので体力には自信がある程度の、普通の高校生。趣味はパソコンおよびTVゲーム。地元では「ゲームセンターあらし」の異名を取るほどゲームが得意[4]。自称「何の特技もない」との事だが、アーケードゲームでの経験を元に[4]、実際にバイクや車の運転をこなすなど、運動神経の良さを持つ。洒落っ気もあり、原宿のブランド店で早朝から並んで購入した服を持っているが、任務中にダメにされたり、お礼としてホームレスに譲っている。また材木屋の息子らしく、鳶口で丸太を放り投げるという荒業を見せた事もある。所有するパソコンが偶然にも国連(UN)の機密ファイルにアクセスしてしまったため、ハッキング行為の機密保持のために国連のエージェントとなって諜報活動をする事を強要される。このことは電源を付けたまま寝ている最中に偶発的に起こった為、本人はまったく意図していない事態である上に、ハッキングの自覚もない。