紋章 ベルリン地図
(区の位置)
基本情報
連邦州:ベルリン州
緯度経度:北緯52度29分 東経13度27分
ノイケルン区 (Bezirk Neukolln) は、ドイツの首都・ベルリン南東部にある行政区である。区コードは08であり、数多くのGrunderzeit の建物に特徴づけられる。目次 地区番号 地区・区域 このエリアは1360年に リヒャルツドルフ(Richardsdorf)として初めて文献に登場する。マルタ騎士団によって所有されていた。それゆえこの区のワッペンにはマルタ十字が描かれている。1737年、フリードリヒ・ヴィルヘルム1世は、モラヴィア兄弟団をボヘミアからこの地域に移住させた。これはリックスドルフ(Rixdorf)と呼ばれている。彼らは自身の教会や家を、今日のリヒャルト通り(Richardstrase)と呼ばれるベルリン中心部の道路に沿って建設した。この新しいボヘミア人村は1797年に独自の憲法を持つことを承認された。 1920年10月1日をもってノイケルンは大ベルリンに編入された。ブリッツ、ブーコウ、ルードウと合わせて行政区画14番を形成した。 1945年から1990年にかけてノイケルン区はベルリンのアメリカ占領地区であった。1987年、ノイケルン区はヨーロッパ的価値観における統合政策が評価され、ヨーロッパ賞を受賞している。2008年9月23日、連邦政府により「多様性の場所」という称号を与えられた。 移民が多く住んでいるエリアの一つである。2006年にはリュトリ基幹学校(Rutli-Schule)で移民系生徒による校内暴力と学校崩壊によって全教員による廃校願いが市に提出され、ドイツのメディアをはじめ多文化主義政策の失敗などと報道された[2]。2010年にはメルケル首相が「多文化主義は失敗」と公言した。ただし、それは従来の様な民族別に分かれた不十分な多文化主義政策の誤りを認めただけであって、移民との共存という根本的な政策については誤りとはせず、むしろより積極的に移民がドイツ社会に溶け込み共存していけるように努力していく必要があるとの趣旨の発言である[3]。 ノイケルン区は以下の都市と姉妹都市協定を結んでいる[4]。
1 地区
2 歴史
2.1 ベルリンの地区としてのノイケルン
3 現在
4 姉妹都市
4.1 国外
4.2 国内
4.3 その他
5 ゆかりのある人物
6 脚注
7 外部リンク
地区
面積
人口[1]
(2020年12月31日人現在)
人口密度
区内地図(地区の位置)
0801 ノイケルン
ロイターキーツ(ドイツ語版)(クロイツケルン (Kreuzkolln))
リックスドルフ (Rixdorf)
ベーミッシュ=リックスドルフ(ドイツ語版)
11.71 km2164,636人14,059人/km2
0802 ブリッツ(ドイツ語版)12.40 km242,846人3,455人/km2
0803 ブーコウ(ドイツ語版)6.35 km240,146人6,322人/km2
0804 ルードウ(ドイツ語版)11.81 km242,631人3,610人/km2
0805 グロピウスシュタット(ドイツ語版)2.67 km237,686人14,115人/km2
歴史
ベルリンの地区としてのノイケルン
現在
姉妹都市
国外
アンデルレヒト(ベルギー)1955年6月17日
ブローニュ=ビヤンクール(フランス・パリ近郊)1955年6月17日
ザーンスタット(オランダ・アムステルダム近郊)1955年6月17日
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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