ノート:ファイティング原田
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幻の三階級制覇の誤った記述中でも14Rに奪ったダウンは強烈で、このダウンで王者のファメションは半ば失神状態に陥っていた。誰の目からも10カウント以内に立ち上がれそうにないことは明白だったが、この試合のレフェリーを務めていた元世界フェザー級王者のウィリー・ペップは、あろうことかカウントを途中で放棄すると失神していたファメションを無理やり立たせ試合再開を促したのだった。

14ラウンド2分50秒、原田の右フックにファメションはダウンしますが失神することなく自力で立ち上がります。直後に14ラウンド終了のゴング(YoutubeのURLを貼れない為、「Johnny Famechon v Fighting Harada I 28 July 1968 Sydney, New South Wales, Australia」で確認してください)。この記述が基になっているのか百田尚樹の「黄金のバンタムを破った男」でも同様の誤認が見られますし、夕刊フジ[1]も同様です。


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