グリーンゴブリン(英: Green Goblin)は、マーベル・コミック刊行のアメリカン・コミックス『スパイダーマン』などに登場する架空の犯罪者(スーパーヴィラン)。中黒を付けてグリーン・ゴブリンとも表記される。 緑色のゴブリンのようなコスチュームで身を包んだスーパーヴィランで、スパイダーマンの宿敵。初登場は『アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man
目次
1 概要
1.1 ノーマン・オズボーン
1.2 ハリー・オズボーン
1.3 バート・ハミルトン
1.4 フィル・ユーリック
2 他メディアでの登場
2.1 漫画
2.2 アニメ
2.3 映画
3 グリーンゴブリンの派生
4 装備品
5 脚注
6 関連項目
概要
ノーマン・オズボーン詳細は「en:Norman Osborn」を参照
初代グリーンゴブリン。巨大軍需企業「オズコープ(Oscorp
)」の社長であるノーマンは、解雇した科学者が残したメモから肉体と知能を強化させる算法を発見し、それを基に血清を開発する。しかし、血清は突然爆発を起こし、ノーマンは顔から血清を浴びてしまう。それによって超人的な身体能力と知力を得るが、副作用で精神が蝕まれ、手に入れた力で史上最強の犯罪者になれると考え始める。自ら開発したコスチュームと装備品を身に着けてグリーンゴブリンとなり、スパイダーマンを倒せば犯罪者たちの間で尊敬されると考え戦いを挑んでいく。スパイダーマンの正体がピーター・パーカーだと知ると、彼の恋人のグウェン・ステイシーを誘拐してGWBから突き落とし、殺害することに成功する。しかし、復讐を期すスパイダーマンの猛攻に圧倒された挙句、回避されたグライダーによる奇襲攻撃が直撃して死亡する。
後に血清の効力によって蘇生し、『シークレット・インベージョン』ではS.H.I.E.L.D.の長官となる。アイアンマンのスーツやアベンジャーズタワーを我が物としてアイアンパトリオットを名乗り、ヴィランたちにヒーローの偽物を演じさせて「ダークアベンジャーズ」を組織する。
ハリー・オズボーン詳細は「en:Harry Osborn」を参照
二代目グリーンゴブリン。ノーマン・オズボーンの息子であり、ピーター・パーカーの親友。父の仇であるスパイダーマンの正体が親友のピーターであることを偶然知ってしまい、復讐を果たすべくグリーンゴブリンとなる。
仇であるスパイダーマンの命を狙って何度も戦ったが、トゥームストーンを相手にスパイダーマンと共闘したこともあった。 三代目グリーンゴブリン。 四代目グリーンゴブリン。
バート・ハミルトン
フィル・ユーリック詳細は「en:Phil Urich」を参照
他メディアでの登場
漫画
アルティメット スパイダーマン
ノーマン・オズボーンはS.H.I.E.L.D.のスーパーソルジャー計画に参加し、超人血清を自社開発する「OZプロジェクト」を立ち上げるが、思うような結果を出せずにいた。そんな中、偶然自社で生み出した蜘蛛に噛まれたピーターがスパイダーマンとなる。業績に焦りがあったノーマンは自らを使ってピーターに起きた出来事を再現する人体実験を行うが失敗し、その結果として緑色の怪物「グリーンゴブリン」へと変貌してしまう。
アニメが望まれています。 (2015年1月)
スパイダーマン'1967
声 - レン・カールソン赤色のコスチュームで登場。
スパイダーマン&アメイジング・フレンズ'1981
声 - デニース・マークスこの作品以降、紫色のコスチュームで登場。
スパイダーマン'1994
スペクタキュラー・スパイダーマン
声 - スティーヴン・ブルーム悪魔の様なコスチュームを身に着けた謎のヴィランとして登場。
アルティメット・スパイダーマン
声 - スティーヴン・ウェバー / 吹き替え - 安井邦彦オズコープの社長であるノーマン・オズボーンが、傘下であったドクター・オクトパスの裏切りによってピーターの血液とシンビオート[1]の混合物を投与されたことで変貌。