ノート:バールーフ・デ・スピノザ
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スピノザのレンズ磨き

Wikipedia日本語版のスピノザの項目に独創的な記述がありましたので指摘します。スピノザはレンズ磨きをして生計を立てていたことは有名な伝承です。たとえば、平凡社の『世界大百科事典』やマイクロソフトの『エンカルタ』でも、この伝承の記述がありますが、Wikipedia日本語版においてははそれを断定的に否定していますので驚きました。Wikipedia自体の独創的な記述かと思い、元のWikipedia英語版も確認してみましたが、そこでは伝承をすなおに記述した普通のものでした。

したがい、この独創的な記述はWikipedia日本語版に特有なものだと思われます。そこで記事の履歴をさかのぼって調査してみました。すると、この独創的な記述は「2004年2月20日に Aphaia氏という方が追記」したことが分かりました。そこでこのAphaia氏の利用者ページを開けてみると、驚いたことに「この利用者は無期限の投稿ブロックを受けています」なる表示がされています。リンク先にあった投稿ブロックの経緯を読むと、このAphaia氏は協調性に欠ける人物であったことが浮かび上がります。あるいは、記事の編集にあたっても、協調性よりも独創性を優先することがあったのでしょうか?

このAphaia氏は永久ブロックらしく、直接問いかけをする方策は無いわけですが、「スピノザとレンズ」に関しては、ちゃんとしておかねばなりません。従い、本日、本文編集にて普通の記述に変更しておきました。もし、異論のある方がどなたかいましたら、レスポンスをよろしくおねがいいたします。Spinoz 2008年3月25日 (火) 14:33 (UTC)[返信]上記のspince氏による編集があり[1]、その後一部修正されて、現在の文章は次のようになっています。ハーグ移住後、スピノザはレンズ磨きによって生計を立てたという伝承は有名である。なお、スピノザは貴族の友人らから提供された年金が十分にあったとも言われるが、これはスピノザの信条に合わない。スピノザのレンズ磨きは生計のためではなく学術的な探求心によるものだというのも仮説にすぎない。「スピノザの信条に合わない」「仮説にすぎない」という記述は主観的な断定とも疑われますので、出典を示していただくか、削除した方がよいのではないでしょうか。ちなみに、元の記述(生計を支えるためという伝承の否定)は、工藤喜作「人類の知的遺産 35 スピノザ」(講談社)が出典のようです(参照: ⇒[2])。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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