現代ではWWEが株式上場の際、事業内容を公開するにあたってシナリオ（アングル）の存在を公式に認めたことや、数々の暴露本によってリングの上で行われている試合はエンターテイメント性に満ちたショーであると言うことが一般にも認知されてきている。しかし、これらの行為はプロレスに携わる者にとっては奇術に於いて種を明かすの同様にタブーであるため黙殺され、レスラー達は手品師が種も仕掛けもありません、というのと同様にプロレスがショーであることを一般に口にすることはしない。しかしながら、観客を楽しませる（感動を与える）試合を行うための強靭な肉体を作り上げているのも事実であり、時として生命に係わると思える程の技の応酬は素人には真似できず賞賛に値するであろう。
また、プロレスは上記の通り競技ではないがため八百長とは言えないが、事前に勝敗が決まっていることをマスメディアを含めたプロレス業界が認めず、勝敗を真剣に争っているように見せている点を問題視する意見も存在する。ただし、WWEのように台本の存在を公言している団体や、ハッスルの様に「ファイティングオペラ」を名乗りエンターテイメントであることを公言している団体も存在する。
☆--Redcrimsoncross 2005年12月17日 (土) 07:35 (UTC)