「流体」と書きましたが、水中でも成り立つのでしょうか。成り立ちます。水中翼船という例をご存じないですか? 揚力に関して疑問があり、航空機や流体力学の本を読みましたが、どうも的確な説明がなされていません。疑問とは、普通の翼が生み出す揚力はキャンバーと迎角の両方で作られているのではないかという事です。私の頭では両者によって生み出されているのですが、ある本では翼が生み出す揚力はキャンバーで作られているとされ、他の本では迎角で作られるとされていて、どうも全ての著者は人に説明できるほどには最も肝心の点を理解していないのではないか?もしかすると宗教論争のように「揚力キャンバー派」と「揚力迎角派」に分かれて争っているのかと変な想像さえしてみたくなります。 どこかに「普通の翼が生み出す揚力はキャンバーと迎角の両方で作られている」という一文があれば疑問は解消するのですが、ここ「揚力」でも迎角による揚力の説明だけです。もっとも「揚力係数はほぼ迎角に比例する」という部分での「ほぼ」という言い切っていない点にキャンバーによる揚力の余地がありそうですが、キャンバーへの言及はありません。 私の物理への理解がよほどバカになっていない限り「キャンバー」と「迎角」は別々だと思うのですが、過去いくつかの本では両者が同じとして扱われていましたし・・・ という訳で、どなたかご存知の方、ご説明いただけませんでしょうか?また、可能なら、どうして流体力学関係の著者は読者に明確に説明が出来ないか考察していただけませんか?他の分野の疑問なら本を2?3冊も読めば絶対に判るのですが。Tosaka 2008年3月24日 (月) 14:51 (UTC)
キャンバーと迎角
キャンバを含め、翼型自体が変形する可能性の考慮(Kruger flapとか)
失速角くらいまでしか線形ではないよ、という含み
失速角までだけを考えても、翼型や Re (M もかな?)によっては線形性が悪いことがあるよ、という含み(失速角がハッキリしない場合もある)
などがあるでしょうか。--.m... 2008年3月28日 (金) 04:17 (UTC)
だいぶ時間が経ってますし、上の方が充分説明されており、まさに蛇足ですが、現在の記事の内容にも関係あり、と思い書き足します。「こういう疑問って…」、その通りと思います。同様の(揚力が翼型と迎角の両方により、片方だけで説明(理解)しようとすると誤解を招く(誤解する)という)注意は、かなり昔の、ライフサイエンスライブラリー『飛行の話』にも書いてありました。子供向けの平易な解説です。翼型の記事も含め、例えば、1.迎角0のはずの翼で気流が下向きの図がありますが、気流を上にも下にも曲げないのが迎角0ですので、図は最初から間違いで、さらに、2.翼の後が迎角と同じ働きをする、とありますが、もし仮にそうだと仮定しても、翼を前後に分割して考える事ができれば、前と後の揚力が差引き0になる事が容易にわかると思います。もっとも、机上の計算より経験を重視する人で、凧揚げの経験があれば、間違いに直感的に気づくはずですが。--仕事中の(会話) 2012年7月28日 (土) 08:00 (UTC)1.に「ネット上の図の中には」を追加します。--仕事中の(会話) 2012年7月29日 (日) 05:28 (UTC)[返信] 以前から、ここの揚力の説明で「反作用」を持ち出すことに違和感を表していた者ですが、この度新たに何枚かの図が追加された中に「作用点」の位置とその作用の向きを明らかにするものがありませんね。揚力の説明で「反作用」を説くのであれば、表記の2点を図で明らかにされては如何でしょうか? というのも、以前から申し上げている通り、揚力については初心者が陥り易い間違った理解があり、「反作用」というキーワードは非常にこれと結びつき易いのです。その「誤解」との違いを明確にするために、是非とも前出の2つのポイントを明らかにされることを望みます。揚力の作用点は任意の位置に決めることができますから図示することにあまり意味は無いと思われます。作用点を図示するよりは翼の圧力分布示した方がわかりやすくなると思います。--蛍烏賊 記事「揚抗比」をこの記事から独立して作成したいです。簡単な内容であればこの記事にも書かれていますが、公式など細かい内容が書かれたものであれば英語版など24の言語で記事がありますから、日本語版でも需要はあるのではないかと思います(航空力学だけでなく、自動車などにも関わる内容でもあるので)。--Oq10pass(会話) 2024年1月29日 (月) 01:43 (UTC)
作用点と力の向き
記事「揚抗比」の作成