ノーコン・キッド_?ぼくらのゲーム史?
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ノーコン・キッド
?ぼくらのゲーム史?
ジャンル
テレビドラマ
脚本佐藤大
石山英憲
上田誠
森ハヤシ
前田司郎
冨永昌敬
真利子哲也
監督鈴村展弘
石田雄介
冨永昌敬
沖田修一
真利子哲也
出演者田中圭
浜野謙太
波瑠
佐藤二朗
オープニングTOKYO No.1 SOUL SET
「One day」
エンディングczecho No Republic
「MUSIC(ノーコン・キッドver.)」
製作
プロデューサー五箇公貴
家住さやか
鈴木俊輔
西ヶ谷寿一
秋枝正幸
制作テレビ東京

放送
放送国・地域 日本
放送期間2013年10月4日 - 12月20日
放送時間金曜日24:52 - 25:23
放送分31分
回数12
公式サイト
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『ノーコン・キッド ?ぼくらのゲーム史?』(ノーコン・キッド ぼくらのゲームし)は、テレビ東京系列で、2013年10月4日から12月20日まで放送された日本テレビドラマ。主演は田中圭[1]
概要

原案は、『カウボーイビバップ』や『交響詩篇エウレカセブン』などを手掛けた佐藤大が手掛け、登場するゲームはメーカー協力の下、全て実名で登場する[2][3][4][5]。放送回数はワンクール12話で、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}8月中旬クランクイン、9月11日クランクアップ。撮影期間は25日。1話にかける撮影期間はおよそ2日間だった。[要出典]

毎回、この作品の主人公である渡辺礼治にとってエポックメイキングになる年を舞台にしており、そこでメインになるゲーム(新旧は問わない、詳細は#放送リスト参照)を礼治をはじめとする登場人物がプレイすることで、作中の登場人物達の出来事にリンクしていくという手法をとっている。ただし、一部回を除いて、終盤の数分間は現在である2013年現在とオーバーラップ[注 1]させ、エンディングに入る手法になっている。
あらすじ

2013年、礼治はかつて父の代から営み、今は廃業した「ゲームセンターワタナベ」の店舗で一人、同級生の木戸や憧れの美少女・高野のことを思い出していた。

30年前の1983年、高校生の礼治はゲームに全く興味がなかったが、ゲームセンターにやってきた高野が『ゼビウス』をプレイする姿を見て、その姿に興味を引かれ礼治もゲームを始めてしまう。
登場人物
主要人物

高校時代・大学時代・社会人・現在(1983年 - 2013年の30年間)へと時代が進んでいき、その時代に流行したゲームが登場する。なお、主要3人の高校生活は1983年4月 - 1986年3月、大学生活は高野が1986年4月 - 1989年3月、礼治と木戸は1987年4月 - 1990年3月になる。
渡辺 礼治〈15 - 45〉
演 -
田中圭流行に流されやすい性格。1983年 - 1986年:高校生。父親の雅史が経営するゲームセンターを嫌々ながら手伝う程度だったが、『ゼビウス』をやりこむ高野に惚れた事がきっかけでゲームにのめり込むようになり、ファミリーコンピュータガンプラなどであふれる木戸の部屋を見て家族にしてくれと懇願してしまうなど、ゲーマーである木戸との親交を深める。高野の気を引こうと木戸のスコアネームであるKIDの名を騙り、木戸とKIDの名をかけて『ゼビウス』で対決することになる。1987年:浪人生[注 2]。ゲーム断ちをしていたものの、木戸が仕込んだ『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』にのめり込んでしまい、遂には木戸や高野を巻き込み、試験日前夜になるまで熱中し、3人で協力し徹夜でロンダルキアへの洞窟を攻略する。1987年 - 1990年:大学生。滑り止めの大学に入学。ゲーム以外にもバンドを組んだりなど、気ままなキャンパスライフを過ごしている。ここで、後に妻になる新谷朱理と出会う。バブル景気末期だったのにもかかわらず就職できず、その後の不景気でバイト先も解雇になり、結局実家のゲームセンターの店番に落ち付くことになる。1993年 - :家事手伝い → ゲームセンター店主。高野と木戸の成功に焦燥感を抱き、かつ本当にやりたいことを模索する中、相変わらず就職活動をしながらワタナベの手伝いをするが、父親が店を売却すると聞き猛反対し、経営を引き継ぐと訴える。父親が条件として出した『ファンタジーゾーン』のノーコンクリアを木戸の協力のもと果たし、ゲームセンターの経営を引き継ぐ。1995年遅まきながら格闘ゲームを店に導入したことでブームに乗り、一時の賑わいを得る。しかし旧作の筐台を撤去して格闘ゲームコーナーを拡張を計画したところ、旧来の店の雰囲気や常連も大事だと『ゼビウス』撤去に反対した木戸と決別する事となってしまう[注 3]。1997年借金して導入した『バーチャファイター2』等の格闘ゲームが徐々に下火になり、新しいゲームをなかなか入れられないワタナベは、格闘ゲームの常連ばかりかかつての常連もわずかとなり、途方に暮れてしまう。そんな中、たまたまプレイしていた『トゥルーラブストーリー』で、高野への想いを再認識。仕事で海外赴任が決まった高野に改めて告白しようと、空港へ向かう彼女の後を追いかけようとするが、結局会うことは叶わなかった。その直後、木戸に500万の借金を断られたことで資金繰りに失敗。店舗を差し押さえられ、ワタナベは廃業に追い込まれる。2013年関係の冷え切った妻と共に団地に住んでいる。多額の借金を抱えており、自身の人生に絶望している。閉店したワタナベ店舗内の金庫から、木戸手製の『ゼビウス』攻略ノートを発見。木戸とノートを賭けての『ゼビウス』対戦に挑む。
高野 文美〈15 - 45〉
演 - 波瑠礼治の憧れの人。かなりの美人でモテる。1983年 - 1986年:高校生。スコアネーム:二代目YMO[注 4]。『ゼビウス』のバキュラを256発で粉砕できるという都市伝説を信じてゲームセンターワタナベに来店。それ以来、礼治と木戸の親友になっていく。なお、木戸と同じ団地に住んでいる[注 5]。鬼塚に好意を抱き、その影響からかYMOやピチカート・ファイヴといった1980年代当時のニューミュージックを好む。1986年 - 1989年:ファッション系の女子大学に進学。学校内にゲーム好きな学生がおらず、話が合わず浮いていると礼治や木戸に愚痴をこぼしている。浪人中だった礼治や木戸に代わって『ドラクエII』のレベル上げを行ってくれていた。1990年 - :出版社に就職。ファッション誌「F-nation」の編集部に配属。出版社への就職はヘッドハンティングによるものである。また、誌面上でモデルも務めている。コンピュータゲームとファションを融合したイベント「東京G2ナイトグルーヴ」を企画。1993年ワタナベを自身の知り合いの雑誌で取り上げてもらい、木戸にも協力を仰いで店に客を呼び込む。このことから敏腕編集者であることがうかがえる。1995年礼治と共に格闘ゲームの拡張に賛同し、バーチャ大会を開くことを提案する。しかしその結果、木戸と礼治の決別を目の当たりにすることとなり、バーチャ大会の当日に一人片隅にあった『ゼビウス』をプレイする。1997年 - :「F-nation」編集長。最年少で編集長に就任。海外赴任の話を礼治への好意から躊躇するが、結局礼治とは気持ちが通じ合うことなく日本を旅立った。2013年メガネを掛け、若干髪を伸ばしヘアバンドで留めている。海外赴任から仕事一筋に生きてきたせいか、周りに異性の影はなくなっている。ワタナベが潰れていたことは知らずにいた。特別背任の容疑で身動きの取れない木戸に、礼治から攻略ノートを取り戻す事を依頼され、事件の真実を取材にすることを条件にそれを引き受ける。すべてが解決した後、出版社を辞め作家に転身。木戸を取材した内容を小説として出版する。
木戸 明信〈15 - 45〉
演 - 浜野謙太眼鏡[注 6]をかけた、いわゆるゲームおたく。ズボンのチャックを閉め忘れる癖がある。ゲームセンターワタナベにとっては伝説的なプレイヤーの存在になり、時代を経るにつれ神格化されているとも言える状態になる。1983年 - 1986年:高校生。スコアネーム:KID。実家はデュッセルドルフに新規事業を立ち上げるほどの金持ちだが、団地で暮らしている。欲しい物はかなり自由に買って貰っているらしく、家にはファミリーコンピュータやガンプラ、アイドルのレコードなどであふれている。得意なゲームをきっかけに礼治や高野と親交を深め、気の弱さを克服。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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