「ネクソンジャパン」はこの項目へ転送されています。2000年9月 - 2002年1月のネクソンジャパンについては「ソリッドネットワークス」をご覧ください。
この項目では、日本本社について説明しています。韓国法人(ネクソン・コリア・コーポレーション)については「NEXON Korea」をご覧ください。
株式会社ネクソン
NEXON Co., Ltd.
本社が入居するアークヒルズサウスタワー
種類株式会社
市場情報東証プライム 3659
株式会社ネクソン(英: NEXON Co., Ltd.)は、PCオンラインゲームの開発及びサービスの提供などを主な事業とする多国籍ゲーム会社。株式会社NXCの持分法適用会社。日本の東京都港区に本社を置く。
1994年に金正宙と宋在京によって韓国で設立されたネクソンは、2005年に本社を日本に移転、韓国やアメリカ合衆国、台湾、タイにもオフィスを構えている。
時価総額ベースで世界上位10位以内に入る大手ゲーム会社であり『メイプルストーリー』、『アラド戦記』、『サドンアタック』、『カートライダー』といった人気シリーズをはじめとする45以上のタイトルを190カ国以上で配信している。世界のエンターテインメントシリーズ売上高トップランキングに含まれるゲームを複数有し、2022年時点において累計登録ユーザー数は約10億にのぼる。NEXON Korea、NEXON Americaなどを子会社として保有している。 また、有価証券報告書などでNXCの子会社といった表現があるが、これは定義が連結財務諸表作成時に必要な会社とされるIFRS上での話であり、会社法で定義される日本基準の子会社とは意味が変わり、日本基準ではNXCはNEXONの親会社ではないため注意が必要である。 2000年9月、NEXON Corporationとソリッドネットワークス(旧株式会社ネクソンジャパン)が資本提携の上、「株式会社ネクソンジャパン」としてオンラインゲームの配信サービスを開始した。 2002年12月18日、NEXON Corporationの100%子会社株式会社ネクソンジャパンとして設立。それまで日本での事業をおこなっていた合弁企業ソリッドネットワークス(旧株式会社ネクソンジャパン)とNEXON Corporationが資本提携を解消したのと入れ替わりに、日本での事業を開始した。 2003年11月、所在地を東京都中央区新川二丁目3番1号に移転。 2004年ごろから、無料でプレイ可能な大富豪や五目並べなどができるウェブゲームや、アバターを作ったり、ラウンジという特定のユーザーが集まり、会話や画像の投稿などができるスペースを作っている。2006年1月には全ての有料タイトルをアイテム課金制に移行し、月額料金は無料で遊べるようになった。 2005年9月、子会社として米国にNXゲームズ・インク(現NEXON America Inc.)を設立した。 2005年10月、NEXON Corporationから親会社を異動し、ネクソングループも本社となった。 2009年4月、社名を「株式会社ネクソンジャパン」から「株式会社ネクソン」に変更した。 2010年から2016年まで千葉ロッテマリーンズのユニフォームスポンサーとなり、ユニフォーム上着の右胸部分に同社のロゴマークを掲出していた。 2010年11月、子会社としてルクセンブルク大公国にNEXON Europe S.a r.l.を設立した。 2011年3月に起こった東北地方太平洋沖地震、並びに発生した福島第一原子力発電所事故による計画停電のため一時期サービスを停止していたが、同年7月に全サービスを再開する。 2011年12月14日、東京証券取引所1部に上場。 2012年10月1日、ソーシャルゲーム提供事業者の株式会社gloopsを365億円で買収し、完全子会社化。 2015年3月、ドイツにNEXON Europe GmbHを設立。 2015年12月、台湾にNEXON TAIWAN LIMITEDを設立。 2016年3月、『ドミネーションズ -文明創造-』の開発を手がける、ビッグ・ヒュージ・ゲームズを100%子会社化。 2016年7月、筆頭株主で取締役の創業者・金正宙
沿革
2017年11月、米国のPixelberry Studiosを100%子会社化。
2018年3月、本社を東京都港区六本木1丁目4番5号 アークヒルズサウスタワー6Fに移転。
2018年6月、韓国のナットゲームスカンパニー・リミテッド(後のネクソンゲームズ)を連結子会社化。
2020年2月、gloopsの全株式をジーアールドライブへ譲渡。譲渡価額は1円[4]。
2020年10月29日、ファミリーマートに代わって日経平均株価の構成銘柄に採用された。
2021年7月1日、保有する仮想通貨(ビットコイン)の価値の暴落により、暗号資産の評価損で44億9900万円の営業外費用を計上したと発表した[5]。
2022年1月、映画『アベンジャーズ』シリーズなどの制作に携わったルッソ兄弟が設立した制作会社AGBOに4億ドル(約560億円)の出資を行い、38%分の同社株式を取得した[6][7]。その後も1億ドル分の追加投資を行い、合計で49.21%分の同社株式を確保し、筆頭株主になった事を同年11月に発表した[7]。 代氏名就任日退任日備考 サービス終了日は基本的に日本語版のもの。
歴代社長
ネクソンジャパン
1デイヴィッド・リー1999年2009年1月5日
2崔承祐2009年1月5日2009年3月31日社名改称
ネクソン
2崔承祐2009年4月1日2014年3月25日
3オーウェン・マホニー2014年3月25日現職
開発部門
Wizet Studio(英語版
LODUMANI studio(朝鮮語版) (第2本部)
devCAT Studio(朝鮮語版) (第3本部)
主なゲームタイトル
運営中
PC
テイルズウィーバー ※ソフトマックス開発、後に開発をネクソンGTに変更
メイプルストーリー ※Wizet Studio
マビノギ ※devCAT Studio (第3本部) 開発
アラド戦記(2009年3月4日にハンゲームより移管) ※Neopleが開発 (後に子会社化[8])
エルソード(チャネリングサービス。実際の運営はKOG[9]←ハンゲーム) ※KOG開発
デイヴ・ザ・ダイバー[10]
モバイル
ドミネーションズ -文明創造- ※Big Huge Games(英語版)開発・配信 (後に子会社化)
真・三國無双 斬 ※台湾SO-CAYENNE MOBILE ENTERTAINMENT開発
メイプルストーリーM
V4 (2020年9月24日リリース) ※子会社のNAT GAMES開発
FIFA ONLINE 4 M by EA SPORTS(日本未配信)※Electronic Arts Seoul Studio (現Spearhead) 開発
Darkness Rises(日本未配信)※子会社のBOOLEAN GAMESが開発
ゴジラディフェンスフォース ※子会社のNeople傘下のStudio42開発
Traha(2020年4月23日リリース)
ブルーアーカイブ(グローバル版) ※子会社のNAT GAMES開発(後にNexon GTを吸収合併しNexon Gamesとなる。)日本版のみYostarが運営・配信している。
Point Blank: Strike (日本未配信) ※NEXON RED (旧wellgames) 開発
BnB M (日本未配信)
KartRider Rush+ (日本未配信)
Runway Story (日本未配信)
テイルズウィーバー:SecondRun (2022年11月21日サービスイン)
開発中
マルチプラットフォーム
KartRider: Drift[11] ※Wonder Holdingsとの合弁で開発[12]
幻世酔虎伝オンライン[11]
The First Descendant[11]
Project OVERKILL[11]
HIT:The World[13]
PC
Night Walker[11]
CS
Arad Chronicle: Kazan[11] ※子会社のNeopleが開発、旧Project BBQ→Project AK
モバイル
Project NGR
真・三國無双8モバイル ※Nexon傘下のONE Studio開発[14]
マビノギモバイル[11] ※Wonder Holdingsとの合弁で開発[12]
運営終了予定
PC
モバイル
開発・運営中止
PC
ZerA(クローズドβテスト終了後、公式サイトが一時停止、1年後の2008年1月にサービス中止が発表された)
マビノギ2: アリーナ(朝鮮語版) ※devCAT Studio開発
マビノギ XBOX 360版 ※devCAT Studio開発[15]
ハスキーエクスプレス (2009年8月11日韓国でオープンベータ開始、2011年4月18日韓国でサービス終了[16]) ※devCAT Studio開発[15]
スラップショット・アンダーグラウンド ※Numix Entertainment開発[15]
Trash Buster (2008年11月13日韓国でオープンベータ開始、2008年12月31日韓国でサービス終了) ※LODUMANI studio開発[15]
カバティーナストーリー ※Wizet studio開発
Titanfall Online(2015年7月計画発表、2018年7月開発中止が報じられる[17])※ネクソンGT開発
Need for Speed: Edge (2017年12月韓国でベータテスト開始[18]、2019年5月30日韓国でサービス終了[19]) ※Spearhead (旧Electronic Arts Seoul Studio) 開発
Project G (2019年8月開発中止が報じられる[20]) ※NEXON RED (旧wellgames) 開発
PERIA CHRONICLES (2019年5月韓国でパイオニアテスト、2019年8月開発中止が報じられる[21]) ※孫会社のThingsoft(英語版)が開発
Dragonhound (2019年11月開発中止[22]) ※子会社のdevCAT Studio開発
モバイル
Dave The Diver (2019年8月開発中止[22]) ※子会社のNeople傘下のStudio42開発
? ?? ? (2019年8月開発中止[22]) ※子会社のNeople傘下のStudio42開発
ファイナルファンタジー XI R (2021年2月9日開発中止表明[23]) ※Nexon傘下のONE Studio開発[24]
不明
メープルオデッセイ (2019年11月開発中止) ※子会社のWhat! Studio開発[25]
Project M (2019年11月開発中止) ※子会社のNEXON RED開発[25]、EAとの共同[26]