この項目では、レッド・ツェッペリンの楽曲について説明しています。ジミー・ペイジ&ロバート・プラントのアルバムについては「ノー・クォーター (アルバム)」をご覧ください。
「ノー・クォーター」
レッド・ツェッペリンの楽曲
収録アルバム『聖なる館』
リリース1973年3月28日
録音1972年
アイランド・スタジオ
ジャンルプログレッシブ・ロック
サイケデリック・ロック
時間7分01秒
レーベルアトランティック
作曲者ジョン・ポール・ジョーンズ
ジミー・ペイジ
ロバート・プラント
プロデュースジミー・ペイジ
『聖なる館』収録順
デジャ・メイク・ハー
(6)「ノー・クォーター」
(7)オーシャン
(8)
ミュージックビデオ
「No Quarter (NY 1973)」
「ノー・クォーター」 (No Quarter) は、イギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンの楽曲。1973年、彼らの第5作アルバム『聖なる館』のB面3曲目に収められて発表された。作詞作曲はジョン・ポール・ジョーンズ、ジミー・ペイジおよびロバート・プラント。レコードでの演奏時間は約7分。 ジョーンズが『レッド・ツェッペリン IV』のセッションに持ち込んだ曲。その時は完成せず、『聖なる館』のセッションで再度試され、完成した。ジョーンズのピアノを中心とするミドルテンポのインストゥルメンタルに、プラントの、北欧神話をヒントとした歌詞が乗る、レッド・ツェッペリンで最も神秘的な雰囲気の曲である。また間奏では、レッド・ツェッペリンとしては珍しいジャズ風のギターソロが展開されている。 特徴的なギターのサウンドは、テープのスピード操作(ベーシックトラックを正規のピッチで録音し、それを早回ししながらギターをオーバーダビングする。再度正規ピッチでミックスすると、ギターはピッチダウンされた独特の野太い響きになる)によって得られたものである[1]。 1973年のアメリカツアーで登場し、以後1979年まで常にセットリストにあった。ステージではジョーンズの見せ場となり、エレクトリックピアノまたはグランドピアノを用いた長いソロが展開された。ソロの途中には「くるみ割り人形」、「アメイジング・グレイス」、時には「さくらさくら」なども織込まれた。2007年、ロンドンO2アリーナでの再結成ライブでも披露された。
概要
ステージ・パフォーマンス
脚注^ 「Guitar World」誌1991年1月号のインタビューなど。
参考文献
『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊
表
話
編
歴
レッド・ツェッペリン
ジョン・ボーナム
ジョン・ポール・ジョーンズ
ジミー・ペイジ
ロバート・プラント
オリジナル・アルバム
レッド・ツェッペリン I
II
III
IV
聖なる館
フィジカル・グラフィティ
プレゼンス
イン・スルー・ジ・アウト・ドア
最終楽章
ライブ・アルバム
永遠の詩 (狂熱のライヴ)
BBCライヴ
伝説のライヴ
コンピレーション
ボックスセット
プロファイルド
リマスターズ
ボックスセット2
コンプリート・スタジオ・レコーディングス
アーリー・デイズ
レイター・デイズ
マザーシップ
シングル
グッド・タイムズ・バッド・タイムズ / コミュニケイション・ブレイクダウン
胸いっぱいの愛を / リヴィング・ラヴィング・メイド
移民の歌 / ヘイ・ヘイ・ホワット・キャン・アイ・ドゥ
ブラック・ドッグ / ミスティ・マウンテン・ホップ
ロックン・ロール / フォア・スティックス
丘のむこうに / ダンシング・デイズ
デジャ・メイク・ハー / クランジ
トランプルド・アンダーフット / 黒い田舎の女
キャンディ・ストア・ロック / ロイヤル・オルレアン
フール・イン・ザ・レイン / ホット・ドッグ
映画
レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ
レッド・ツェッペリン DVD