ハイイロガン
ハイイロガン Anser anser
保全状況評価[a 1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ハイイロガン(灰色雁、Anser anser)は、カモ目カモ科マガン属に分類される鳥類。マガン属の模式種。 アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アフガニスタン、アルジェリア、アルバニア、アルメニア、イギリス、イスラエル、イタリア、イラク、イラン、インド、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、ギリシャ、キルギス、クロアチア、シリア、スイス、スウェーデン、スペイン、スリランカ、スロバキア、スロベニア、セルビア、大韓民国、タジキスタン、チェコ、中華人民共和国、チュニジア、デンマーク(グリーンランドを含む)、ドイツ、トルクメニスタン、トルコ、日本、ネパール、ノルウェー、パキスタン、ハンガリー、バングラデシュ、フィンランド、ブータン、フランス、ブルガリア、ベトナム、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポーランド、ポルトガル、マケドニア共和国、マルタ、ミャンマー、モルドバ、モロッコ、モンゴル、モンテネグロ、ヨルダン、ラオス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア[a 1] ヨーロッパで繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、西アジア、ヨーロッパ西部へ渡り越冬する[1][2][3]。 中華人民共和国北部、モンゴル、ロシア(ウラル山脈以東)で繁殖し、冬季になるとインド北部、中華人民共和国へ南下し越冬する[1][2][3]。日本には越冬のため少数飛来(冬鳥)する[1][3]。2008年1月、長崎県諫早市で12羽の観察記録がある。[4] 全長76-89センチメートル[1]。翼開長147-180センチメートル[1]。上面の羽衣は灰褐色で、体上面の羽毛の外縁(羽縁)は淡色[3]。胸部から腹部、腰の羽衣は灰色で、体側面から腹部にかけて淡褐色の横縞が入る[3]。尾羽基部を被う羽毛(下尾筒)は白い[3]。尾羽は灰褐色で、先端と外側尾羽は白い[3]。 後肢はピンク色[1][2][3]。 翼長オス44.5-48.2センチメートル、メス41.6-47センチメートル[2]。嘴は短く黄色[2]。 翼長39.8-48.2センチメートル[2]。嘴はやや長くピンク色[1][2][3]。 繁殖形態は卵生。4-5月に5-6個の卵を産む[2]。抱卵期間は28-29日[2]。 本種(基亜種)が家禽化されガチョウ(ツールズガチョウ
分布
A. a. anser キバシハイイロガン
A. a. rubrirostris ハイイロガン
形態
A. a. anser キバシハイイロガン
A. a. rubrirostris ハイイロガン
分類
Anser anser anser (Linnaeus, 1758) キバシハイイロガン Western greylag goose
Anser anser rubrirostris ハイイロガン Eastern greylag goose
生態
人間との関係
Size:24 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef