Wikipedia日本語版のスピノザの項目に独創的な記述がありましたので指摘します。スピノザはレンズ磨きをして生計を立てていたことは有名な伝承です。たとえば、平凡社の『世界大百科事典』やマイクロソフトの『エンカルタ』でも、この伝承の記述がありますが、Wikipedia日本語版においてははそれを断定的に否定していますので驚きました。Wikipedia自体の独創的な記述かと思い、元のWikipedia英語版も確認してみましたが、そこでは伝承をすなおに記述した普通のものでした。したがい、この独創的な記述はWikipedia日本語版に特有なものだと思われます。そこで記事の履歴をさかのぼって調査してみました。すると、この独創的な記述は「2004年2月20日に Aphaia氏という方が追記」したことが分かりました。そこでこのAphaia氏の利用者ページを開けてみると、驚いたことに「この利用者は無期限の投稿ブロックを受けています」なる表示がされています。リンク先にあった投稿ブロックの経緯を読むと、このAphaia氏は協調性に欠ける人物であったことが浮かび上がります。あるいは、記事の編集にあたっても、協調性よりも独創性を優先することがあったのでしょうか?
このAphaia氏は永久ブロックらしく、直接問いかけをする方策は無いわけですが、「スピノザとレンズ」に関しては、ちゃんとしておかねばなりません。従い、本日、本文編集にて普通の記述に変更しておきました。もし、異論のある方がどなたかいましたら、レスポンスをよろしくおねがいいたします。Spinoz
2008年3月25日 (火) 14:33 (UTC)