ドワンゴ、ピクシブ主催の「ネット流行語100」とは異なります。
ネット流行語大賞
受賞対象ネット流行語
国 日本
主催ガジェット通信
初回2007年
最新回2021年12月1日
最新受賞者ウマ娘(金賞)
公式サイト ⇒getnews.jp/tag/ネット流行語大賞
ネット流行語大賞(ネットりゅうこうごたいしょう)は、1年間にインターネット上で流行した流行語を投票によって決定する賞である。
2013年度より併催されているアニメ流行語大賞(アニメりゅうこうごたいしょう)についても本項目で取り扱う。目次 2007年、未来検索ブラジルが運営する2ちゃんねる検索の会員[注 1]から候補を募集し、同じく会員による投票で流行語を決定する方法で開始。2007年の投票総数は3,723票で、選定結果は2007年12月14日に発表された[1]。2008年の投票総数は43,352票(1次投票から3次投票までの延べ投票数)で、選定結果は2008年12月1日に発表された[2][3]。 2009年はwebニュース「ガジェット通信」(運営者は未来検索ブラジル代表でもある深水英一郎)が主催となり、投票は「ニコニコ動画」および携帯電話向けホームページ作成サービス「@peps!」とプロフ作成ページ「ChIp!」の協力を得て行なわれた[4]。 2010年からは産経新聞社が中心となり、前述の企業・Webサイトに加えBIGLOBE、goo等のポータルサイトによって構成されたネット流行語大賞実行委員会によって開催され[5]、2010年の選定結果は2010年12月2日に発表された[6]。 2011年は実行委員会によるノミネート発表と共同でのアンケート集計を行ったもののほか、ガジェット通信が単独で2009年以前の方式で行ったものの2つが発表されている。ガジェット通信代表の深水は前者を「共同版」、後者を「本家版」としており、このような手法をとったことについて「新語・流行語大賞の最終的な選考は審査委員会が行っており、その過程がブラックボックス化している。ネットで独自にアンケートを使って選考をおこなえば、もっと実感に近い言葉がでるだろうと考え、アンケートを軸にノミネート語を決定する方式とした。だが、共同版でのノミネート語の選定も徐々にブラックボックス化しており、本末転倒な感じがするので、従来のやり方で結果を出してみた」としている[7]。こうした経緯もあってか、2012年はガジェット通信とniconicoの共催という形に戻っている[8]。2013年以降は、ネット流行語大賞の他にネット上で流行ったアニメでの言葉を対象とした「アニメ流行語大賞」も開催されている[9]。2019年はTOKYO FM・JFN系の朝のラジオ番組『ONE MORNING』とコラボレーションし、同番組のコーナー「リポビタンD TREND NET」で候補となる言葉の選出や紹介、金賞となった言葉の発表を行うことになっている[10][11] 同種のイベントとしては、はてな、自由国民社、ITmedia Newsの共同で2005年に開催されたはてな2005ネット流行語大賞があるが、総投票数は340票にとどまり、2006年以降は開催されていない。他には、ニコニコ大百科を運営するドワンゴとピクシブ百科事典を運営するピクシブの共同で2018年からネット流行語100が開催されている。 広く一般の流行語を選定するイベントとしては自由国民社が行う新語・流行語大賞があるが、ネット流行語大賞はインターネット独自の文化色を反映し、2ちゃんねらーの共感を集めた2ちゃんねる用語、ニコニコ動画やTwitterなどの各種ウェブサイトで流行した語といったインターネットスラングが多く選定されている。 2007年にはネット流行語大賞と新語・流行語大賞のそれぞれのトップテンに選ばれた流行語には共通するものは全くなかったが、翌年以降は2008年金賞の「あなたとは違うんです」、2011年(共同版)銀賞の「なでしこJAPAN」、2013年金賞の「いつやるの? 今でしょ!」・銅賞「倍返しだ!」、2014年銅賞の「ダメよ?ダメダメ」、2015年金賞の「五郎丸」など、世間一般でも流行し新語・流行語大賞に入賞した語も選定されるようになっている。2016年に金賞・銀賞・銅賞を受賞した「PPAP」「ポケモンGO」「保育園落ちた日本死ね」はいずれも新語・流行語大賞でもトップテンに入った語である。
1 概要
2 新語・流行語大賞との比較
3 歴代受賞用語
4 脚注
4.1 注釈
4.2 出典
5 関連項目
6 外部リンク
概要
新語・流行語大賞との比較