ノーマン・ヴィンセント・ピール
1966年のピール
誕生1898年5月31日
オハイオ州
死没1993年12月24日
ニューヨーク州
職業著作家、講演者、改革派教役者
国籍アメリカ合衆国
ジャンル動機づけ
主題楽天主義
ウィキポータル 文学
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ノーマン・ヴィンセント・ピール(Norman Vincent Peale、1898年5月31日 ? 1993年12月24日)は、アメリカ合衆国の牧師兼著作家。特にベストセラーの本『積極的考え方の力』を通じて、積極思考の概念を普及させたことで最もよく知られている。 1898年、オハイオ州に生まれる。オハイオ・ウェスリアン大学及びボストン大学神学部を卒業。その後シラキュース大学神学博士号を取得。 1932年、ニューヨーク市にあるマーブル共同協会の牧師に就任。1984年まで務めた。 1952年、著書『積極的考え方の力』を上梓。世界中で500万部を売り上げた。ピールの思想は、精神科の専門家、教会の神学者や指導者から批判を受けた[1]。 1984年3月26日、ロナルド・レーガン大統領は、神学の分野への貢献を表して、ピールに大統領自由勲章を授与した[2]。 1993年、脳卒中で亡くなる。 1930年代後半からは政治団体に所属し、国政の候補者やそのキャンペーンに関与した。「カトリック教徒の選挙に直面し、我々の文化は危機に瀕している[注 1]」としてカトリック系のジョン・F・ケネディの大統領選に反対するグループを率い、アドレー・スティーブンソンの大統領選出馬に反対。スティーブンソンは「セントポールは引きつけられるが、セントピールにはぞっとする[注 2]」と返した[3]。リチャード・ニクソン大統領と個人的な友人であり、ドナルド・トランプは両親からピールの教えを聞いて育ち、イヴァナ・トランプとの最初の結婚ではピールのもとマーブル共同協会で式を行った。
経歴
著書
積極的考え方の力 (相沢勉:訳/ダイヤモンド社/1954)、The Power of Positive Thinking
積極的考え方の力 -日常生活の諸問題を解決するための手引 (相沢勉:訳/ダイヤモンド社/1964)
積極的考え方の力 ポジティブ思考が人生を変える (桑名一央
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