株式会社ノースヒルズ
North Hills Co,Ltd.種類株式会社
本社所在地 日本
〒059-2344
北海道新冠郡新冠町字美宇198-5
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度30分28.3秒 東経142度22分3.8秒 / 北緯42.507861度 東経142.367722度 / 42.507861; 142.367722
株式会社ノースヒルズ(North Hills)は、北海道新冠郡新冠町にある競走馬の生産牧場(株式会社)及び馬主(オーナーブリーダー)である。 代表の前田幸治の意向を踏まえた上で、ノースヒルズ・大山ヒルズのスタッフ、スティーブ・ジャクソン、ジャクソンとは別に契約している欧州の配合コンサルタントの意見を集約した上で決めている[1]。 サンデーサイレンスの血を持たない繁殖牝馬には極力サンデーサイレンス系の種牡馬を種付けするというのが基本方針であり、実績がない新種牡馬を配合したらその翌年はリーディング上位に位置する種牡馬を種付けし、どの繁殖牝馬に対しても何年も連続して同じ種牡馬を付けるケースは少ない[1]。また、一頭の種牡馬に複数の繁殖牝馬を配合する場合は、「多くても5頭以内」にとどめるというスタンスも取っていたが、キズナの初年度産駒が誕生した2017年は13頭の繁殖牝馬をキズナと種付けさせている[1]。 これまでに3頭が参戦しており、最高着順はキズナの4着。 回施行日着順馬名性齢騎手調教師生産所有 太字はGI級競走
概要
歴史
1984年 前年に馬主資格を取得したばかりの現代表取締役・前田幸治が「日本一美しい牧場をつくる」という意気込みで、北海道新冠町に前身となる有限会社「マエコウファーム」を開設[1]。当初の敷地面積は60ヘクタールほどだったが、その後着々と拡張工事を行い、2020年の時点では約120ヘクタールに面積を広げた[1]。
1996年 競走馬の栄養学及び飼育管理の世界的権威を持つスティーブ・ジャクソンとコンサルタント契約を結ぶ[1]。
1997年 コーポレート・アイデンディティー(CI)の採用により有限会社「ノースヒルズマネジメント」へ改称[1]。
2003年 調教トレーニング施設「大山ヒルズ」を開場[2]。
2009年 株式会社に組織を変更し、社名を現在の「ノースヒルズ」に改称[1]。
2013年 当場生産、前田晋二所有のキズナが東京優駿を制し、ダービーオーナーとなる。
2014年 当場生産、前田幸治所有のワンアンドオンリーが東京優駿を制し、ダービーオーナーとなり、生産牧場としては連覇を果たす。
2017年 北海道日高町に中期育成牧場「ノースヒルズ清畠」を開場[3]。同施設は2015年にそれまで牛の牧場が採草地として使っていた土地を取得し、その後放牧地用に整地を行って同年10月に開場した[1]。開場当初の敷地面積は60ヘクタールで、2020年秋に第2期工事が完成する時点で100ヘクタールに広がる[1]。
2020年 当場生産、前田晋二所有のコントレイルが東京優駿を制し、ノースヒルズ生産馬としてはダービー3勝目、前田晋二所有馬としてはダービー2勝目を挙げる。秋には菊花賞を制し、史上3頭目となる無敗でのクラシック三冠を達成した。
2025年 北海道日高町豊郷に60ヘクタールの中期育成牧場を開場予定[4]。
配合方針
凱旋門賞への挑戦
第92回2013年10月6日04着キズナ牡3武豊佐々木晶三ノースヒルズ前田晋二
第97回2018年10月7日17着クリンチャー牡4武豊宮本博平山牧場前田幸治
第100回2021年10月3日14着ディープボンド牡4M.バルザローナ大久保龍志村田牧場前田晋二
第101回2022年10月2日18着ディープボンド牡5川田将雅大久保龍志村田牧場前田晋二
代表者
前田 幸治(まえだ こうじ、1949年2月23日 - )
アイテック株式会社(大阪市)代表取締役会長[5]も務める。
主な生産馬
新冠町産
ファレノプシス - 1998年桜花賞、秋華賞、ローズステークス、2000年エリザベス女王杯
ノーリーズン - 2002年皐月賞
ヘヴンリーロマンス - 2004年阪神牝馬ステークス、2005年天皇賞(秋)、札幌記念
トランセンド - 2009年レパードステークス、2010年みやこステークス、ジャパンカップダート、2011年フェブラリーステークス、マイルチャンピオンシップ南部杯、ジャパンカップダート
アーネストリー - 2009年中日新聞杯、2010年金鯱賞、札幌記念、2011年宝塚記念、オールカマー
ビートブラック - 2012年天皇賞(春)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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