ノーサンバーランド
地理
様態典礼カウンティおよび単一自治体
リージョンイングランド北東部
面積
総面積6 位
5,013 km2 (1,936 sq mi)
カウンシル所在地モーペス
ノーサンバーランド(Northumberland)は、イングランドの典礼カウンティおよび単一自治体。ノーサンバーランド州(the county of Northumberland, Northumberland county)とも呼ばれる。
イングランドの北東端、スコットランド国境地方に位置する。北はスコットランドのスコティッシュ・ボーダーズで、東は北海に面する。西でカンブリア、南でダラム、南東でタイン・アンド・ウィアと隣接する(タイン・アンド・ウィアは、1974年の行政区画改編までノーサンバーランドに属していた)[1]。1974年以降、州都はモーペス(英語版)(Morpeth)であるが、アニックも州都に名乗りをあげている。北側のスピッタル(英語版)から南側のダラム州のブラックホール・ロックス(英語版)まで伸びた海岸景勝地のノーサンバーランド・コースト(英語版)はムラサキハマシギ(英語版)、キョウジョシギ、コアジサシなどの生息地であり、2000年にラムサール条約登録地となった[2]。
古くから、この地を巡ってスコットランドとイングランドが争ったため、城が多い。開発を免れたことで景観が維持された州内の荒野は、現在は国立公園として保護されている。人口密度は1平方キロメートルにつき62人で、イングランドで最も低い。 この地域は、かつてローマ帝国の一部であった(Sub-Roman Britain
歴史
ノーサンバーランドは、領土をめぐるイングランドとスコットランドの争いの舞台となった。そのため、イングランドの中でも多くの城が建設された。代表的な城郭としてアニック城、バンバラ城(英語版)、ダンスタンバラ城(英語版)、ワークワース城(英語版)などが挙げられる。