ノーフォーク州
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この項目では、イギリス、イングランド東部のカウンティについて説明しています。

アメリカバージニア州の都市については「ノーフォーク (バージニア州)」をご覧ください。

その他については「ノーフォーク (曖昧さ回避)」をご覧ください。

ノーフォーク


地理
様態典礼および非都市カウンティ
リージョンイングランド東部
面積
総面積
行政区画5 位
5,371 km2 (2,074 sq mi)
5 位
カウンシル所在地ノリッジ
ISO 3166-2GB-NFK
ONSコード33
NUTS 3UKH13
人口統計
人口
総人口 (2018年中期推計値)
人口密度
行政区分25位
903,680
168/km2 (440/sq mi)
7位
民族構成98.5% 白色人種
政治
www.norfolk.gov.uk/
与党保守党
国会議員

リチャード・ベーコン (C)

ヘンリー・ベリンガム (C)

ジョージ・フリーマン (C)

ノーマン・ラム (LD)

ブランドン・ルイス (C)

クライブ・ルイス (L)

キース・シンプソン (C)

クロエ・スミス (C)

エリザベス・トラス (C)

ディストリクト

ノリッジ

サウス・ノーフォーク (South Norfolk)

グレート・ヤーマス (Great Yarmouth)

ブロードランド (Broadland)

ノース・ノーフォーク(North Norfolk)

キングス・リン・アンド・ウェストノーフォーク (King's Lynn and West Norfolk)

ブレックランド (Breckland)

ノーフォーク(Norfolk)は、イングランドイースト・オブ・イングランドにあるカウンティである。西でリンカンシャー、西および南西でケンブリッジシャー、南でサフォークに隣接する。北および東で北海に面しており、イギリス最大の入江であるザ・ウォッシュ(英語版)もある。州都はノリッジ。面積は5,371平方キロメートル (2,074平方マイル) で、イングランドの典礼カウンティで5番目に大きい。

ノーフォークはイングランドに34ある非都市カウンティの中で7番めの人口81万6500人を擁するが、ほとんどが郊外であるため人口密度は平方キロメートルあたり152人に過ぎず、人口密度では 25 番めである[1]。この事実は農業と観光を中心とするノーフォークの経済に象徴されている。ノーフォークにも一部が含まれるザ・ブローズ(英語版)を国立公園に指定する最近の法案は成立しなかったが、それは自然保護が航行に優先するということになるからである。ノリッジ中心部といった歴史的な場所も観光資源として貢献している。

自然植物保護団体プラントライフ(英語版)によるコンテストで、ノーフォークの花としてヒナゲシが投票により選ばれた[2]が、これは投票で一位だったアレキサンダース(英語版)が代表的ではないという抗議によるものである。
地理

ノーフォークの北部は北海に面しており、ブレイクニー・ポイント(英語版)とスコルト・ヘッド島(英語版)を中心とした地域に砂丘塩性湿地砂嘴ラグーンは多くある。北西部には大きなウォッシュ湾(英語版)があり、湾内にはイギリスで最大級の干潟がある。ウォッシュ湾と北部の北海海岸にはイギリスのゼニガタアザラシの個体数の7%がいるほか、イソマツ類ボラバスカレイ類ムール貝ザルガイ類エビカニ渡り鳥カワウソなど様々な動植物が生息している[3][4][5]

ノーフォークはほとんどが低地であり、ノエル・カワードの作品『私生活(英語版)』にも「Very flat, Norfolk」の台詞が出てきた[3][6]。北海岸も低地がほとんどであるが、ハンストン(英語版)、シェリンガム(英語版)、クローマー(英語版)の数カ所にがある[3]。クローマーに近いクローマーリッジ(英語版)にある標高103 mのビーコン・ヒル(英語版)はノーフォークの最高点で、イースト・アングリアでも最も高い場所の1つである[7]。西部にはフェン地帯のザ・フェンズ(英語版)が発達し、その中にグレートウーズ川とその水系が流れており、その河畔にはキングズ・リンの町がある[8]。東部にはザ・ブローズという低層湿地が広がり、その中にバー川(英語版)、ヤー川(英語版)、サーン川(英語版)、ウェイヴニー川(英語版)の水系が流れ、一帯はコハクチョウの越冬地である[9]

北部のブランカスター(英語版)とクレイ=ネクスト=ザ=シー(英語版)との間の「北部ノーフォーク海岸(英語版)」は1976年?2014年にユネスコ生物圏保護区に指定されていた[5][10]。また、ウォッシュ湾[11]、北部ノーフォーク海岸[12]、ザ・ブローズ [9]のほか、東部のブレイドン・ウォーター(英語版)[13]、西部内陸部の小さな湿地であるダージンガム・ボグ(英語版)[14]とロイドン・コモン(英語版)[15]、ケンブリッジシャーを跨ぐ南西部のウーズ・ウォッシュ(英語版)[16]ラムサール条約に登録されている。
歴史詳細は「ノーフォークの先史(英語版)」および「ノーフォークの歴史(英語版)」を参照

ノーフォークにはローマ時代以前に定住がみられフリントの出土する西部高地の新石器時代の遺跡(グリムズ・グレイヴス)が発見されている[17]ブリトン人の一部族イケニ族紀元前1世紀から紀元後1世紀までノーフォークに居住していた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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