ネット右翼
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ネット右翼(ネットうよく)とは、ネット上で右翼的な言動を展開する人々のことである[1]。攻撃的なコメントを展開する人々全般を含むことが多い[2]

例えば、特定の国や人種に対する差別的発言インターネットの「ネット」と「右翼」を合わせた造語[1][3][4][5][6]

略語は「ネトウヨ」など[7][8][注釈 1][10]。それ自体で差別用語や侮辱語として使用されたり、「底辺ネトウヨ」[11][12]など複合語としても使用される。対義語として「ネット左翼(パヨク)」があるとされる[7][13]
定義

ICTディレクターの横田一輝はネトウヨとは「インターネットの「ネット」と「右翼」を合わせた造語」であり「ネトウヨは右翼の主義主張を唱える人だけに留まらず自分自身の思想に反するネット上の意見に対し攻撃的なコメントを展開する人々全般を含むことが多い。例えば、特定の国や人種に対する差別的発言を繰り返したり、新聞社の社説や記事、テレビ局の放送内容に対する批判などを、過激に、または誹謗(ひぼう)中傷、侮蔑的表現として、掲示板やブログに投稿したりする人々」としているが「ネトウヨについての明確な定義はない」[1]と解説している。

渡辺豪[注釈 2]によれば、過激な表現で排外主義などをインターネット上で発信する人々の呼称であるという[14]。辻大介[注釈 3]によれば、厳格な定義はないが、おおよそ、保守的で排外主義的な書き込みや情報発信を行うユーザーのことを指すといい、排外主義的な傾向が薄いものを「ネット保守」と呼んで「ネット右翼」と区別する向きもある、という[15]安田浩一は「ネット掲示板などを通じて「愛国」や「反朝鮮」「反中国」「反サヨク」を呼び掛ける人たちは、一般的にネット右翼と呼称される」と述べた[16]

非難の意図で用いられることが多いが、瀬戸弘幸は自らを積極的に「ネット右翼」と称し[17]桜井誠は自書の表題として用いており[18]、神戸市会議員の岡田ゆうじは「私はネトウヨです。ネトウヨであることに誇りを持っています」[19]と発言しているように、自ら積極的に「ネトウヨ」を自称する者もおり、その語の受け止めは一様ではない。

加藤徹は、以前百田尚樹が対中政策の秘策として「中国を偉大な国と勘違いさせる漢文(中国語)の授業は廃止せよ。」と発言し、ネット右翼から称賛された事に対し、十七条憲法大日本帝国憲法やその教育勅語は漢文で書かれており、幕府時代や明治維新後の日本でも重要な歴史書物は漢文が使用されており、 森鴎外夏目漱石伊藤博文なども漢文の愛好家だと述べた。この論で進めた場合、漢文を用いずに口語文だけ日本国憲法のほうを褒め称えるべきであるが、無効論や押し付け論などを展開するネット右翼を反知性主義だとしている[20]
発祥について

辻大介によれば、ネットスラングとして2000年前後から広がった用語であるといい[15]伊藤昌亮によれば、「ネット右翼」もしくは「ネトウヨ」という語が広く用いられるようになったのは2000年代半ば以降のことだという[21]。また、芝正身によれば、「ネット右翼」という現象は2ちゃんねるなどの匿名掲示板によるインターネットコミュニケーションが普及し始めた時期、西暦2000年代初頭、ほぼ同時に発生したという[22]。さらに鈴木邦男によれば、少なくとも2000年代には「ネット右翼」という言葉が一般化したという[23]

佐々木俊尚によれば、インターネットの掲示板やブログなどで左翼的・反日的な発言をする者がいると、批判のコメントの嵐が降り注ぐ状況に閉口する左翼系の人たちが「組織化されたネット右翼が集団で妨害行動をおこなっている」と抗議するようになったのが、この言葉の始まりである、といい[24]、『朝日新聞』の「萎縮の構図」では、「ネット右翼」について「数年前からネット上で使われ出した言葉だ。自分と相いれない考えに、投稿や書き込みを繰り返す人々を指す。右翼的な考えに基づく意見がほとんどなのでそう呼ばれるようになった」と言及された[25]

稲垣吉彦は『現代用語の基礎知識 2011』の「ワードウォッチ 今年みつけたコトバたち」で「ネトウヨ」を挙げた[26]

なお現在確認できる「ネット右翼」の最古の用例は、1999年4月29日に投稿された、当時結成されたネット右翼団体鐵扇會の紹介に遡る[27]。これは2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)の創設よりも若干だが早い。
様態
観点

鴻上尚史は、ネット右翼を「古きよき日本」を維持、あるいは復活させようとしている存在であると述べた[28]。鴻上の主張する「古きよき日本」とは「社会ではなく世間」に関するもので、軍国主義の復活という意味ではなく、地域のコミュニティ崩壊以前の共同性といったものを指す[28]

古谷経衡によれば、ネット右翼は左派メディアリベラルメディア)を敵視すると同時に、「目覚める」といった言葉を多用している[29]


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