ネシア(-nesia)は、しばしば諸島の名を作るのに使われる接尾辞である。
古典ギリシア語で「諸島」を意味する νησι? / nesia (ネーシア、ネシア)に由来する。この言葉は「島」を意味する ν?σι / nesi の複数形である。このため、「ネシア」は原則としてギリシャ語の単語の後につく。
なお、 νησι? は現代ギリシャ語ではニシアという発音になる。
ネシアがつく主な地名
古典ギリシア語
ヘスペロネシア (Hesperonesia) = ヘスペロス(女神の名「黄昏、西方」)+ 諸島
ポリネシア (Polynesia) = 多い + 諸島
マカロネシア (Macaronesia) = 祝福された + 諸島
ミクロネシア (Micronesia) = 小さい + 諸島
メラネシア (Melanesia) = 黒い + 諸島
語形がネシアではないが、ペロポンネソス (Peloponnesos) も「ペロプス(英雄の名)+ 島(単数)」で同じ語源である。ただし、ネシアで終わる地名だがマグネシア (Magnesia) は偶然の一致である。
複数言語の結合
アウストロネシア (Austronesia) = 南 + 諸島
インドネシア (Indonesia) = インド + 諸島
ヤポネシア (Japonesia) = 日本 + 諸島
@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}オキネシア (Okinesia)[要出典] = 沖縄 + 諸島