報告 2015年10月に、RJANKAさんによって国際化タグ
が貼られていましたが、ノートに御指摘が無かったので「?キリスト教ほど世界的に広まっている宗教も他にイスラムくらいしか思い当たらないのに、なぜ『国際化』?」という疑問がありました(「キリスト教は欧米の宗教」ではありません、発祥は西アジアですし、基本的な教義神学が練り上げられたのもアンティオキア、アレクサンドリアでです)。しかも「聖遺物」と言えば普段はキリスト教のものしか思い当たりませんでしたので、一体何を加えれば良いのかと意味不明、と感じていました。そこで、編集履歴のコメント欄を拝見して合点が行ったのですが、「イスラムにおける聖遺物についての記述が必要」というわけですね。
「だとしたら中立的観点タグの方が良いだろう」と思いタグを変更したのですが、実際に貼り付けるとどうもしっくり来ませんでした。どういう視点で中立的観点が問題になっているのかもよく分かりませんし、ノートまで見るのは大概は編集者およびヘビーユーザー位であると思われます。もっと具体的に告知したいと考えたところでした。
そこでもっと適切なタグが無いかと思い探しましたところ、Template:修正2がありましたので、これを使い、「この項目はイスラームにおける聖遺物の記述の不足ため、修正・推敲を広く求めています」と告知することとしました次第です。以上、報告まで。--Kinno Angel(会話) 2016年2月1日 (月) 02:24 (UTC)[返信]この記事ではなくイスラームに関しては「アーサール」とする(あるいは「聖遺物(イスラーム)」として曖昧さ回避を別に作る)のは不適当なのでしょうか。例えば、仏教の仏舎利なんかは完全に別の記事となっていて、関連項目でつながっています。絶対にこの記事に入れたくないと主張するわけではないのですが、現状は導入文で「キリスト教の?」から始まっていて限定されていますし、イスラームの記述を入れたとしても「では他の宗教は?」となることも予想されます。--Strangemist(会話) 2016年2月1日 (月) 05:04 (UTC)[返信]解決策として大いにアリだと思います。ただ独立記事を作成せずにTemplate:otheruseslistを作るのもヘンなので、作られてから貼り付ける、あるいは本記事内に加筆されてから分割する、というのが順序かとも思います。--Kinno Angel(会話) 2016年2月1日 (月) 07:24 (UTC)[返信]その通りに思いましたので、門外漢ながらアーサールを準備中です。知識不足からアーサールとするべきか聖遺物 (イスラーム)とするべきかちょっと迷っています。--Strangemist(会話) 2016年2月1日 (月) 07:42 (UTC)[返信]アーサールを作成しました。基本的に全く知らない分野の記事なので避けたい(仮にイスラームの教派POVと言われても対応できない)のですが、出典がはっきりとしていることのみ記載した上で、体裁は整ったと思うので標準空間に作成しました。申し訳ないですが曖昧さ回避やotherusesを作成したことがないので、そちらは時間がかかるかもしれません。(あるいは作業していただければとても喜びます)--Strangemist(会話) 2016年2月1日 (月) 09:44 (UTC)[返信]早っ。ありがとうございます、お疲れ様です。修正2タグをotherusesタグに変更しておきました。--Kinno Angel(会話) 2016年2月1日 (月) 11:37 (UTC)[返信]otherusesでの対応ありがとうございました。Kinno Angelさんの諸々の活動には頭が下がるばかりです。--Strangemist(会話) 2016年2月1日 (月) 12:24 (UTC)[返信]
コメント Kinno Angelさん、Strangemistさん、RJANKAさん、こんにちは。特別:差分/57198529で{{国際化}}を添付されたRJANKAさんは残念ながらWP:TVWATCHで期限を定めないブロック中のようですが、やはり{{国際化}}は確かに若干異質であるように思われ、{{観点}}のほうがより適切であると思います。
『ブリタニカ国際大百科事典 3』914頁では、多様な宗教における聖遺物に言及していますが、『世界大百科事典 第15巻』238頁では「遺品に対する尊崇は洋の東西を問わず多くの宗教に見られるが,通常はとくにキリスト教の諸聖人の遺骸や遺品をさす。」という書き方で、キリスト教中心になっています。フランス中世史研究者の渡邊昌美さんが執筆していますから、キリスト教に偏重・特化したものになるのは自然かもしれません。また、『岩波イスラーム辞典』ではイスラームのものに特化されています。辞典の性格から来るところもありますし、エジプトを専門とする中東・イスラーム研究者の大稔哲也さんが執筆していますから、イスラームに偏重・特化したものになるのは自然かもしれません。辞書類ではカトリック教会のそれに言及されています。日本語文献を見ていくと、カトリックのそれを対象にした研究論文の本数が最も多いことがわかります。しかしながら、研究論文における言及が多いからといって、多くの宗教や宗派に存在する聖遺物を特定の宗教や宗派 (ここではカトリック)に占有させてしまうのは、ウィキペディア的には問題なのではないかと考えます。