ノー・ガンズ・ライフ
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ノーゲーム・ノーライフ」とは異なります。

ノー・ガンズ・ライフ
ジャンルSFハードボイルド
漫画
作者カラスマタスク
出版社集英社
掲載誌ウルトラジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
発表号2014年10月号 - 2021年10月号
発表期間2014年9月19日 - 2021年9月18日
巻数全13巻
話数全82話
アニメ
原作カラスマタスク
監督伊藤尚往
シリーズ構成菅原雪絵
キャラクターデザイン筱雅律
メカニックデザイン出雲重機
音楽川井憲次
アニメーション制作マッドハウス
製作NGL PROJECT
放送局TBSテレビほか
放送期間第1期:2019年10月11日 - 12月27日
第2期:2020年7月10日 - 9月25日
話数第1期:全12話
第2期:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ノー・ガンズ・ライフ』は、カラスマタスクによる日本漫画。『ウルトラジャンプ』(集英社)2013年8月号に掲載後、2014年4・5月号に読み切りとして再掲載を経て、同年10月号から2021年10月号まで連載された[1][2]
あらすじ

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年11月)(使い方

身体の一部を機械化し、機能拡張した人間「拡張者(エクステンド)」と生身の人間が共存する社会。とあるスラム街で、頭部に巨大なリボルバーを持つ男・乾十三(いぬい じゅうぞう)は、問題を起こした「拡張者」の処理を生業としている。ある日、十三は誘拐犯として警備局に追われる全身拡張者の男性から子供の保護の依頼を受けるも、ベリューレン社からの追手に保護を依頼された子供を奪われてしまう。しかし、ベリューレン社から真の依頼人である少年・荒吐鉄朗(あらはばき てつろう)を奪還したため、ベリューレン社と敵対することとなる。
登場人物

声の項はテレビアニメ版の声優
主要人物
乾 十三(いぬい じゅうぞう)
[注釈 1]
声 - 諏訪部順一[3]主人公の男性。身長は6.6フィート(約198cm)前後。全身を機械化した過剰拡張者。頭部の巨大なリボルバーを始め、「GSU(ガンスレイブユニット)」と呼ばれる兵装を持つ13人の内の1人。拡張者絡みの問題を解決する「処理屋」として「乾相談所」を開き、生業としている。趣味は部屋の掃除[4]。拡張手術を受ける前の記憶を失っており、兵器として動いていた過去の自分を気にしている。頭の銃の引き金を触られることを極端に嫌っている。また、性的な事柄や顔が濡れること(錆の原因になるため)や子供も苦手で、このような事態に直面すると激しく取り乱す一面もある。終戦直後、解体命令を拒否し反乱を起こしたGSU達の殺害を命令され、仲間を殺させる事を躊躇ったハントに代わり自身の意思で殺害を実行した結果精神的ショックから暴走。友軍ごと都市を壊滅させたという過去があり、その非道な行いにより彼や他のGSUを深く知る者からは「同胞殺しの十三番機」と蔑称を付けられている[5]。戦闘方法は主に徒手空拳で、手のリボルバーに仕込まれた炸薬を用いての正拳突きヒュンケ・ファウストを必殺技とする。GSUとしての固有形態は重機のような右腕「局地戦用弾劾形態」[6]
荒吐 鉄朗(あらはばき てつろう)
声 - 山下大輝[3]少年。身長は4.7フィート(約143cm)前後。ベリューレン社CEOの荒吐総一郎の息子。拡張体遠隔操作装置「ハルモニエ」を使用できる。年齢は13歳[7]。元々は健常者であったが「ハルモニエ」との適合率を上げるため、手足の腱を切られ、声帯を潰されてしまっていた。CEOの息子ではあるものの、「ハルモニエ」を無理矢理埋め込まれ、人体実験の被験体にされた。メアリーによって両足に簡易的な拡張手術を受けたことにより、手足を動かせるようになる。「ハルモニエ」と密接に繋がっている喉は、メアリーですら手を加えることができずに声を出すことができなかったが、後にヴィクターによって行われた拡張手術によって声が出せるようになった。「ハルモニエ」は操る拡張体との共鳴の割合によっては、鉄朗の生身の肉体にも影響を及ぼす。
メアリー・シュタインベルグ
声 - 沼倉愛美[3]拡張技師である少女。身長は4.9フィート(約149cm)前後。十三とは昔馴染み。短時間で拡張義肢を取り外すなど、並外れた技術を持つ。性格・口調ともにさばけているが、十三を何かと目をかける面倒見の良さや、高い技術力で直しながらも他の修理屋よりも料金を安くする優しさを持っている。バストサイズはC寄りのB[8]。メガアームド斎の一件以降、乾相談所に引っ越してきた[9][注釈 2]。鉄朗の足を将来的に自力で動かせるように、簡易的な拡張処理を施している。だが、鉄朗がどうしてもというならばっさり切って拡張体を付けてあげるとも言っている。拡張技師になった理由は、拡張技師をしていれば優れた技師であった兄ヴィクターと再会できるかもと思ったためである[10]
復興庁
オリビエ・ファンデベルメ
声 -
日笠陽子[3]復興庁拡張者対策局(EMS)局長の女性。十三とは顔馴染みであり、十三の起こした問題を揉み消す度に十三に言うことを聞かせる取り決めをしている[11]。士官学校を首席で合格している。父親は軍警察に勤めていた。頻繁に開封している缶詰めは強烈な臭いを発するものであり、自身も臭いと思ってはいるもののストレス発散の目的で開けている。その缶詰めは亡き父親がおみやげに買ってきてくれると約束していた物である。
クローネン・フォン・ヴォルフ
声 - 内田夕夜[12]オリビエの部下の眼鏡をかけた男性。役職は実行部隊の班長。「針」で拡張体の動力伝達系などの場所を針で射抜くことで物理的に干渉して動きを制限させることができる。そのため拡張者を拘束するなどの任務に就く[13]。年代物の愛車を傷つけられることを極端に嫌う。
アヴィ・コーボ
声 - 加藤将之男性。公安3課。EMS局長代理。ヴィクターを逮捕しようとしていた。拡張処理を施しており、ロレンチーニ器官を元にした物を表皮に埋めてあるため、敵の動きを見切り攻撃を避けるのを得意としている[14]
ヴァイオレット・ヴァレンタイン
アルカバシリ島全域にわたる拡張者専用収容所(ヴンダーベンダー)所長。ラーゲルシュテット・ヴァレンタインの三女で復興庁幹部組織「九識宿禰」の一人。目は見えていないが伊達眼鏡をしている[15]。オリビエとは士官学校時代の同期。自身の立場を利用して違法拡張体を蒐集している。自身の蒐集物を保管する「驚異の部屋」に十三を通し、彼と荒吐真赭の勝者にヴィクターを譲渡すると提案する。だが、実際は譲る気など無くEMSの監査が入るのを知ると荒吐真赭にヴィクターの提供と引換にベリューレン社による自身の身柄の保護を要求する。
ベリューレン社
カレン
声 -
上田麗奈修道服を着た女性。ペッパーの妹。右目を視覚拡張しており、銃を用いた戦闘を得意としている[16]。正確な射撃だけでなく、跳弾を狙った場所に撃ち込む腕前を持つ。使用する銃はシリンダーと銃口が2つあるもの。清楚なシスターと偽り十三に近づいて鉄朗を保護しようとするものの、十三に本性を看破されたことで、問答無用で鉄朗を回収しようと戦闘を始める。鉄朗を回収後に列車によって施設に帰還する際に再度十三に妨害を受けてしまい、対拡張用の銃弾を十三に放つが効かず、首の補助脳に手刀を受けて意識を失った。
ヒュー・カニンガム
声 - 上田燿司[3]十三との交渉に現れた肥満体の男性。32歳。地位は保安部長。鉄朗を匿う十三の情報を調べ上げており、手始めとして十三の愛用する銘柄のタバコを街中からかき集めるなど、ベリューレン社の力の一端を見せた。そして薬が切れて上手く体の動かない十三を前に「薬が切れただけでこの在り様、やはり拡張者にはなりたくない」と言っている[17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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