ネイプルズ
City of Naples, Florida
市
ネイプルズ市の歴史ある中心街、11番アベニューと3番通りの交差点
愛称: メキシコ湾のナポリ
フロリダ州におけるコリアー郡(右図)と同郡におけるネイプルズ市の位置
北緯26度9分 西経81度48分 / 北緯26.150度 西経81.800度 / 26.150; -81.800
ネイプルズ (英: Naples)は、アメリカ合衆国フロリダ州の南部、コリアー郡の都市であり、同郡の郡庁所在地である。2010年国勢調査では、人口19,537人だった[2]。コリアー郡の全体で構成するネイプルズ・マルコアイランド大都市圏の主要都市であり、都市圏人口は2010年時点で321,520人だった[5]。公式には郡庁所在地であるが、実際の郡庁舎は隣接する未編入領域イーストネイプルズにある[6]。 ネイプルズは1880年代後半に、元南軍の将軍でケンタッキー州選出アメリカ合衆国上院議員ジョン・スチュアート・ウィリアムズと、そのパートナーであるケンタッキー州ルイビルの事業家で「ルイビル・クーリエ・ジャーナル」の発行者ウォルター・N・ハルドマンによって設立された。1870年代から1880年代を通じて、この地域の温暖な気候と魚や動物の多さが、明るいイタリア半島に擬せられて雑誌や新聞に書かれていた。ネイプルズという名前も、その推奨者達が「イタリアのナポリ湾に勝る」と表現していたことから付けられた。1927年1月7日にネイプルズまで鉄道が開通し、タミアミ・トレイル(タンパからマイアミ)が1928年にネイプルズとマイアミを繋いだ後は、大きな発展が予測されたが、世界恐慌と第二次世界大戦のために発展が始まらなかった。戦中に陸軍航空隊が小さな飛行場を建設し、それを訓練施設として使った。これが現在、ネイプルズ市民空港となっている。 1945年に襲来したハリケーンの損失を埋めるために埋め立てが必要とされた。地元浚渫会社であるフォレスト・ウォーカー&サンズが16番アベニュー南の北、ゴードン・ドライブとガルフショア・ブールバードの間に1つの湖を造成した。1949年、フォレスト・ウォーカーがラスト氏に、ジャマイカ・チャンネルから現在の14番アベニュー南まで296エーカー (1.18 km2) の土地を売却するよう求めた。ジャマイカ・チャンネルは拡張され、1本の運河が浚渫されて、1950年3月までに14番アベニュー南が造られ、同年のオープニング・パーティで、新しい区域は「アクアレーン・ショアーズ」[7]と名付けられた。その後14番アベニュー南の南にさらにチャンネル(水路)が付け加えられ、地元にいる水鳥の名前をアルファベット順に名付けられた。14番アベニュー南から最初のチャンネルはアンヒンガ・チャンネル(ヘビウ)、15番アベニュー南の南のチャンネルがビッターン・チャンネル(サンカノゴイ)、16番アベニュー南の南のチャンネルがクレーン・チャンネル(ツル)、17番アベニュー南の南のチャンネルがダック・チャンネル(アヒル)、21番アベニュー南の南のチャンネルがエグレット・チャンネル(シラサギ)という具合だった。そのチャンネルから先は入り江が続き、順にフラミンゴ、ガル(カモメ)、ヘロン(サギ)、アイビス(トキ)と進み、最初からあるアクア入り江もあった。これら当初のチャンネル、運河、入り江はマングローブ湿地を浚渫し整地したものだった。浅い岩が掘削の邪魔になるところでは、土地を埋め立てて、航行できる水路のある区画にした。 1966年2月3日、「アクアレーン・ショアーズ協会」が非営利法人として法人化された。これは地域の区画所有者に奉仕するためのものであり、その地域の東はネイプルズ湾、西はゴードン・ドライブで大まかに区切られ、14番アベニュー南から21番アベニュー南まで、またマリーナ・ドライブ、フォレスト・レーン、サウスウィンズ・ドライブ沿いの土地となっていた。30年後の1996年、州法により市のマスタープランを「アクアレーン・ショアーズ地区」と改称し、その領域を西はメキシコ湾岸、東はネイプルズ湾とし、14番アベニュー南から南のジャマイカ・チャンネルまで全てとした。多くの運河や水際に立つ家屋がネイプルズ湾南部の景観に特徴ある外観を与えており、多くの家屋所有者はメキシコ湾に出ていくことができる。 基礎データ 人種別人口構成 年齢別人口構成 世帯と家族(対世帯数)
目次
1 歴史
2 人口動態
2.1 収入
3 経済
4 主要雇用主
5 地理と気候
6 教育
6.1 高等教育機関
7 医療
8 地域の見どころ
9 芸能と文化
10 海浜、公園、レクリエーション地域
10.1 その他の見どころ
11 コリアー郡資産の著名な所有者
12 脚注
13 外部リンク
歴史
人口動態
人口: 19,537 人
世帯数: 9,708 世帯
家族数: 6,568 家族
人口密度: 673.2人/km2(1,744.3人/mi2)
住居数: 16,956 軒
住居密度: 544.2軒/km2(1,410.0軒/mi2)
白人: 94.1%
アフリカン・アメリカン: 4.5%
ネイティブ・アメリカン: 0.12%
アジア人: 0.33%
太平洋諸島系: 0.02%
その他の人種: 0.30%
混血: 1.0%
ヒスパニック・ラテン系: 4.5%
18歳未満: 10.9%
18-24歳: 2.3%
25-44歳: 14.5%
45-64歳: 30.0%
65歳以上: 42.3%
年齢の中央値: 61歳
性比(女性100人あたり男性の人口)
総人口: 86.0
18歳以上: 83.9
18歳未満の子供がいる: 10.9%