ノルウェーの経済
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ノルウェーの経済


北海油田の一つ、スタートフィヨルド油田
通貨ノルウェー・クローネ(NOK)
会計年度暦年
貿易機関OECDWTOEFTAEEA
経済統計
名目GDP2兆4083億NOK(2009年)[1]
(2兆5432億NOK(2008年)[1]
4518億ドル(第24位、2008年)[2]
GDP(PPP)2兆5724億ドル(第40位、2008年)[2]
一人当たり名目GDP532,339NOK(2008年)
94,387ドル[2]
一人当たりGDP(PPP)53,738ドル[2]
実質GDP成長率-1.5%(2009年)
1.8%(2008年)[1]
部門別GDP第一次産業(1.3%)
第二次産業(39.1%)
第三次産業(59.6%)(2005年)[3]
インフレ[4]2.3%(2009年)(CPI)
家計収入あるいは消費における最上位/最下位パーセンタイルの割合[4]最下位10%パーセンタイル: 3.9%
最上位10%パーセンタイル: 23.4% (2000年)
貧困線未満の人口[4]NA
ジニ係数[4]25(2008年)
労働人口250万人(2008年)[5]
部門別労働人口第一次産業2.7%
第二次産業20.1%
第三次産業76.2%(2009年)[5][6]
失業率[4]3.2%(2009年推計)
貿易相手国[4]
輸出1220億ドル(2009年推計)
輸出品石油及び石油製品、天然ガス、機械、金属、船舶、水産物
主要相手国イギリス27.0%
ドイツ12.8%
オランダ10.4%
フランス9.4%
スウェーデン6.5%
米国4.5%
(2008年)
輸入645億ドル(2009年推計)
輸入品機械、化学製品、食料品
主要相手国スウェーデン14.3%
ドイツ13.4%
デンマーク6.8%
中華人民共和国6.4%
イギリス5.9%
米国5.4%(2008年)
財政状況[4]
国庫借入金GDPの60.2%(2009年推計)
対外債務5481億ドル(2009年6月30日推計、世界18位)
及び外貨準備509.5億ドル(2008年12月31日推計)
歳入2,069億ドル
歳出1,690億ドル

ノルウェーの経済は、2008年の名目GDP換算では約2兆5432億NOK(約4518億USD)で世界24位(CIAでは23位)であるものの、1人当たり名目GDP換算では約532千NOK(約94,400USD)となり、世界2位(CIAでは4位)になる[1][2]第二次世界大戦後、社会福祉に注力した結果、スウェーデンデンマークといった他の北欧諸国と同じく福祉国家となっている。電力や石油、ガス、金融業といった重要産業の企業にノルウェー政府が株主となっており、混合経済の色彩が強い。

1960年代に北海油田が開発されて以降、欧州諸国の中では、資源国の一員となっており、1972年欧州共同体加盟、1994年欧州連合加盟も国民投票で否決されているため、EUの経済に密接に結びついているにもかかわらず、スイスと同様に一線を画した位置にいる。

石油、天然ガスといった天然資源は早晩、枯渇すると予測されているため、石油収入は次世代のノルウェー人にも活用するよう、ソブリン・ウエルス・ファンドであるノルウェー政府年金基金が資産運用を行う一方、石油資源に依存しない産業の育成が課題となっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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